知恵袋

用語集

用判明中の鍵リスト

魔術一覧

青文字はラクナス赤文字はソレイユ緑文字はハザード固有のものです

逃亡者達の所持品

 黒金の鞘
90cmほどの鉄製、美しい金刺繍がしてある。
”契約者”と生命を共有できる。
 雪消月  
藍色の鞘に納まった青白い刀。柄の底に『雪消月』と銘が。
イオンの能力の受け皿として氷もしくは火の属性を持つ事ができる。
何故か喋る。基本陽気だが満月が近づくにつれ頭の螺子が締まるように大人しく。
たまに体を乗っ取るらしい。本人曰く刀に宿る亡霊。名前は「ハイリ」
 銀のイヤーカフ  
聴力を上げてくれる。(補聴器じゃない/ぁ)
 リコリス(愛称リコ)


名前:リコリス
出身:ソレイユのどこか
年齢:推定7〜8歳
性別:メス

容姿:
エメリアルフォックスという種類の、キツネとリスに似た四足動物。
その名前を見るに、げっ歯類ではなく一応哺乳類のようだが、詳しい所はよく分かっていない。もしかすると、「ポック」のような「人に(飼い)慣らされた異貌」というのが正確な所なのかもしれない。

体つきはスマートで、薄い青銀色の毛に覆われている。全長を倍に引き延ばす、ふさふさの長い尾が特徴。
前肢はリスに近く、軽いものなら手で持って運ぶ事が出来る。耳と瞳の大きい顔立ちは、リスとキツネの中間といったところ。
常日頃の毛づくろいの賜物か、ふわふわかつふかふかの毛並みは立派なもの。特に尻尾のふわふかっぷりは素晴らしく、そのままマフラーに化けられる程度の擬態能力を持つ。

一般的なエメリアルフォックスは、ネズミ(リス)くらいのサイズから、個体差こそあるがおおよそ中型犬ほどの大きさまで成長する。しかし「リコリス」と名付けられたこの個体は、デュナンの肩に乗れるリスサイズから先成長する気配が無い。


性格:
種族全体に言える事だが、基本的には温厚である。攻撃的ではないが、ただし憶病でもない。
警戒心が強く、そう簡単には人に懐かないが、デュナンが大切にしているのと同様に、リコリスもデュナンによく懐いている。
危険の気配には敏感で、異貌や刺客の接近を察知してデュナンを助けた事も多い。
小さな体を精一杯動かして、時には励まし時には癒し、時にはツッコミを入れたりとたいへん活動的なところを見せる。
デュナンにとってはなくてはならない旅のパートナーである。

食性は雑食で、野菜から肉類までおおよそ食事に適したものならなんでも食べられるが、肉類よりは木の実の類を好んで食べる。
狭くて暗い場所を比較的好むようで、デュナンの服やリコリス専用ポーチの中、キャンピングカー内の棚の隙間などに潜り込んでいる姿がよく目撃されている。それ以外の場合は、デュナンの肩か頭の上や、誰かの腕の中に居る事が多い。

 リデル  
エプロンドレスを着た肩のりサイズの女の子の人形。
意思を持つ人形。名前はリデル。自称歌って踊れるマスコット。ニックとはテレパシーのようなもので繋がっていて、離れていてもお互いのようすがわかる。リ デル曰く電波。戦闘能力は皆無。普段は無理矢理買わせた防火素材の鞄の中に入っているが、人のいないところででてきてはおかしな発言をする。基本奔放。何 故かものを食べたり飲んだりできる。食べたものがどこへいくかは謎。
 闇色のパズルピース
破壊、変形不能。捨てても何時の間にかルナの下に戻っている。
 灰色の表紙の本


所有者の一生を綴る本。誕生から死亡まで書かれ、所有者が歩むべき未来を提示する。
その内容に逆らったものは本に魅入られ精神を蝕まれ、性格の凶暴化、又は無気力化等を引き起こす。
所有者が死亡したり死の未来に逆らった場合、本は示す未来を失くすため白紙に戻る。

 弓(アルカデ)
全長1m弱
鍵の持つ力:
1.魔法の副作用(※後述)を限りなく0に近づける。
2.持ち主の発動した魔法の効果を増幅させる。当社比3倍の省エネ設計。
3.支配下にある矢筒に手近な武器庫から矢を供給する。
 エル(EL-070X)  
ラクナスによって開発された完全機械のアンドロイド。
15,6歳の少女の姿をしているが、詳細は不明な点が多い。
全身の3分の2が演算装置と記憶装置であり、ラクナスにおいても常識を逸脱した処理能力を有している。
そのため、目の前の事象においてのみ近未来を予知する機能を持つ。
しかしその代償なのか、主記憶及び補助記憶装置の使用容量が常に限界に近く、定期的に記憶がフォーマットされる。
それが起こると、最初に発見した人型の生命体を「ご主人様」と認識する。

※詳細は人名館参照
 封印の魂珠

 
”魂”を格納することができる無色透明の宝玉、全長15cm程度で材質はクリスタルに似る。
これに格納された魂は劣化せず永遠に存在することができるが、内の魂が外部へ干渉することはできない。
この鍵を扱うには魂を操る術が必要なため、召喚術などを扱える魔術士か召喚術と同等の効果を持つ魔具を持つ者のみにしか扱えない。

※ちなみに皆が発見した時は現世と魂珠を僅かに繋ぐ効果を持った台座に乗せられていた。また、シナリオでは語られていないが魂珠は回収して車のトランクに放り込んである。

逃亡者以外の所持品

空飛ぶダンボール

 
ソレイユの名物ともなってる怪しさ満点の鍵。
その正体はマッハ3で空を飛び回るダンボール。その存在意義は全くもって不明だ。
ソレイユは躍起になって捕獲しようとしているが、未だに成功していないらしい。
 踊る炊飯ジャー

