『絆・創作過程』



引き裂かれた恋人達、との内容。
そして。
『遙か』シリーズでは、誰も彼もが「貴女を必ずお守り致します。」と言う。―――だったら守って貰おうじゃないのっ!!

花梨ちゃんをとんでもなく辛い目に遭わせています。花梨ちゃん贔屓の銀竜草にしては珍しい。だけどハッピーエンドにするのは決定事項だったから、こういう内容でも書いてみようと思いました。
結局は、絆=二人の子供=忠直、です。
河内での生活は分からないので、全て銀竜草にとって都合の良いように書き進めました。頼忠の家族は大家族のようですが、弟一人だけ登場。(もう一人は頼忠の代わりに京の棟梁の屋敷へ。)両親は頼忠達の会話の中でだけ登場という手抜きさ。しかし、多ければ多いほど無駄に長くなるので仕方が無いのです。書ききれるほどの文才はないので。


感想。
今回は神子と頼忠、二人共に全く活躍しませんでした。残念だと思いながらも、世話になった八葉が神子の為に頑張る内容が、個人的に嬉しい。
しかし反対に、乱闘シーンだとか襲われた姫君だとか、そういうのが苦手な人がいるでしょうね。だけど何時もと似たような話ばかりでは面白くないと強引に書き進めました。(でも、これでも控え目にしたのです。)
長編になると分かっていながら書き始めた自分に驚きです。







※おまけ創作※
『宮の大納言のその後1・2』 『絆〜反〜』の3ヶ月後。復讐という内容。
※幸鷹・千歳&イサト&星の一族・
  宮の大納言・オリジナルキャラ。
※臨時拍手を撤去したらこちらに移動する予定。
※参考※
『―――運命―――』 頼忠×花梨 第4章頃。
※ゲーム本編とは全く関係ありません。
※掲示板から移動。
2009/
05/19
※別窓が開きます※













※参考

01・・・某テレビ特別番組を見ていて。
  ・・・→「キリストには密かに恋人がいた。で、恋人は妊娠したけれども迫害を恐れて単身海外に逃げる。そして一人産み育てる。」から妄想。
02・・・最初考えたのは、勝真×花梨。
  ・・・→花梨が斎姫となって引き離される。
  ・・・→花梨が密かに産んだ子を、千歳が育てる。
  ・・・→その後、花梨は死亡。
  ・・・→悲劇だから却下!(勝真×花梨自体が書けないしね。)
03・・・では、頼忠×花梨にするには?
04・・・キリスト・・・花梨ちゃん。
  ・・・恋人・・・頼忠。
  ・・・→産むのは花梨だけど、育てるのは当然頼忠だね。
05・・・内容は「引き裂かれた恋人達」
  ・・・→龍神の神子の役目が終了。
  ・・・→でも神子の影響力を恐れた貴族達が斎姫として祀り上げる。
  ・・・→しかし頼忠とはもう恋人関係にあり、引き離された後、妊娠が判明。
  ・・・→密かに産み、紫姫が連れ出し頼忠に託す。
  ・・・→河内に帰り、花梨との想い出を胸に子供を一人育てる。
06・・・ガオォォォォ。やっぱりこれ、悲劇じゃん!
  ・・・→ハッピーエンドにするにはどうしたら良い?
07・・・花梨が頼忠の元に行かなければどうにもならない。
  ・・・→斎姫を辞めなければいけない。
  ・・・→辞められるようなものだったら、最初から断れば良い。
  ・・・→辞められないんだったら・・・死んだ事にする?
  ・・・→それは他の作品で書いた。だから駄目。
  ・・・→じゃあ、翡翠に誘拐させようか?
08・・・いきなり誘拐では不自然。
  ・・・→病気がちの花梨を斎姫の役目から解放。
  ・・・→病気回復祈願する為に出家。
  ・・・→その移動中に。
09・・・いや、不自然な事には変わり無し。
  ・・・→表向き、身代金目的の誘拐。
  ・・・→でも金は払いたくないと貴族が騒ぐ。
  ・・・→見殺し。
  ・・・→で、自由、と。
  ・・・→翡翠がそのまま河内に連れて行く。
10・・・取り敢えず、それで書き始めてみよう!
