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旅遊記

diary

[旅遊記その3 香港 2003.7.31-2003.8.3]

実は今回の旅行は当初は特にクリス目的というわけではなく、ただ香港に行きたかっただけなのだ。
特にイベントが予定されていたわけではなかったけど、終わってみれば「クリス三昧」の充実したものになりました。
初めてづくしで大興奮、そして忘れられない旅でした!!

<出発まで>
元々4月4日〜8日まで香港に行くことが決定してすべて手配済みだったけど、SARSのおかげで出発2日前にドタキャンしました。
待つこと約4か月。香港に行くことは8か月ぶり。いや〜長かった。禁断症状が起こるのではないかと思うぐらい。

そろそろSARSも落ち着いてきた頃、6月のクリスの新譜発売に合わせて行こうかと思ったけど、「感染地域」解除になっても、解禁直後では家族や会社の理解が得られず、やむなく断念。かなり説得を試みたんですけど。
特に何のイベントもないけど、ある程度時間が経てばいいと家族からも会社からも許可が出て、7月の3連休に行くことにし、航空券を手配し、泊めてもらう友人にも連絡を取った。
香港のクリスファンにも会いたかったので、決定してすぐに連絡をした。

ところがもう行くだけって時になって、クリスファンから7月29日〜8月3日にある<香港書展>(ブックフェア)でクリスがサイン会をするかもしれないので、もし予定を遅らせることができるのなら、考えてみてってメールが来た。
あ〜数日前に料金はすべて払い込んでしまった!サイン会をやるとしたら、おそらくは週末。8月4日はどうしても休めないので、3日帰りにしなくてはいけない。もし3日の日曜日がサイン会だったらやだなあと思いつつ、キャンセル料を払って日程を変更した。休暇変更申請に手間どったおかげで、キャンセル料も高くなってしまった。しかも2日間休暇を取ることができなかったので、31日は半休もらい午後便で行くことにした。当初の予定より半日減ってしまうけど、とりあえず香港に行かれるし、その頃にクリスがまだ香港にいるのも確実なのでそれに決定!

サイン会はというと、ブックフェアでサイン会をしたい人がたくさんいて、抽選になるという。クリスはその抽選に漏れて、サイン会はなし!
え〜っ!キャンセル料まで払って日程変更したのに〜
でも今さら元の日程に変更するわけにも行かないし、仕事の都合でそのあとの日程にずらすこともできない。がっかりしていると今度はサイン会が復活したという。こういうのもいかにも香港らしくていいんだけど、私の危惧した通り、3日の日曜日2時から3時まで。また変更にならないかと淡い期待をしていたけど、もう公式に発表され変更になる様子はなし。サイン会があるのがわかっているのに参加できないなんて。これもまた「縁」なのかな。

すでにプレゼントも用意しているのに、果たして直接渡せるのだろうか。がっかりしていると2日に屯門でイベントがあるかもしれないと連絡が入った。でも予定は直前にならないとわからないので、時間ははっきりしなかった。本当にやるのかどうかも半信半疑。どうなるかわかんないけど、とにかく行こう!

<7月31日(木)>
午後2時半まで仕事をして成田空港に向かう。成田在住の友人に5年ぶりに会った。実は彼女もクリスファン。渡せずじまいだったポスターを渡し、私も彼女から自分が持っていないCDを借りる。

予定通りに香港の空港に降り立つ。日程を変えてしまったことで友人宅に泊まることができず、パッケージで行くことにしました。迎えの人が来ていたのだけど、現地係員というものはなく、予定されている乗客が揃ったら、トランスポートサービスの会社の人がホテルに連れていってくれただけ。ホテルはバウチャーをもらっていたので、それを提示して自分でチェックイン。そんなことになるとは知らなかったので、初めての香港や旅慣れていない人は驚くだろうなあと思っていた。

ホテルにはクリスファンの友人がすでに来ていた。10月の演唱會で知り合った子、ファンサイトの掲示板で知り合って今回会うのが初めての子、そして全く初めての子。彼女たちは私のために雑誌や新聞、ポスターなどを買っておいてくれていた。その荷物だけでも結構な量があって、到着していきなり驚いてしまいました。でもとっても嬉しかった!もちろん荷物は全部ちゃんと持って帰りました。

