大航海時代V Costa del Sol
地中海・アラビア攻略
F「はい、いよいよ問題の故郷に帰ってきましたね」
A「懐かしの母港〜。どこ行くんだ?」
F「ほったらかしてた地中海東岸と、その向こうに向かう。まずはイスタンブールだ」
A「攻略したらコンスタンティノープルに改名しないかな」
F「攻撃するわけじゃないからね?聖ソフィア大聖堂に巡礼して、最強の獲物、聖槍ロンギヌスを手に入れよう」
A「これで、友情のロングソードともお別れか……」
F「待て。エクスキャリバーやトールハンマーはどこへやった!?」
A「実家。確か」
F「記憶にさえないのか!?よくそんなモンで、今まで勝ち抜いてきたな……?」
A「実力だな。俺に任せときな。で、次は?」
F「聖遺物シリーズ行こうか。カッパドキアを発見しよう。テンプル騎士団の甲冑が手に入る」
A「……なんかミニゲームなンスけど?」
F「コインパズル?たいして難しくないよ。重さが違うのが1枚あるから、それを当てるだけ。その気になれば勘でも当たるから、難しく考えずに1枚選んで」
A「画面の左側を埋め尽くしている秤は何ですかね?きちんと計れってことじゃないっスかね?お前と違って運のよさだけで世の中渡っちゃいないんだよ、俺たちは!」
F「はいはい、解説しますよ。秤は3回だけ使えるので、駆使して計算しよう。今回のコインは9枚だから、例えば1から4を秤の左、6から9を右に乗せると……つりあったな」
A「大人なんて信じないぞーっ!努力っていったい何なんだーっ!つーか、お前今なぜ5を避けた!?」
F「何となく?」
A「そんな台詞で納得できるわけないだろうが!冗談みたいな真似やめろ!解説続けて!」
F「あ、はいはい。えーっと、例えば右に傾いた場合、6から9のどれかが重いか、1から4のどれかが軽いかになるのね。そこで、137を左、246を右に乗せて比べる。これまた右に傾いたらどうなる?」
A「……場所が変わらなかった、13が軽いか、6が重いかになるわけか」
F「ご名答。傾いた方向が同じなら動かなかったもの、変わったなら動いたものが怪しいと踏んでいい。つりあったら使わなかった8か9が怪しい、と。あとは基準となる重さの5と同じ重さの1枚と16を比べて、つりあったら残り、重かったら6、軽かったら1が重さの違うコインだ」
A「左に傾いたら、その時点で7が重いと判る、と。いかに数を絞っていくかだな、問題は」
F「そういうこと。僕なら2枚に絞ったら、あとは運で当たるけど」
A「『当てる』じゃなくて『当たる』なんだよな、お前の場合……。だから、普通は当たらないの!お前の、その尋常ならぬ運のよさだからできる芸当、それは!」
F「芸とか云うなよ、僕が何かしてるわけじゃないんだから。でも正直、最大枚数の15枚だったら、ある程度運に頼らないと回数足りないよ?僕なら1回も使わずに当たることがあるけど」
A「それができるのはお前だけだ!計って答えを出せ!真面目にプレイしてる皆さんに申し訳ないと思わんのか!……で、次はどこだ?何を探す」
F「イェルサレムに向かうよ。あ、お金持ってるよね?」
A「おぅ?ある程度は。何か買うのか?」
F「骨董品。街に入った時点で買わされるから、ちょっとお金持ってないとアレなの」
A「つーか、600くらい持たずにイェルサレム目指すのは無理があるぞ?いつぞやはもっと無茶やったけど。ふーん……アレが有名な岩のドームか。こっちは聖墳墓教会?」
F「中には死海写本がある。問題の陸戦コマンド『天罰』が使えるアレだけど」
A「ぅわ、手に入れちまったよ……ん?何だこりゃ?」
F「バベルの塔のヒント」
A「これ以上積ませないでください!もう二度とやりたくありません!つーかお前やれ!」
F「それはバラモンの塔!知ってるでしょ、バカなジュウが神の頂を目指そうとした、人類史上最悪の蛮行」
A「あぁ、アレね……ふーん、そんなモンまであるのか。どこだ?」
F「イェルサレムから真東……より、ちょっとだけ北かな。行くときはムスリムの襲撃には注意してね?」
A「それは次回のミッションですな」