11・・・神子は邪魔者扱い。
  ・・・→予算を渡さない。
  ・・・→閉じ込める屋敷の手入れをしない。
  ・・・→八葉が頑張って準備する。
12・・・花梨ちゃんが妊娠を自覚。が・・・・・・その部分が書けず。
13・・・書ける所から書こうか。内容確認。
  ・・・→序章的な部分
  ・・・→本編1・・・斎王となる&密かに出産
  ・・・→本編2・・・斎王を辞める
  ・・・→本編3・・・河内の頼忠の元へ。
  ・・・→終章的な部分。
14・・・『2』で花梨ちゃんを苛めた貴族にはお仕置きが必要だよね!
15・・・予算を渡さない貴族は、その金を横領。
  ・・・→強盗に襲われる。
16・・・手に入れられない神子なんて、いなくなれ!
  ・・・→誘拐時のドサクサに半殺しにしよう。(←銀竜草、怖い。)
17・・・斎姫だと八葉が誰も側にいられない。
  ・・・→花梨が可哀想。
  ・・・→警備責任者に勝真。
18・・・勝真が警備責任者だとすると、誘拐されたら責任を問われてしまう。
  ・・・→だったら、花梨を苛めた貴族の一人を責任者にしよう。
19・・・優秀な八葉が側にいたら、誘拐するのは不可能。
  ・・・→誰もいない。
  ・・・→責任者の貴族にお仕置きする者がいない。
  ・・・→その貴族を恨む者を作り上げよう。
  ・・・→花梨を手に入れようとして失敗して恨んでいるのだから、成功してしまった姫君。
  ・・・→姫君はお仕置き出来ないから、その兄弟。
20・・・強盗は誰がするの?
  ・・・→斎姫の為の予算を横領。
  ・・・→金に汚い→国守→こいつのせいで落ちぶれた元有力な一族。
21・・・それだけだとつまらない。
  ・・・→金に汚い上級貴族なんだから、身分の低い貴族達からも搾取。
  ・・・→屋敷を破壊しよう!
22・・・取り敢えず、書き進めよう!
23・・・『2』が詰まったから『3』へ。
  ・・・→さて、花梨が河内に行くけど・・・ただ行くだけではつまらないなぁ。
  ・・・→年月が過ぎているから、どちらからも馴れ馴れしく出来ない。
24・・・ハッピーエンドにするためにはどうしたら良い?
  ・・・→大切にされていた花梨は、河内での生活が辛いに違いない!
  ・・・→頼忠の勝手な思い込みを、花梨は河内の生活に馴染む事で壊す。
25・・・きっかけはどうする?
26・・・思い付かないから他の事。『1』に戻る。
  ・・・→幸せな京での生活。
  ・・・→頼忠の為に料理を作ろう!
  ・・・→まともに作れそうなのは・・・・・・お汁粉ぐらいか?
  ・・・→砂糖をふんだんに使った料理は甘い。
  ・・・→花梨との口付け♪
27・・・お汁粉=花梨との口付け。
  ・・・→『3』での最後のきっかけは、これにしよう!
28・・・『2』に戻る。
  ・・・→花梨が運命を変えようとするきっかけは?
  ・・・→頼忠との思い出の品を見て。
  ・・・→同じネタになってしまうけど、梅の花。
  ・・・→『1』の時に梅の花に、何時か共に生きられる日が来るようにと願掛けした。
29・・・ふと、斎姫・斎王・斎院、を調べる。
  ・・・→斎姫=斎王。伊勢斎王と賀茂の斎王の二人がいる。
  ・・・→伊勢斎王の方(賀茂の方は分からず。でもある筈。)には、専門の役所がある。官人女官が沢山。
  ・・・→文化の中心。
30・・・『1』や『2』、そこの部分を書き直し。
31・・・『2』に戻る。
  ・・・→神子を誘拐したら、大規模な捜索が開始される筈。
  ・・・→京の外で誘拐しよう。
  ・・・→同じ日、強盗事件発生。
  ・・・→検非違使は強盗犯を追っている。
  ・・・→神子を探しにいけない。
32・・・それだけだと不自然、説明不足。
  ・・・→千歳が黒龍にお願い、雨を降らせて痕跡を消して!
