豊橋筆の歴史

 













 

•羊毛筆
中国に生息する山羊(やまひつじ)の頸部の毛(細光)を使用。筆の毛の中では、最も磨耗が少ないので寿命が長い。水分・墨をよく含むので使用後の手入れが重要。行書・草書に最適の筆です。

•いたちかな筆 
いたち特有の滑らかさが、かな文字(つづけ書き)に最適の筆です。楷書・行書のいずれにも美しい線質が得られます。

•いたちかな条幅用筆
いたち特有の滑らかさが、かな文字(つづけ書き)に最適の筆です。楷書・行書のいずれにも美しい線質が得られます。化粧上毛にコリンスキーを使い、更に滑らかに仕上げました。半紙六文字~八文字書きです。

•天平筆(雀頭筆)
日本で既存する最も古い筆と言われています。芯となる毛に和紙を巻き、其の周りに毛を植えて穂を作る方法は、日本に古くからある製筆法です。明治の初め頃までは、使われていた筆です。

•白猫蒔絵筆(白玉毛筆)
国内産の白猫の背の部分の毛だけを使った、百パーセント白猫の筆です。水や墨を、含ませると穂先が、玉のように丸くなる為、別名白玉と言われています。線を描いたり、模様を描く筆です。