翌日からの予定を計画していた時に、「2日に<勁歌金曲>の収録があるの。Michiyoの分の入場券はちゃんとあるからね!」と言われた。どうやら私はTV番組の収録に参加できるようだわ。嬉しい♪新譜からの歌を生で聞けるのね!
翌日の1日は中文大学のあと買物。夕方からは留学時代の友人と食事。2日はそのイベントのために時間を空けておいたので、時間がわかった今、午前中は個人的な予定を済まし、午後イベントへ。問題の帰国日のサイン会。実は出発直前に無謀な計画を立てていた。どうやらみんなそのことを知ってるらしく、「書展に行くの決めた?」と数人に聞かれたわ。
ホテルに到着したのは夜11時半ぐらいだったにも関わらず、あとから2人やってきた。みんなでロビーで雑談してるうちに早くも2時近くになってしまった。彼女たちに荷物を運ぶのを手伝ってもらい、バイバイ〜

彼女たちが帰ったあと、さすがにおなかがすいたので、近くのコンビニに行ってパンと飲み物を買ってきた。それにクリスが出ているという雑誌もね。この日は3時就寝。あ〜疲れた!そして長かった!


<8月1日(金)>
1人で行くつもりでいた中文大学。朝、友だちから電話がかかってきて、自分もつきあうからと九龍塘駅で待ち合わせ。私は銀行で両替をし、HMVでどんなCDが出ているのか、どのくらいの価格なのか、ちらっと「市場調査」。探していたクリスのベスト盤(ここにしか収録されていない曲が2曲あるのだ!)を見つけて即購入!幸先いいかも♪

待ち合わせ場所に行くとすでに友だちは来ていて、何やら雑誌を買った様子。見せてもらうとクリスのインタビューが出ているものだった。「我要結婚(結婚したい)」なんて見出しのインタビュー。気になるけど、荷物になるのでホテルに戻る時に買おう。

中文大学に行くのは2年ぶり。留学していたので、行き方はわかっているけど、クリスゆかりの地のことはあまり詳しくなかった。というのもクリスがいた新亞書院(New Asia College)は山のてっぺんの方にあって、特に用もなくて留学中も一度も行ったことがなかったのだ。
校内バスで新亞書院へ。途中、自分が住んでいた宿舎を外から眺める。改修してだいぶきれいになってました。私が住んでいた崇基書院(Chung Chi College)は中文大学の中で一番古く、設立40年になるので、当然その中の宿舎も古い。
新亞書院行きのバスは逸夫書院(ShawCollege)や聯合書院(United College)を経由していく。懐かしい!逸夫書院の宿舎は留学した最初の1週間住んでいたとこ。あの頃と変わっていないみたい。聯合書院には留学生オフィスがあったのでよく行っていた。

さあ、初めての新亞書院。他のところに比べるとかなり小さくみえる。高台にあるので景色は最高!「Ocean View College」って感じ!
まずは卒業生の名前が刻んであるプレートを見に行った。あった、あった!85年の卒業生のところに『黄凱芹』の名前が!彼は本名なので本当に『黄凱芹』と名前がそのまま書いてありました。
かつてクリスが住んでいた宿舎も見学したけど、改修中で建物は竹の足場だらけ。ロビーのところまでは入れてもらえました。う〜ん、クリスもここを歩いたのねって感慨にふけってしまいました。
大学内の他の場所も見学し、お昼は学食で食べました。本当に懐かしい!嬉しかったです。(他の写真はここで

大学のあとは旺角で買物。自分や友人に頼まれたCDやらDVDを購入。クリスの新譜を買ったらポスターがおまけで付いてきて嬉しかったわ♪ここ最近のイベントでの生写真もゲットしてきました。そして何と昔(カナダへ移住する前)の写真もあり、それも購入。まさか古い写真があるとは思わなかったわ。これも商売上手の香港ならではかな。今、とってもホットなクリスをほうっておくのはもったいないものね。ついでに言うとレスリーの写真だけ少し高めになっていた。こういう商売の仕方はあまり感心できないけど。
結構歩き回った一日。信和から尖沙咀へバスで帰る方法を教えてもらい、のんびり座って戻りました。

そのあと出産したばかりの友人宅に赤ちゃんを見に行きました。いや〜可愛かったです。あ、ここでも新聞の切り抜きとクリスのポスターをもらいました。みんな親切でありがたいです。赤ちゃんを見たあとは外で食事。もう1人の友人も来る予定だけど、仕事が忙しくて遅れてくるという。彼女はだいぶ遅くなってから来て、あまり食べる時間もないまままた会社に戻って行った。彼女からも新聞の切り抜きをもらいました。みんな多謝!

この夜ホテルに戻ったのは10時半頃。私が香港旅行してる中ではかなり早い時間。映画も見たかったけど、1人で夜遅く出歩くのは避けました。部屋に戻ってからはお風呂を先に済ませ、そのあとひたすらもらってきた新聞や雑誌の整理。友だちからはさみを借りていたので、要らないページはすべて切り取り処分。面倒でもちゃんと整理しないと、とてもじゃないけど持って帰れない量でした。結局、新聞整理は3時までかかってしまった!またこの日も3時すぎに就寝。今日こそは早く眠れると思ったのに!