  ・・・→手掛かり無くては探しようが無い。
  ・・・→八葉に協力している貴族が神子の身代金を払う事を拒否。
  ・・・→身代金支払いはしない事を決定。
33・・・『1』に戻る
  ・・・→子供を手放す時って、たいてい思い出の品を手渡している。
  ・・・→手紙は駄目、産着は縫えない。だったら・・・ここでも梅の花を利用するか。
  ・・・→梅の花をあげようにも既に枯れている筈。
  ・・・→だったら、梅の花を残したくて押し花を作っていた。それをカードにして。
34・・・長編だと何処が何処だか分かり難く、読み辛い。
  ・・・→それぞれ題名付けよう。
  ・・・本編1・・・『絆〜従〜』
  ・・・本編2・・・『絆〜反〜』
  ・・・本編3・・・『絆〜歩〜』
35・・・ふと泉水の家族を調べる。
  ・・・→弟を登場させていたが、弟はいない。
  ・・・→弟を兄に変更。
36・・・一話一話の長さを調節。
  ・・・→『絆〜歩〜』での出歯亀の会話を増やす。
  ・・・→『絆〜歩〜』での花梨と頼柾、花梨と忠直の会話を付け足す。
  ・・・→『絆〜従〜』での花梨の生活を増やす。女房の心の変化。
37・・・『絆〜反〜』翡翠が出張りすぎの割りに、一部の八葉の活躍が少ない。
  ・・・→作戦会議、決行中の中に、会話などを付け足す。
38・・・何かをする時、陰陽道の占いで決める。
  ・・・→だけど大納言を恨む者探しで泰継は京にいない。
  ・・・→勝真・泉水が協力者の説明。
39・・・『絆〜従〜』の終わりと『絆〜反〜』の始まりが同じ章。
  ・・・→分ける。
40・・・『絆〜従〜』子供の名前を頼忠に付けてくれるように頼む。
  ・・・→紫姫に文で―――いや、直接知らせたいよね。
  ・・・→物忌みの付き添いは今も継続。
  ・・・→悪阻で苦しむ花梨に泰継がお呪い。
  ・・・→そのドサクサに書いた紙を手渡す。
41・・・『絆〜反〜』少納言への復讐に、納得のいく理由を付け足そう。
  ・・・→花梨を手に入れる事を失敗。
  ・・・→代わりに千歳を狙う。
42・・・神子が誘拐されているのに、八葉が探索を諦めたら不自然。
  ・・・→幸鷹が検非違使の部下に非公式で調べるように命令。
43・・・細かい部分を色々と手直し。
44・・・一旦中断して後日談。目標、八葉全員登場させよう。
  ・・・勝真・・・
  ・・・イサト・・・関白左大臣家の女房との会話。
  ・・・彰紋・・・帝との会話。
  ・・・幸鷹・・・協力者の大将との会話。
  ・・・翡翠・・・
  ・・・泉水・・・兄上と姫君のその後。
  ・・・泰継・・・
  ・・・千歳・・・
  ・・・深苑・・・紫姫への恋文に悩む。
  ・・・→何人か、思い付かん・・・・・・。
45・・・本文を色々と手直し&後日談を考え中。
46・・・『絆〜反〜』花梨誘拐に女房が手引き。
  ・・・→翡翠の部下。
47・・・どうやって女房になった?
