Can Gio ユニット
Can Gio地区
カンザー、カンゾー、カンヨーなどカタカナではさまざまに表記されますが、ホーチミン市の南西に位置し、行政区はクチと同様ホーチミン市の郊外県に管轄されています。ホーチミンの中心部から30分ほどのところでフェリーに乗り、川を渡ると雰囲気はがらりと変わります。さらに車で少し進むと農村部の景色になっていきます。
早くからマングローブの植林が行われたこの地域では、広大なマングローブ林が広がっています。自然には恵まれていますが、一般的な農村部と同様に目立った産業もなく、現金収入は多くありません。最近はエビの養殖が盛んに行われるようになっていますが、マングローブ破壊の一因だとも言われています。
2008年度研修内容
Can Gioユニットのガイドをしてくださったティエラの多久義春さんのすすめで、森林保全局と同じ敷地にある小学校に通う子どもたちに、少しずつですが文房具とお米を配りました。
今回の研修全体のメインイベントでマングローブの植林体験を行いました。まず、森林保全局でカンザー地区の環境などについてレクチャーを受け、船で1時間ほど下った湿地帯に行って植林しました。乾季の植林なので、ある程度生長した苗を植林しました。保全局の方が予め整地し、苗も用意してくれていました。
カンザーには多人数で宿泊できる施設があまりなく、カンザーリゾートで宿泊しました。レストランやロビースペースもオープンエアで快適なリゾートでした。
翌日はカンザー博物館に行ったあと、動物公園とゲリラ基地見学に行きました。枯葉剤が撒かれる原因になったゲリラの基地が再現されていて、クチトンネルとは違った面白さがあります。動物公園内からゲリラ基地までの往復はスピードボートでマングローブの間を抜けていきます。
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