 
それはラクナスの科学の粋を集めて開発された人類の希望。
ダンサーも泣いてひれ伏すステップを踏み、そして白銀に輝く宝石の如き米を炊くという。
その名も最終型お料理製造兵器『RGG-71』、またの名を―――踊る炊飯ジャー。
200年以上前から止まらないダンスを踊り続けているという、伝説的ジャーである。
あまりに強力なそのステップは近寄った存在全てを魅了し、思わず一緒に躍らせてしまう。
そのため誰も近づけないという状態が200年以上も続いているのである!!
ロボットや銃弾でさえもこのジャーの前では踊りだす。……こいつの炊いた米を食った人間はまだ居ない。
一説にはそれを食べれば不老不死になれると言われているが、大多数の学者が中身は腐っていると指摘する。

TYPE-No.000
Alf Layla
TYPE-No.001
one Layla

 
別名、『詩の欠片』。分類、アーティファクト系。
賞金稼ぎゼクシオンが持つとされる『九十九の鍵』。
賢者シーバーに譲渡する契約を交わしているが、あまりに法外な値段を吹っ掛けた為、現在は金が準備されるまで彼が持ち続けている。
真理共有界バテン・カイトスより持って来た≠ニ言われている代物であり、本人が唯一鍵について語ったのはこの言葉のみ。
形状・能力共に一切不明。
ただしゼクシオン本人が使っている装備の名称・形状は何れも
高性能AIを組み込み術式制御を、補助陣を刻んで術式補助を施してある術式手甲であり、『TYPE-No.002』と称している為、ソレに類似した代物と思われる。
尚、『002』以降は自作とのこと。No.が落ちる程性能も落ちる、全10作。逃亡者達と戦り合ったときは普段よく使用する『006』、現在故障中。
 ○神と時の部屋

 
内外で時間の流れが違う特異空間。“鍵”としての力の核がどこにあるのかはよく分かっていない。
本来の内部の時間密度は一年/日程度だったが、内部空間の面積を強引に拡張された結果、おおよそ半年/日程度に薄れてしまった。
現在の所有者であるタクミ屋は、巨大トレーラーのコンテナに積んで(というか部屋自体をコンテナ状に外装して)持ち運び、“仕置き部屋”やワインセラーとして利用している。

元は、ハザードのとある岩山にあった天然の岩屋。岩屋の力と存在は周辺住民によって隠匿されていたが、岩屋の利用方法や、誰がそれを管理するのかという点について、住民達の間では長きに渡って対立が続いていた。
その緊張が高まり、ついには血で血を洗う“解決”策が囁かれ始めたちょうどその頃、気の赴くまま巡業していたタクミ屋が偶然その地方を訪れる。
ひょんな事から岩屋の事を知った店長・コダマは、周辺住民達の対立を知ってか知らずか「それが欲しい」などと言い出し。タクミ屋総出で、争いの原因となっているそれを岩壁から丸々えぐり抜いて強奪し、大型トレーラーに積んで最大戦速で夜逃げする事になった。
結果抗争は事前に阻止され、住民の間では感謝の声と怨嗟の声が半々に上がったとか。しかし恨んでいる側も、奪われたことを告発すれば自分達が隠匿していたこともバレてしまう為、タクミ屋はこの件が理由で手配を受けることは免れている。
コダマがその辺りまで計算して強奪作戦を実行したのかどうかは定かでない。

夢幻ダイス

見た目はルビーのように透き通った紅色の材質でできた六面体のダイス。
最初にこれを持った者は、ゲームの参加者を確認。ダイスを持った手を叩くことで他の参加者も本体のコピーである同じ見た目のダイスを1つずつ手に入れることが可能。
このダイスで行えるゲームのルールは至極単純で、「全員でダイスを振り出た目の数が一番多い者が一番小さい者に命令できる」というもの。
振る前のダイスは一つだが、出目に応じて数が増える。大きな出目を引き出した時にぼろぼろとダイスが増える様は中々壮観である。

出目が一定数以上の場合は全員に命令することが可能。ただし、個別に別の命令ではなく一つの命令を全員に聞かせるという効果。
このダイスで定められた敗者への命令は、それが生死に関わったり世界を永続的に歪めるものでなければある程度の強制力を持って実現される。
真面目な使用例を上げるならば、薬いらずの万能自白装置にもなりうる。
ちなみに、身体に何かしらの変化を及ぼす場合の命令が施行された場合。
・次の敗者が決まる。
・ゲームの終了が宣言される。
・1時間経過
以上の条件を満たすと自動的に解除となる。

基本、ゲーム以外に役立つことはそうないが、特化しているがゆえに恐ろしい力を秘めた鍵でもある。
前述のとおり、世界を「永続的」に歪めるような命令は行使されないが、「一時的」であればその限りではなく。
生死に関わる命令を拒否するという機能は、ゲームの結果にまで作用する。
例として「自分以外のゲーム参加者の階梯を1にする」と言われればダイスは言われた通り参加者の能力値を階梯1まで下げる。
が、その後ゲーム勝者が弱体化のかかった敗者全員を殺害しても。上記の身体に変化を及ぼす命令の解除条件を踏んだ時点で全員が生き返る。
逆に命令で階梯を14まで上げた敗者がゲーム参加者以外に危害を加えても結果は同様となる。
とにかく「ゲーム」を楽しませるために備わった機能なのだろうが、いっそ狂気的ですらある。