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このクラスは汎用ルール処理を実行するクラスです。
MPDataAdapter および MPOperator の処理はこのクラスから起動されます。
入出力でビット数が異なる場合、下位ビット側の共通部のみが反映されます。
汎用ルール処理は RuleProcessor クラスよりも低速ですが、多様な記述が可能となり、
FGESが実行速度上苦手とする、データ集合に対する一括処理の一つの解として実装されています。
このクラスで扱うデータは参照のみを保持しています。
ルールを適用する可能性がある間は関係するオブジェクト全てを維持しなければいけません。
●継承
このクラスは継承をしていません。
●インターフェイスとインターフェイスメソッド
このクラスはインターフェイスの実装宣言をしていません。
●クラスメソッド
このクラスはクラスメソッドを持っていません。
●クラスメンバメソッド
●クラス共有変数
このクラスはクラス共有変数を持っていません。
●インスタンス変数
このクラスはインスタンス変数を持っていません。
●C++レベル追加情報
クラスID: FGES_CLASSID_MULTIPROCESSOR
クラス名: FGESMultiProcessor
MultiProcessor::AddOperator
public Bool AddOperator( MPOperator operator_obj)
実行する演算を追加します。
このメソッドで追加した演算は Apply によって追加した順番で全て実行されます。
戻り値:追加に成功した場合、真を返します。
MPOperator operator_obj :追加する演算オブジェクト。
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MultiProcessor::Reset
public void Reset()
このオブジェクトに設定済みの全ての演算を削除します。
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MultiProcessor::Apply
public void Apply( INativeInteger x, INativeInteger y,
INativeInteger width, INativeInteger height)
事前に設定した演算を登録した順番で実行します。
このメソッドを呼び出すと、指定した領域内の全ての座標について演算が実行されます。
ここで指定する座標は演算対象としてマッピングしている範囲の左上を原点として評価します。
INativeInteger x :評価領域の左上X座標。
INativeInteger y :評価領域の左上Y座標。
INativeInteger width :評価領域の横幅。
INativeInteger height :評価領域の縦幅。
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最終更新 2021/03/01