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このクラスは拘束メソッドを扱うクラスです。
拘束メソッドとは、呼び出しのホストオブジェクトとメソッドの組み合わせを保存し、
どのような状況で呼び出されても事前の組み合わせで呼び出すメソッドです。
このクラスは参照だけを保存し、メモリ管理は行いません。
呼び出しを行った時点で組み合わせたオブジェクトが消滅していると例外が発生します。
●継承
   このクラスは継承をしていません。
●インターフェイスとインターフェイスメソッド
   implements INativeMethod
          Call
          Reserve
          CallV
          ReserveV
          ValidateCall
          ValidateCallV
          (C++レベルキャスト)FGESBoundMethod
   implements INativeClosure
          Call
          CallV
          ValidateCall
          ValidateCallV
          (C++レベルキャスト)FGESBoundMethod
●クラスメソッド
   このクラスはクラスメソッドを持っていません。
●クラスメンバメソッド
●クラス共有変数
   このクラスはクラス共有変数を持っていません。
●インスタンス変数
   このクラスはインスタンス変数を持っていません。
●C++レベル追加情報
クラスID: FGES_CLASSID_BOUNDMETHOD
クラス名: FGESBoundMethod
BoundMethod::INativeMethod@@Call
Any?@ INativeMethod@@Call(...)const
   このオブジェクトが示すメソッドを呼び出します。
   事前に Set または ConstSet でメソッドを設定していない場合例外が発生します。
戻り値:呼び出したメソッドの戻り値を返します
可変長引数:呼び出すメソッドの引数としてそのまま使われます
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BoundMethod::INativeMethod@@Reserve
Bool INativeMethod@@Reserve(...)const
   このオブジェクトが示すメソッドを予約します。
   予約したメソッドはこのスレッドの呼び出しスタックの最下層に挿入され、
   現在このスレッドが実行しているメソッドが全て終了した後、   実行が開始されます。
   引数のオブジェクトは実行が開始されるまで存在していなければいけません。
   ローカル変数や一時オブジェクトを引数に使うと例外の原因になります。
   事前に Set または ConstSet でメソッドを設定していない場合例外が発生します。
   また、予約したメソッドの戻り値は取得できません。
戻り値:予約に成功すると真を返します
可変長引数:呼び出すメソッドの引数としてそのまま使われます
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BoundMethod::INativeMethod@@CallV
Any?@ INativeMethod@@CallV( Arguments arg_list)const
   このオブジェクトが示すメソッドを呼び出します。
   事前に Set または ConstSet でメソッドを設定していない場合例外が発生します。
戻り値:呼び出したメソッドの戻り値を返します
Arguments arg_list :呼び出すメソッドの引数として展開されます
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BoundMethod::INativeMethod@@ReserveV
Bool INativeMethod@@ReserveV( Arguments arg_list)const
   このオブジェクトが示すメソッドを予約します。
   予約したメソッドはこのスレッドの呼び出しスタックの最下層に挿入され、
   現在このスレッドが実行しているメソッドが全て終了した後、   実行が開始されます。
   引数のオブジェクトは実行が開始されるまで存在していなければいけません。
   ローカル変数や一時オブジェクトを引数に使うと例外の原因になります。
   事前に Set または ConstSet でメソッドを設定していない場合例外が発生します。
   また、予約したメソッドの戻り値は取得できません。
戻り値:予約に成功すると真を返します
Arguments arg_list :呼び出すメソッドの引数として展開されます
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BoundMethod::INativeMethod@@ValidateCall
Bool INativeMethod@@ValidateCall(...)const
   このオブジェクトが示すメソッドを指定した引数で呼び出せるか検証します。
戻り値:指定した引数で呼び出せる場合は真を返します。
可変長引数:検証する引数列
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BoundMethod::INativeMethod@@ValidateCallV
Bool INativeMethod@@ValidateCallV( Arguments arg_list)const
   このオブジェクトが示すメソッドを指定した引数で呼び出せるか検証します。
戻り値:指定した引数で呼び出せる場合は真を返します。
Arguments arg_list :検証する引数
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BoundMethod::INativeClosure@@Call
Any?@ INativeClosure@@Call(...)const
   このオブジェクトが示すメソッドを呼び出します。
   事前に Set または ConstSet でメソッドを設定していない場合例外が発生します。
戻り値:呼び出したメソッドの戻り値を返します
可変長引数:呼び出すメソッドの引数としてそのまま使われます
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BoundMethod::INativeClosure@@CallV
Any?@ INativeClosure@@CallV( Arguments arg_list)const
   このオブジェクトが示すメソッドを呼び出します。
   事前に Set または ConstSet でメソッドを設定していない場合例外が発生します。
戻り値:呼び出したメソッドの戻り値を返します
Arguments arg_list :呼び出すメソッドの引数として展開されます
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BoundMethod::INativeClosure@@ValidateCall
Bool INativeClosure@@ValidateCall(...)const
   このオブジェクトが示すメソッドを指定した引数で呼び出せるか検証します。
戻り値:指定した引数で呼び出せる場合は真を返します。
可変長引数:検証する引数列
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BoundMethod::INativeClosure@@ValidateCallV
Bool INativeClosure@@ValidateCallV( Arguments arg_list)const
   このオブジェクトが示すメソッドを指定した引数で呼び出せるか検証します。
戻り値:指定した引数で呼び出せる場合は真を返します。
Arguments arg_list :検証する引数
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BoundMethod::#operator=
public SelfType@ #operator=( SelfType v)
   このオブジェクトに v を代入します。
戻り値: this を返します。
IInteger v :代入する値を持つオブジェクト
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BoundMethod::Set
public Bool Set(editable Any? hostobj, FGESMethod method_obj)
   このオブジェクトを呼び出した時に使用する
   ホストオブジェクトと呼び出すメソッドのペアを設定します。
   このペアは method_obj.CallV(hostobj,arglist) の形で
   呼び出せる組み合わせでなければいけません。
   また、このメソッドはこの呼び出しが本当に可能かは検証しません。
   このメソッドの実行時に method_obj が呼び出されることはありません。
   
