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子育てから | 母から子へ | |
![]() 子供のお弁当の話をすると、誰もが皆な冷凍食品を上手に使っているようで、私の母も必ず入れてくれた冷凍食品はありました。 手作り三品だったら冷食二品をたしておかず五品のお弁当にするのが賢いお母さんの技のようです。 けれど私は、どうした事か二人の子供のお弁当には冷凍食品は使いたくなかったのです。どうしても冷食を使うときは、自分で作ったおかずを冷凍保存したもの限定でした。 海老フライやハンバーグ、イカリングなどはよく冷凍にしておいてお弁当に入れました。 長男の高校時代には学食で昼食がとれるようになると、せがまれて一日の昼食代を渡したりもしました。 けれど、私が作るお弁当には市販の冷凍食品は入らないのです。 ![]() 今では、年に数回ですがやっぱり手作りのお弁当を持たせます。 どうしてもお弁当を作る余裕が無い時はおにぎりを握って我慢してもらいます。 この習慣は、学食のない娘のお弁当にも続いていて、毎日お弁当を持って学校にいきます。6:28の電車で通学している娘にお弁当を持たせるのは大変で、疲れてお弁当を作れない事も時にはでてきます。時にはコンビニ弁当という事もありますが、やっぱり娘も長男同様で私におにぎりを握らせます。娘はおかずがたった三品しか入らずに彩りも良くないお弁当でも、冷食が入らないお弁当が誇りだったりするようです。 彼女いわく......。 お友達とおかずの交換をするのだとか。 『おかあさんのお弁当、けっこう皆に好評なんだよ。』なんて言われちゃうと明日は何にしようかな〜♪なんて密かに幸せを感じているのでした |
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私の母は、決してお料理上手ではありません。けれど、私の娘にとって絶対に母を超えられない味があり、大好きな料理… それは、『きんぴら』です。 おふくろの味を代表する『きんぴら』 私も一生懸命というよりは、ほとんど意地のように工夫をこらし、母とは違う『きんぴら』にチャレンジします。 ごぼうやレンコン、しらたきやエリンギなど甘辛く炒め煮にしたきんぴらは、ご飯のお供に美味しそうに食べてはくれているものの。 あるとき、娘がぽつりとつぶやきました。 「やっぱりきんぴらは、ばあちゃんの味だよね〜♪」 「まったく〜(T_T)」 ![]() 「作りガイの無い奴(T_T)」 よく耳にする娘の言葉の後には続きがあったのです。 「おかあさんのきんぴらが美味しいのは、ばあちゃんから受け継いでいるんだね。」 「私も結婚する時にはおかあさん、作り方おしえてね」 な〜んだ!! これじゃー母にかなうはずがありません。 すでに彼女にとって『きんぴら』は歴史が掌る料理になっていたのです。 小さいときから慣れ親しんだ味は、美味しい料理の1品として今も尚娘の中で続いていたのです おそらく幼児期には大人が食べるちょっと背伸びした美味しい料理として、そして味覚が成長していく中で様々な記憶とともにほのぼのとした温かい家庭料理として娘を成長させたことでしょう!! 娘の口からこぼれた幸せのお話しでした。 2005.7.28部分修正 |
お弁当のこだわり | |
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