大航海時代V Costa del Sol
新大陸攻略
A「さて、無事に喜望峰も発見したところで。次はどうする?」
F「いよいよかなぁ……うん、行ってみよう。西周り航路をプレゼンしてこい」
A「あいよー。……行ってきたぜ。王宮でコロンに会ったけど」
F「地道に活動してるな、あいつ。ともあれ、新大陸へ向かうのは、少なくとも大型キャラベルを入手してからにすること。最初は借り物も含めて、3隻もあれば充分だけど……お金足りる?」
ロド「大将は、奴隷貿易でボロ儲けしてますから大丈夫ですぜ。へっへっへ……」
A「そろそろお前とも縁の切れ目かなぁ……?」
F「んー、ちょうどいいか。さて、セビリャを出発してそのまま西に向かってはいけない。逆風なので、順調に進めるくらいまで南下しよう。その辺は体感で覚えてくれ」
A「あ、イルカ発見。心が和むなぁ。美味そうだし」
F「クジラには味が劣るらしいけど?ともあれ、西へ西へ」
A「そこに逝けば、どんな夢も叶うんだよな?」
F「それ、ヨーロッパからは東だから。ともあれ、案外近いよ」
A「……あ、ホントだ。上陸〜」
ニコ「西周りだと、こんなに近いんですね……」
F「この時代のヨーロッパ人は、アメリカ大陸をインドの一部だと思い込んでいたのね。ために、新大陸についたときは泣いて喜んだらしいけど」
A「原住民にはえらい迷惑だったろうにな。……さて、どうする?どっか見ていくか?」
F「うん、メリダの街に向かって。N21E88……だったと思うけど」
A「とうちゃ〜く。へー、この辺はマヤの領土か。街の中に何かあるのか?」
F「いつか云った『ちょっとしたイベントが必要』な『ひとつ』だよ。酒場へ行こう」
ロド「酒盛りですな、へっへっへ……」
ドナ「助けて、そこの変なひとたち!」
3『誰がだ!?』
ロド「あっしじゃありませんぜ、へっへっへ……」
A「お前は変人というより不審者だ!ともあれ、タイマンか!相変わらずノーダメージで勝った!」
ドナ「ありがとうございます!お礼に私、お供します!」
F「ドーニャ・マリーナ。中南米土着語を喋れる、数少ないひとりだ。ちなみに年齢不詳」
A「勝手に決まったな?配下に加わるのか。じゃぁ、通訳にします」
ロド「……は?じゃぁ、あっしはいったいどうなるんですかい?」
F「というわけで、今の通訳は解雇されました」
A「……おい!?じゃぁ、下手に使える奴を通訳にしておいたら、とんでもないことになるのか!?」
F「うん」
A「あっさり流すな!シャレにならんぞ!さらばだロドリゴ二度と会うまいが元気でなーっ!」
ドナ「あなたの分まで私頑張りますーっ!」
ニコ「……いいのかなぁ?」
F「悩むだけムダだぞ、こいつら相手だと。さて、行きがけの駄賃だ。外に出て、少し探索していこうか」
A「へー、魔法使いのピラミッドかぁ。こっちにはパレンケ。……ん?何のゲームだ、これは?」
F「あぁ、矢印のパズルか?その立方体の、上の4つの矢印をクリックすると、その方向に立方体が転がる。それを利用して、プレイヤーを動かし、外へ脱出するんだけど……落ちたな」
A「あぁーれぇーっ!難しいよ!つーか下があったよ!」
F「今回は、このボーナスは1度だけだからね?」
A「何か必勝法!解決策!つーか立方体の下のふたつの矢印はなに!?」
F「あぁ、立方体を左右に回せるの。上1回に対して1回だけ。解決策としては、立方体の向かいあった面に書かれている矢印は、同じ方向を示しているので、それを利用することくらいかなぁ」
A「そんなモンで解決できるか!意外と難しいよこれ!必勝法は!?」
F「心眼で見ろ。眼を開けて考えるから、どっちに向かうのか判らなくなるんだよ。見えている矢印の向きを頭の中で把握して、回す前に心眼を開け。お前ならできる!」
A「……あ、出られた」
F「おーらい。じゃぁ、これくらいにして報告に帰ろう。この時も、メリダ周辺から東に向かうのではなく、東風が吹いている辺りにまで北上してから方向転換するのがいい。つまり、行きに逆風だった辺りまで」
A「イベリア半島くらいの緯度か?おー、いい風が吹いてる。ちょっと北に出たけど、早くつけたよ」
F「よしよし。えーっと、新大陸発見によりフラグが立つ発見物は13個。内ふたつは16世紀にならないと発刊されない本だけど、残りも数はあるから、報告したら一度図書館めぐりをするといい」
A「どこにあるんだ?」
F「6冊はセビリャなんだけど、残りがけっこーばらばらでね……。コペンハーゲンとかアレクサンドリアとか」
A「どーしろと?まぁ、行くけど……で、次のプレゼンは?」
F「スクレーリングかな。まずは北米大陸の制覇だ。短縮して3年くらいの期間が得られるなら、セコイア含めて北米の発見物、ひとつ残らず見つけて来い」
A「さらっと無茶云うな!セコイア行くまでに叛乱起こったよ!モニュメント・バレーでは原住民に襲われたよ!」
F「はいはい、泣き言云ってないで帰るよ。中米の町に寄ってからね」
A「ぅへーいぃ……って、またイベントだよ!トゥラスカラに入ったらケツァル呼ばわりだよ!どうするの!?」
F「アステカ帝国攻略イベントだね。自分は神であるとか応じて、テノチティトランに攻め入れ。かなりハードだけど勝てるだろう。勝てばアステカの領土全てが手に入る」
A「中米に雪は降らない!激戦も激戦!刹那に惑えーっ!」
F「勝ったのか?よし、よくやった。あ、テノチティトランはメシコと改名するけど、図書館忘れずに行っておけ」
A「絶対、こんなところに図書館作っても、需要はないと思うぜ……?セーブもできるようになったのは助かるけど」
F「インカ帝国攻略についても語っておこうか。トゥンベスの街の酒場に入ると、一度陸戦があってから皇帝に戦争しかけるように唆される。それに乗ると、クスコとの戦争だ。こっちもハードだけど、勝てばインカの領土を支配下に置けて、南米探検のとき便利だから、早めに攻略しておくように」
A「ぅあーっ、大変だぜ……」
F「つーか……インカのひと、負けたあとで洪水関連の情報くれるんだけど、必要なのかなぁ?」
A「何はともあれ、インカ帝国も攻略したぞ?」
F「じゃぁ、最後に幽霊船見つけて帰ろうね」