戻り値:設定に成功すると真を返します
editable Any? hostobj :呼び出しのホストオブジェクト
FGESMethod method_obj :呼び出すメソッド
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BoundMethod::ConstSet
public Bool ConstSet( Any? hostobj, FGESMethod method_obj)
   このオブジェクトを呼び出した時に使用する
   ホストオブジェクトと呼び出すメソッドのペアを設定します。
   このペアは method_obj.ConstCallV(hostobj,arglist) の形で
   呼び出せる組み合わせでなければいけません。
   また、このメソッドはこの呼び出しが本当に可能かは検証しません。
   このメソッドの実行時に method_obj が呼び出されることはありません。
   
戻り値:設定に成功すると真を返します
Any? hostobj :呼び出しのホストオブジェクト
FGESMethod method_obj :呼び出すメソッド
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BoundMethod::Clear
public void Clear()
   このオブジェクトを呼び出した時に使用する
   ホストオブジェクトと呼び出すメソッドのペアの設定を解除します。
   
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BoundMethod::Call
public Any?@ Call(...)const
   このオブジェクトが示すメソッドを呼び出します。
   事前に Set または ConstSet でメソッドを設定していない場合例外が発生します。
戻り値:呼び出したメソッドの戻り値を返します
可変長引数:呼び出すメソッドの引数としてそのまま使われます
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BoundMethod::Reserve
public Bool Reserve(...)const
   このオブジェクトが示すメソッドを予約します。
   予約したメソッドはこのスレッドの呼び出しスタックの最下層に挿入され、
   現在このスレッドが実行しているメソッドが全て終了した後、   実行が開始されます。
   引数のオブジェクトは実行が開始されるまで存在していなければいけません。
   ローカル変数や一時オブジェクトを引数に使うと例外の原因になります。
   事前に Set または ConstSet でメソッドを設定していない場合例外が発生します。
   また、予約したメソッドの戻り値は取得できません。
戻り値:予約に成功すると真を返します
可変長引数:呼び出すメソッドの引数としてそのまま使われます
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BoundMethod::CallV
public Any?@ CallV( Arguments arg_list)const
   このオブジェクトが示すメソッドを呼び出します。
   事前に Set または ConstSet でメソッドを設定していない場合例外が発生します。
戻り値:呼び出したメソッドの戻り値を返します
Arguments arg_list :呼び出すメソッドの引数として展開されます
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BoundMethod::ReserveV
public Bool ReserveV( Arguments arg_list)const
   このオブジェクトが示すメソッドを予約します。
   予約したメソッドはこのスレッドの呼び出しスタックの最下層に挿入され、
   現在このスレッドが実行しているメソッドが全て終了した後、   実行が開始されます。
   引数のオブジェクトは実行が開始されるまで存在していなければいけません。
   ローカル変数や一時オブジェクトを引数に使うと例外の原因になります。
   事前に Set または ConstSet でメソッドを設定していない場合例外が発生します。
   また、予約したメソッドの戻り値は取得できません。
戻り値:予約に成功すると真を返します
Arguments arg_list :呼び出すメソッドの引数として展開されます
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BoundMethod::IsAlive
public Bool IsAlive()const
   このオブジェクトを呼び出した時に使用する
   ホストオブジェクトと呼び出すメソッドのペアが生存しているか判定します。
   ホストオブジェクトとして空参照が指定されている場合、呼び出すメソッドの生存のみを判定します。
   呼び出すメソッドが設定されていない場合、このメソッドは偽を返します。
戻り値:設定しているペアが生存している場合、真を返します。
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BoundMethod::GetHostObject
public readonly Any?@ GetHostObject()const
   このオブジェクトを呼び出した時に使用するホストオブジェクトを取得します。
   このメソッドは設定されているホストオブジェクトが現存しない場合、空参照を返します。
   このメソッドはホストオブジェクトが設定されていない場合、空参照を返します。
戻り値:設定しているホストオブジェクトを返します。
      有効なホストオブジェクトが設定されていない場合、空参照を返します。
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BoundMethod::GetMethodObject
public readonly FGESMethod?@ GetMethodObject()const
   このオブジェクトを呼び出した時に使用するメソッドオブジェクトを取得します。
   このメソッドは設定されているメソッドオブジェクトが現存しない場合、空参照を返します。
   このメソッドはメソッドオブジェクトが設定されていない場合、空参照を返します。
戻り値:設定しているメソッドオブジェクトを返します。
      有効なメソッドオブジェクトが設定されていない場合、空参照を返します。
先頭へ
BoundMethod::ValidateCall
public Bool ValidateCall(...)const
   このオブジェクトが示すメソッドを指定した引数で呼び出せるか検証します。
戻り値:指定した引数で呼び出せる場合は真を返します。
可変長引数:検証する引数列
先頭へ
BoundMethod::ValidateCallV
public Bool ValidateCallV( Arguments arg_list)const
   このオブジェクトが示すメソッドを指定した引数で呼び出せるか検証します。
戻り値:指定した引数で呼び出せる場合は真を返します。
Arguments arg_list :検証する引数
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最終更新 2019/04/09