大航海時代V Costa del Sol
報告と後処理
A「……つーか、食糧ホントに補給せんと」
F「リスボン寄って、ジェロニモ修道院発見しておこう。まぁ、図書館もあるから無駄足にもなるまい」
A「んー、教会と図書館。……へー、『奴隷』なんて発見物もあるのか」
F「うん、初回ロット版のみね。ちなみに公式ハンドブックの『冒険航海編』では、その部分には線が引いてあって、存在が抹消されている」
A「でも、今回はちゃんと発見できる、と。さて、図書館もあさったし、あとは……酒場でも寄るか」
F「まだカルロータもルチアもいないけどね。シリーズ皆勤賞のロッコは、いてもまだ配下には加わらないし」
A「やっぱり断られるか、この名声だと……ん、物好き2号発見!ロドリゴ・デ・エスコベート!」
F「エスコベートのロドリゴね?えーっと、能力的には、知力以外はニコより低い。職業は通訳だけど、使えるのはポルトガル・イスパニアと、スラブにロマンス。ゲルマン語は話せない。これまた外れだね」
A「そんなのばっかりかよ……?まぁ、いいか。通訳に任命しておこう」
ロド「よろしくお願いしますぜ、へっへっへ……」
F「ちなみに、名声より悪名の方が高い。典型的な悪人だね」
A「解雇してぇ」
F「はいはい、帰るよー。セビリアまでなら1日あればつくから、1日分の食糧だけ補給して出航」
A「ンな無茶な!危ないよ!ニコラスが止めるよ!」
F「予算を考えなさい。ここで10日分補給しても、セビリャまでは1日分しか使わない。でも、補給物資は売れないし、スポンサーにお船返したら物資もなくなるよ。序盤は節約しないと」
ニコ「いいんですか?……では、出発」
A「つきました〜」
ニコ「あっさりと……いいのか?」
ロド「面白い大将じゃねぇか、へっへっへ……」
F「よし、期間内で帰って来れたね。じゃぁ、スポンサーに報告だ」
A「カネもらった!名声ちょっと上がった!ミッションコンプリート!」
ニコ「金貨266枚で、もう一度提督の船に乗りますよ?」
ロド「金貨274枚で、もう一度大将の船に乗りますぜ。へっへっへ……」
A「待て、ニコラスはともかくロドリゴ!お前、リスボンからセビリャまで乗ってきただけだろ!盗人猛々しいわ!」
F「……あ、そっか。帰り道で雇うとこうなるんだ。ちょっと失敗しちゃった」
A「おい、払わなきゃならんか?」
F「需要による。通訳ならもっと使える奴を雇った方がいいし、配下は4人までしか雇えないから、効率的に加えて、効率的に外すように心がけよう」
A「今、他に雇えそうな奴もいないからなぁ……判った、ふたりとも契約継続」
ふたり『よろしくおねがいしやーす(へっへっへ……)』
A「よし、じゃぁ次のプレゼンを……」
F「その前に、自宅に帰ってセーブしてこい。セーブできるのは、自分の国籍の都市と自宅だけだから、できるときにしておかないと苦労する」
A「ん、おーらい。では、改めて次のプレゼンだ!目指せ億万長者!世界中の宝を我が手に!」