各種筆紹介
-
太筆
穂の直径が10ミリ~12ミリくらいの太さの筆。
半紙の文字数で1文字~6文字程度書くのに向いている。
主原料は馬毛を使うものが多く、高級品ではイタチを使用する。 -
画筆
日本画、水墨画、水彩画などに使われる筆。
線を描くための筆、塗るための筆など、用途により使い分けることが多い。
主原料は様々。 -
かな筆
かなを書く筆。主原料はイタチを使うことが多い。
穂先の回りがよく、とても滑らかですべりが良い様に作られている。
太さは、穂の直径5ミリ~6ミリくらいのものが多い。 -
面相筆
細い線を描くことに優れた筆で、人形の髪の毛を描くときに用いられるほど。また、絵画などにも使われる。
主原料はイタチ、タヌキ、猫など。 -
絵手紙筆
絵手紙を描くための筆。
一本の筆で線を描いたり、塗ったりすることができる。
墨の含みが大変良い。
主原料は羊毛が多く、高級品はイタチが使われる。 -
連筆
日本画に使われる筆。
広い範囲の塗りこみ、ぼかしに使用。
筆の動かし方で様々な線が出る筆。 -
草筆
初代浜吉が得意として作り、代々受け継がれている筆。
トップページの書は、草筆で書かれています。 -
小筆
穂の直径が6ミリ~7ミリくらいで用途が多い筆。
名前書きに使用。
学童用は原材料に馬毛を使うことが多いが、幅広く使われるためイタチのものが好まれる。 -
中筆
穂の直径が7ミリ~9ミリくらいで、太筆と小筆の間の筆。
主原料は馬毛を使うものが多く、高級品はイタチを使用する。 -
写経筆
経を書写する筆。
主に、雀の頭のような形(雀頭型)の筆。
穂先が鋭く作られているものが多い。
主原料はイタチ。