48・・・翡翠との繋がりを気付かれてはならない。
  ・・・→八葉とは全く関係無い人の推薦状を持っていた。
  ・・・→責任問題になるかも?・・・だったら、警備責任者となった少納言の。
  ・・・→女は自分一人の力で少納言に取り入る。
  ・・・→だったら・・・平家に女房となる予定。
  ・・・→手引きしてあげるv
49・・・後日談の続き。
  ・・・勝真は千歳との会話。
  ・・・→PC版バレンタインのおまけイベントでは、龍神がチョコレートをくれた。
  ・・・→千歳と花梨、龍神様で繋がっている。
  ・・・→文ぐらいなら届けてくれたって良いよね?
  ・・・翡翠は一人物思いに耽よう。
  ・・・→花梨からの直筆の文が届く。
  ・・・→結婚したとの報告。ありがとう。
  ・・・検非違使の部下が探索を続けていた。
  ・・・→泰継にも協力して貰っていた。
50・・・神子の行方、疑問が残っていては怖い。
51・・・翡翠の誘拐手口は鮮やか。
  ・・・→手掛かりが残っていない。
  ・・・→不自然過ぎる。
  ・・・→もうこの世界にはいないのでは無いか?
  ・・・→龍神が元の世界に連れ去ったとしか、考えられない。
52・・・誤字脱字チェック。
53・・・河内での後日談も欲しいよね?
54・・・元気な花梨ちゃん。
  ・・・→この時代の人とは違う発想。
  ・・・→夜着を縫うが、着ぐるみだったらびっくりするかも!?
  ・・・→忠直に「牛さんの着ぐるみ夜着」
  ・・・→これだけだったら物足りないよねぇ・・・。
  ・・・→じゃあ、頼柾にも縫っちゃおう♪
55・・・花梨と頼忠、仲の良い夫婦。
  ・・・→素で惚気る花梨。
  ・・・→ため息の頼柾。
56・・・「着ぐるみ」を『花梨お手製夜着』として後日談1。
  ・・・「惚気」を『頼柾が嫁さん探しを始めた理由』として後日談2。
57・・・後日談1の方が書けないから、後日談2を先に書く。
58・・・宮の大納言へのお仕置きが物足りない・・・・・・。
  ・・・→本編では取られた物を取り返していたっけ。
  ・・・→だったら、屋敷自体を取り返すってのは?
  ・・・→だけど、追い出されて大人しくしているか?
  ・・・→だったら・・・これ以上の悪さは出来なくさせよう。
  ・・・→嫌がらせをする仲間を失う。
  ・・・→天の怒り、ってのは?この理由なら幾らなんでも大納言の指示に従えないだろう。
  ・・・→天の怒りって何?
  ・・・→困った時の龍神様、この場合は千歳&黒龍様♪
60・・・宮の大納言のその後を番外編として書く。
61・・・河内での番外編1を少しずつ書き始める。
  ・・・→頼柾にも縫うだけでは物足りないか?
  ・・・→着ぐるみは猿。ならば、尻尾を付ける事を提案したのは源家の母上様。
62・・・細かい部分を手直し。
63・・・誤字脱字チェック。
64・・・完成♪
65・・・後日談での泉水、物足りないんだ。
  ・・・→泉水だから、宮。
  ・・・→宮は大納言の実弟。
  ・・・→それを宮が話した。
  ・・・→泉水の方が身分が上だと知る。
  ・・・→大納言は泉水の優しさを知り、家の事も頼む。「地位を得て神子の願いを叶えろ。」
  ・・・→泉水、内大臣家の嫡男となる、を追加。
66・・・神子を斎王とする案を出したのは少納言、というのは不自然か?
  ・・・→少納言の舅である左大臣に変更。
  ・・・→それだと復讐する理由としては弱くなる。
  ・・・→他で真相を知っている女房が、実は少納言の入れ知恵だった、と翡翠に話す。
67・・・妊娠発覚から出産までが兎にも角にも早過ぎる。
  ・・・→そういえば、後日談で千歳が頼忠の代わりに大豊神社にお礼参りに行っているっけ。
  ・・・→大豊神社に祈った誓願の内容を付け足し。
68・・・言い回し言葉を直して完成♪