Costa del Sol インド攻略
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大航海時代V Costa del Sol
インド攻略

F「では、そろそろダ・ガマに対抗すべく、インドへ向かおう」
A「ぃえー」
F「そろそろキャラックが手に入るよね。大型キャラベルから、そっちに乗り換えること。その時、きちんと大砲を根こそぎ積んでおけ。ダ・ヴィンチ先生から速射砲はもらってる?」
A「戦争するのか?えーっと……うん、準備万端」
F「よし。では、アフリカ大陸を南下して、ケープタウンへ。ここで、疲労度ゼロになるまで回復すること」
A「よしよし、休息だな」
F「今回のプレイはイスパニア国籍だから、ケープタウンはトルデシリャス条約以後入りにくくなる。そこで、ここをあえて攻略する!アフリカ最南端に、セーブポイントを作成せよ!」
ニコ「本気ですか!?」
F「攻め立てよ!それほど多くの兵は詰めておらん!」
A「南極も近いんだ、苦戦はしても負けることはない!全軍前進!総攻撃ーっ!」
F「都市攻略の際は、攻略したい街に入港してから、その街で積める最大の水夫を雇い入れ、そのまま外に出て、攻める。兵力は現地調達を心がけるように」
A「攻略したぜー」
ニコ「……今さらですが、まずいことになりませんかね」
F「たまに討伐隊が差し向けられるから気をつけてね」
A「先に云わんかい!寿命が縮むわ!1000年くらい!」
F「何年生きるつもりなんだ、あんたは!?ともあれ、セーブしてから木材と弾薬を積み込み出港!取舵いっぱい!」
A「よーそろーっ!つーか、またかアホウ!取舵なんて切ったらそのまま南極じゃ!」
F「南緯40から50度まで南下しろ!東への強風が年中吹き荒れてるんだ、その風に乗る!」
A「……おー、早い早い」
F「で、東経70度くらいになったら北上。ゆっくり北上すればだいたい70度代後半につくから……」
A「……おい!?変なのが近づいてきてるぞ!?何だか嫌な気配だぞ!?ありゃ何だ!?」
F「インドの守護者、シーサーペント。見事討ち取れ!」
A「海竜ーっ!?しかもちゃんとした海戦かよ!?どーすんだおいっ!?」
F「海戦でのポイントは他所にまとめる。今回は省略。さて、インド到着〜」
A「オ、俺の苦労はいったい……!?」
F「インドから東南アジアにかけて、よく発生するのがバラモンの塔です。実際は3本の細い棒が立っていて、そこに円盤が刺してある。大きい円盤は小さい円盤の上に乗れないんだけど、一本の棒に全ての円盤を集めるパズル」
A「ゲームではちょっと様式が違うんだけどな。棒じゃなくて台座で、円盤じゃなくて円形ブロック」
F「やり方は一緒。えーっと、まずはいちばんおーきいのがどこにあるか探して、それを目的の台座に移動させます。つまり、目的の台座を空けた上で、なおそれ以外のブロックを一箇所に集める……要するに、積む」
A「難しいよ!面倒だよ!できないよ!」
F「コレに関しては、泣き言は聞かないよ?えーっと、最初の状態だとブロックはバラけてるので、それを上手く積むのが第一のポイント。台座Aに1と、台座Bに2があり、台座Cに3があって、数字と大きさが比例しているとする。この場合、先に1をBに動かすのではなく、まず2をCに動かすこと。これはいいね?」
A「さすがにそれくらいなら判るよ」
F「では、Aに123が積んであり、それをCに動かしたい場合、1は初手でどこに動かすべきか」
A「……Bか?」
F「はずれ。それだとCに12を積んじゃうでしょ?3段、というか奇数の場合は、目的とする台座に1番小さいのを置く。さっきの例を順に見ると、Cに1、Bに2、Bに1、Cに3、Aに1、Cに2、Cに1と移動させる」
A「字面だけじゃ判らん!もっと……」
F「判れ。バラモンの塔を最少手数でクリアできずに、僕の弟を名乗れると思うな」
A「……何だかすっげぇ怖いンスけど兄貴がくがくぶるぶる……」
F「んで、さっきの例で見ると、4手めに3が目的の台座に移動したので、これ以後3は考えないとする。つまり、Bにある2段をCに動かすのが目的になるわけだ。この場合偶数段なので、1番小さいのは目的とは違う台座に移動させる。これにより、残り3手でクリアになるわけだ」
A「はっ、はい、よく判りましたであります」
F「よろしい。まとめると、以下の3点。
1 まず、一番大きいブロックを、目的の台座に移動させるのを目的として考える
2 他のブロックは、なるべく小さい集まりとして考える。ただし、ひとつというのは考えない
3 その集まりが奇数なら目的の台座、偶数なら違う台座に動かす
これさえ守っていれば、最少手数でクリアできる。何か質問は?」
A「はっ、はい。ポイントの2番がよく判らないであります」
F「例えば4の上に2が乗っている状態で、1をどう動かすかということ。なるべく小さい集まりと考えるなら、1は1段の集まりと見なきゃいけないことになるけど、この場合1を2の上に移動させちゃいけないことは判るよね?」
A「えーっと……3を4の上に移動させるために、でありますか?」
F「正解。よってこの場合、1を単体とは見ずに2との集まりで見る。偶数なので、1の行き先は2の上じゃない台座、つまり3の上だね。あとはその応用」
A「な、何だかよく判りませんがニュアンスは伝わって来たであります。早速、バラモンの塔に向かうであります」
F「よろしい。ちなみに6段なので、制限時間を3分としよう。始めて」
A「……段を小さくまとめて、奇数なら目的の台座……偶数だから違う台座……これをこっちに」
F「はい、失敗」
A「……ほへ?」
F「続けてみ?何手先で気づくかは知らないけど、それだと失敗だよ」
A「……あの、じーっとにらまれてると、すっごくやりにくかったりして」
F「仕方ないなぁ。ギブアップしてやり直すといい」
A「はい、ではお言葉に甘えて……ゲームオーバーっ!?」
F「うん。ケープタウンからやり直すといい。シーサーペントに気をつけろよ」
A「眼がマジです!本気でにらんでます!誰か助けてーっ!」


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