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BasicQuestTempEventHost (script/fgs/basic_quest.fges)


このクラスは一時的なイベントオブジェクトを管理するためのクラスです。
このクラスのインスタンス管理で作成したイベントオブジェクトは
管理しているインスタンスが消滅する時に一緒に消滅します。

このクラスは TileMapEventScene を内包継承しているシーンの駆動中でなければ
インスタンス化することができません。

このクラスはイベント中にだけ出現するイベントオブジェクトを扱うのに適しています。

●継承/注入

   このクラスは継承/注入をしていません。

●インターフェイスとインターフェイスメソッド

   このクラスはインターフェイスの実装宣言をしていません。

●クラスメソッド

   このクラスはクラスメソッドを持っていません。

●クラスメンバメソッド

名前概要
public操作メソッド CreateTempEvent新しい一時イベントオブジェクトを作成します
public操作メソッド CreateDummyEvent新しいダミー一時イベントオブジェクトを作成します
public操作メソッド AllDeleteTempEvent管理下の一時イベントオブジェクトを全て削除します

●クラス共有変数

   このクラスはクラス共有変数を持っていません。

●インスタンス変数

名前概要
internal link_sceneイベント操作を行うシーンオブジェクト
internal objlist管理しているイベントオブジェクトリスト




BasicQuestTempEventHost::CreateTempEvent

public INativeEventObject@ CreateTempEvent( INativeInteger eventid,
             INativeLogicUnit x, INativeLogicUnit y, INativeInteger z,
             INativeInteger? sid=NULL, INativeString? metadata=NULL)


   新しい一時イベントオブジェクトを作成して返します。
   作成したイベントオブジェクトはこのオブジェクトが消滅する時に連動して消滅します。
   
   イベントIDはビット31が1である場合、下位31ビットはグローバルイベントのIDを示し、
   ビット31が0である場合、下位31ビットはマップイベントのIDを示します。
   
   設定する座標はイベント標準論理座標を使用します。
   また、設定するZ座標の下位10ビットは無視され、下位10ビットには配置するイベントのZ座標設定が使用されます。
   
   このメソッドが生成したイベントオブジェクトはオブジェクトの状態が直ちに更新されます。
   ただし、複数のイベントオブジェクトを連続して作成した場合、
   状態更新ハンドラや状態変化ハンドラの呼び出し時に他のイベントオブジェクトの状態が更新済みである保証はありません。
   これらのハンドラ内で連続して作成するイベントオブジェクトへアクセスすべきではありません。
   
戻り値:生成したイベントオブジェクトを返します。

INativeInteger eventid :イベントオブジェクトを作成するイベントID。
INativeLogicUnit x :生成したオブジェクトを配置する論理X座標。
INativeLogicUnit y :生成したオブジェクトを配置する論理Y座標。
INativeInteger z :生成したオブジェクトを配置する論理Z座標。
INativeInteger? sid=NULL :生成したオブジェクトのシリアルID。
         空参照を指定した場合は-1に設定されます。
INativeString? metadata=NULL :生成したオブジェクトの初期メタデータ。
         空参照を指定した場合は空文字列に設定されます。

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BasicQuestTempEventHost::CreateDummyEvent

public INativeEventObject@ CreateDummyEvent(
             INativeLogicUnit x, INativeLogicUnit y, INativeInteger z,
             INativeInteger? sid=NULL, INativeString? metadata=NULL)


   新しいダミー一時イベントオブジェクトを作成して返します。
   作成したイベントオブジェクトはこのオブジェクトが消滅する時に連動して消滅します。
   
   ダミーイベントはグローバルイベントの3番として定義されています。
   このイベントには基本的に空のイベントを定義しておき、実行時に直接中身を設定する形で使用します。
   最も多い使い方はグラフィックのみを設定して「見た目だけキャラクター」としての使い方となるでしょう。
   
   設定する座標はイベント標準論理座標を使用します。
   また、設定するZ座標の下位10ビットは無視され、下位10ビットには配置するイベントのZ座標設定が使用されます。
   
   このメソッドが生成したイベントオブジェクトはオブジェクトの状態が直ちに更新されます。
   ただし、複数のイベントオブジェクトを連続して作成した場合、
   状態更新ハンドラや状態変化ハンドラの呼び出し時に他のイベントオブジェクトの状態が更新済みである保証はありません。
   これらのハンドラ内で連続して作成するイベントオブジェクトへアクセスすべきではありません。
   
戻り値:生成したイベントオブジェクトを返します。

INativeLogicUnit x :生成したオブジェクトを配置する論理X座標。
INativeLogicUnit y :生成したオブジェクトを配置する論理Y座標。
INativeInteger z :生成したオブジェクトを配置する論理Z座標。
INativeInteger? sid=NULL :生成したオブジェクトのシリアルID。
         空参照を指定した場合は-1に設定されます。
INativeString? metadata=NULL :生成したオブジェクトの初期メタデータ。
         空参照を指定した場合は空文字列に設定されます。

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BasicQuestTempEventHost::AllDeleteTempEvent

public void AllDeleteTempEvent()

   このオブジェクトを使用して作成した一時イベントオブジェクトを全て削除します。
   
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BasicQuestTempEventHost::link_scene

internal Pointer<TileMapEventScene> link_scene

   このオブジェクトが作られた時のシーンオブジェクトで、
   一時イベントオブジェクトを作成、削除するシーンオブジェクト。
   
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BasicQuestTempEventHost::objlist

internal PPointerArray<INativeEventObject> objlist

   このオブジェクトが管理する一時イベントオブジェクトのリスト。
   
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最終更新 2020/12/21