Costa del Sol 陸戦
戻る

大航海時代V Costa del Sol
陸戦

A「いやー、意外と儲かったね」
F「序盤にアレを起こすのは、ずいぶん大きいからね。船の1隻くらい、軽く買えるだけの金額になったでしょ」
A「そうだな。なぁなぁ、他にあのミニゲームないのか?」
F「クノッソスで起こるけど……いっとく?」
A「もちろん!現金が俺を呼んでいる!目指せ億万長者!」
F「……まぁ、いいか。じゃぁ、プレゼンしておいで。場所は、ギリシャの南向かいに面するクレタ島だよ」
A「何だか不安だな……シラクサでセーブしておくか」
F「そうだねー、これに限らずミニゲームの前にはセーブしておいた方がいいと思う。んで、クレタ島に上陸だ。街の東側にあるマップポイント」
A「上陸……おー、金儲け!ミニゲーム!俺コレ大好き!」
F「んで、思う存分儲けてから外に出ると、ミノタウロス」
A「出たーっ!?つーか本物かよ!?吼えてるぜおい!?」
ニコ「どうしますか、提督!?」
F「全軍で攻撃!敵の眉間を狙え!」
ロド「おっ、効いたのか逃げていきますぜ!へっへっへ……」
A「助かった……のかな?」
F「まぁ、アレとタイマンできるわけもないしね。これで引き揚げよう。アテネに寄港」
A「うーっす……アテネ?シラクサじゃなくてか?」
F「……あー、セーブしておくべきだったかも。とりあえず忍び込んで、マップポイントの神殿に乗り込め」
A「その心は?」
声「我こそは戦司る女神アテナなるぞ!我が神殿を犯せし者、我が試練を受けるがよい!」
A「陸戦かよ!?つーか市街戦かよ!?つーか、雪降ってねーぞおい!?」
F「えーっと、陸戦は兵力とユニットの配備でほぼ勝敗が決まる。ユニットというのは4種類あって、主人公の『提督』と、『騎兵』『銃兵』『砲兵』だ。提督以外はそれぞれ、スキルの剣術・射撃・砲術で性能が決まるので……」
A「それぞれが3レベルなら1ランク上のユニットになる!全部3レベルなら提督もランクアップ!無敵提督だ!」
F「説明ありがとうね。騎兵は敵前列の1ユニットにしか攻撃できない。銃兵は敵前列全体に攻撃できるけど、敵に前列がそろっている保証はないので、僕の場合は補助程度にしか使わないね。使うなら砲兵。こいつは敵の全ユニットに攻撃できる。ただし、銃兵と砲兵は、雨が降ったら何もできないのでご注意」
A「ぐたぐた御託並べてないで、てめぇが指揮を執れ!軍師だろ、お前!指示を出せ!」
F「はいはい。提督ユニットがやられたら、その時点でゲームオーバー。よって、提督は何があろうと後列に配備。それ以外に、主戦力の砲兵をふたつ。前列には壁役の騎兵ふたつに、補助の銃兵をひとつかな。意外と銃兵が渋く活躍してくれるからね、この配置だと」
A「よし、戦闘開始!相手にとって不足なし!作戦は!?」
F「ただ突撃あるのみ。最初に云ったけど、医学スキルを高くしてあるよね?これが高ければ、戦闘終了後に負傷した船員が帰還してくれるから、後先考えずに突っ込める。逆に低いなら、損害を気にする必要があるけど」
A「突っ込めーっ!敵前列、残り1ユニット!当方は6ユニット健在!」
F「策を用いる。暗殺実行。成功すれば敵さんの1ユニットが消滅する。兵力にもよるけど、3対2(6ユニット対4ユニット)の戦力差がが2対1(6ユニット対3ユニット)になると、ほぼ勝敗は決する」
A「敵、1ユニット消滅!後列だけど!騎兵が前列を崩して……残るは敵将部隊のみ!」
F「再び策を用いる。奇襲をしかけろ。これも成功すれば、こちらが先制攻撃できる」
A「奇襲成功!こちらの攻撃……敵将、討ち取った!刹那に惑えーっ!」
F「キミの決め台詞、今ひとつ決まらんね。陸戦は、大体そんな感じで行う。基本は力押し、勝敗の決するポイントでは暗殺者、自軍の有利が確立できたところで奇襲。罠は使わない。また、後々で『審判』というコマンドも入るけど、それも使わなくていいからね」
A「がっはっは!相手がアテナであろうとも、こちらには雪男がついておる!負けるはずがあろうか!」
F「ひとつだけ注意。今回はしっかりうまく行ったからいいけど、策は失敗すると自分にその被害が来る。例えば暗殺が失敗したら、自軍の(提督以外の)ユニットがひとつ消える。奇襲なら、敵さんの先制攻撃だ。覚えておいて」
A「……あの局面で、こっちのユニットがやられて、さらに先制攻撃されたら……下手すると負けてたな」
F「そうだね。まぁ、兵力さえしっかりしていたら負けることはないから、そんなに心配いらないよ」


タイマン
戻る