眼科領域・クローン病等の針灸治療相談とは 本文へジャンプ


・千秋針灸院は眼科領域を専門としているため、眼の病気や症状から日常生活での注意点まで、説明を十分に行うことができます。

・一般に日本での針灸(鍼灸)のイメージは、肩や腰の痛みなど、整形外科分野の病気や症状が、治療の対象と考えられています。また針灸治療のイメージは、「痛いのでは」、「得体の知れない治療」、などではないでしょうか。こうした印象を持つ方も多い中で、千秋針灸院では眼科領域を専門として針治療を行っています。確かに針治療は無痛ではありません。しかし当院では眼科領域の難病に対して、8才頃から成人と同様に針治療を行っています。治療の結果は患者さんごとの状況も異なることから個人差もありますが、眼科領域を唯一の専門としているため、年間延べ6.000症例に及ぶ実績があり、様々な病気に対して医学的な根拠のある統計症例報告を行っています。

・千秋針灸院では眼科領域での専門性の高さを生かし、安全で効果的な針治療が、一人でも多くの患者さんに、眼科領域の難病治療の選択肢の一つとなるよう、病気や症状、また針治療の不安や疑問などに、可能な限りお答えしていきたいと考えています。当院の豊富な実績や、千秋針灸院内限定で見ていただける様々な眼科での検査結果や画像、資料、治療方針に対しての疑問や不安に対しても、可能な限り正確な情報をお話しできます。また日常生活での注意点や遮光眼鏡、サプリメント、栄養療法などについても、眼科分野からの最適なアプローチが可能です。

・特に当院から統計症例報告を公開している網膜黄斑変性、網膜色素変性をはじめ、緑内障、糖尿病・網膜症、視神経炎、網膜静脈閉塞など、比較的症例が多い疾患では、十分な説明が可能です。眼科医の診断や治療法に対する疑問や今後の治療についての意見、必要以上に投薬や手術を行わず治療したいなど、様々な内容や要望に対して、最新の眼科医学、抗加齢医学、中医学に基づいてお話しできます。

・私の持病でもあるクローン病(潰瘍性大腸炎を含む)については、200名以上の治療経験から針灸治療を中心に説明いたします。


・眼科針灸相談を始めてから、特にクローン病関係についての問い合わせが増えており、私自身のクローン病が治癒(完全寛解)していることもあり、多くの「話を聞いてみたい」という問い合わせがあります。私もクローン病の患者さんの力になれることは、最も願っていることですので、これまでも電話等では可能な限り丁寧に説明させていただきました。しかし数年前等に比較してもかなり忙しくなっており、来院されている患者さんの治療で手一杯な状況です。そこで、クローン病関連も眼科針灸相談と同じく、時間を確保して有料(初診料相当の料金をいただき、治療を行う場合は初診料または再診料に充当可)の治療相談を設定することにしました。

・クローン病等の消化器内科は正直なところ専門外ですので、眼科領域ほどには現代医学の内容を説明することはできませんが、私自身がクローン病との闘いを通して学んだことや、どうして針灸治療を考慮すべきなのか、どのように回復への道筋を見つけていくのかを、患者さんと向かい合いながらお話していけたらと思っています。

・最近ではレミケード、ヒュミラ、免疫抑制剤など、正常な免疫力を高める鍼灸治療や漢方薬などとは、真逆の治療を行われている患者さんも少なくありません。こうした最近の免疫抑制方向の治療については、治療効果が相殺されてしまいますので鍼灸治療とは併用できません。レミケード、ヒュミラ、免疫抑制剤などを今後も使い続ける予定の場合には、鍼灸治療は行わず治療相談のみとさせていただくこともあります。ただし何らかの理由で免疫抑制方向の治療を中断したい希望があれば、鍼灸治療を検討いただけたらと思います。実際、最近ではレミケードなどの長期使用による効果の減弱や副作用から、離脱を希望される患者さんが多くなっています。

・クローン病からの回復には、実際に病気を経験した者にしか分からない部分が確かにあります。また200名を超えるクローン病などへの針灸治療を行ってきた経験がありますので、私の話を必要とされる患者さんがありましたら、治療相談をお申し込みください。

・針治療に不安や疑問のある方に、初めから針治療ありきではなく、まずは気軽に相談していただける方法を用意しました。

・私は針治療に不安や疑問のある患者さんは、最初から針治療ありきではなく、まずは相談してみるという選択肢も必要と思います。しかし、これまでのメールや電話での相談では、患者さんの本当の状況を掴むことが難しく、適切なお話や回答ができていたとはいえない状況でした。「眼科領域・クローン病等の針灸治療相談」とは、当院での初回時に相当する問診や、各種測定などを全て行わせていただき、患者さんの状況をできる限り把握した上で、病院での治療も含めた今後の方針についての説明や、各種のサポートを行っていくものです。クローン病などでは患者さん本人が入院中で来院できない場合でも、ご家族の方から詳しい状況の説明が可能であれば相談していただけます。

・「眼科針灸相談」は、初回時に相当する問診や各種測定をさせていただき、他の患者さんの治療も並行して行っていきますが、概ね正味30分〜1時間程度の時間をかけます。また通常の初回の診療と同様に、眼科領域を専門とする私が対応します。このため、初回料(2.200円)に相当する料金をいただくことになります。クローン病等の治療相談についても2.200円です。有料とはなりますが、相談後3ヶ月以内に針治療を行う場合には、そのまま初回料または再診料に充てることができますので、針治療をするかどうかは後から考えていただければよく、気軽にご相談いただけたらと思います。眼科や消化器内科などでいただいた各種の検査データや画像などもお持ちいただけると、より的確なお話ができると思います。

・眼科領域、クローン病等の針灸治療相談では制限させていただく内容として、針治療を行われない場合には、実際に使用した経穴(ツボ)などが記載できませんので、カルテの写しなどの各種資料はお渡しできません。また相談の対象となる疾患は眼科領域、クローン病(潰瘍性大腸炎等も含む)に限ります。相談として予約をされた場合、予約状況が混雑している場合には、当日に希望されても針治療ができないこともあります。この場合は後日予約をお取り下さい。私は医師ではありませんので、病気への投薬や手術に関わる診断や指示はできませんが、可能な限り丁寧に説明させていただきます。

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