<8月2日(土)>
今日は<勁歌金曲>の収録。クリスのイベントに参加するのは初めてだし、TV番組の収録に参加するのも初めて。とにかくクリスに直接会えるかもしれないと思うと、も〜う緊張。朝からそわそわ。でもやることはやらないといけない。まずは郵便局で箱を購入。前の晩、整理をした結果、どう考えても全部を持って帰れそうにないので、一部を郵送することにした。自分の分で買ったディスク類を入るだけ入れて梱包して、また郵便局へ。
無事に発送すると他の用事を済ませた。出かけたついでにユニバーサルが入っているビルを見に行くと、その隣のビルにあるカラオケ屋にクリスの看板が!一旦ホテルに戻ってきて、クリスに渡すプレゼントを確認して身支度を整え、待ち合わせ場所に。

ホテルでのんびりしてしまったせいで、待ち合わせ場所に遅刻!申し訳ない!もし私のせいで入り待ちを逃したら大変なことになる。何せ私は「入り」の時に縁のない人なので。とバスに乗りつつずっと心配していた。
リハーサルのために3時頃会場入りする予定だという。道に迷いながら会場近くに到着したのは3時ぎりぎり。今回の収録場所はいつものスタジオではなく、屯門地区の黄金海岸(ゴールドコースト)というリゾート地にあるビーチのイベント広場。そう野外。収録が始まるのは7時半からだけど、この日は前日とはうってかわって、めちゃくちゃいいお天気。暑い!暑い!ビーチなので隠れるところもない。

海岸沿いに遊歩道のような道が一本あるだけ。出演者の車はここを通るしかないので、ここで待っていればクリスは必ずやってくる。別の出演者の車を2台ぐらい見送ったあとクリスのワゴン車が来た!私は友だちに電話でもしようかなって思って荷物をおいて携帯電話を持った時だったので、慌てて荷物を持って走った!この時はガラス越しに横顔を見ただけ。かっこよかったぁ!
クリスはそのまま車でゲートを入りリハーサルへ。歌うのは♪易愛難收と♪無人島。それに最後はサミュエル・ホイの♪最緊要好玩。この歌の時にはサッカーボールの柄になってるビーチボールを蹴りながらのパフォーマンス。香港のファンたちも「きゃ〜っ!クリスがボールを蹴ってる〜」と大騒ぎ。
確か♪無人島だけもう一度歌ってリハーサルは終わり。

しばし車の中で休憩するクリス。途中、アシスタントが私たちのところに来てくれた。クリスへのプレゼントを彼に託してる人がいたけど、私は絶対に直接本人に渡したいと思っていたので、この時は彼には頼みませんでした。

運転手が車に乗り込みいよいよクリスが出てくる。隣にいた子に「プレゼントを渡したいの」と言うと、「大丈夫きっと車を停めてくれるよ」と言ってくれた。車が目の前に来た時にプレゼントを見せてアピール。すぐにアシスタントがドアに手をかけたけど、車はすぐには止まらず、走り去ってしまうかとちょっと焦った。でもしばらく走ったあと端に寄せて止まるとすぐにドアを開けてくれた。

みんな私に前の場所を譲ってくれたので、早速クリスに「渡したいものがあるんです」と日本から用意してきたプレゼントを差し出すと、いきなりクリスは「日本好0馬?(日本はどう?)」と言った。8か月ぶりで、しかも一度しか会ったことがないのに、クリスは私を覚えていてくれた。まあ、一緒にいた子たちはもう常連でクリスは覚えているので、知らない顔の私が日本人だと気が付いたのかもしれませんが。

私の隣の子がクリスに「ちょっと電話に出てほしいの」と携帯を差し出すと、クリスは相手の名前を確認して、本当に電話口に出て話をしていた。ファンの電話に出るなんて信じられない!香港明星って本当にファンとの距離が近いですよね。
あまりにも暑かったこの日。ドアを開けてくれた時に、みんな「今日は暑いね〜」なんてクリスに話かけていたんですよ。だからクリスは車内にあったエビアンのスプレーを取り出し、電話口のファンに「君の友だちを涼しくしてあげるよ」と言って、水のスプレーを私たちに吹きかけて遊んでました。これもまた香港ならではの光景かなって思いました。クリスもファンも楽しそうです。

電話が終わると私の隣の子が「クリス、Michiyoと一緒に写真を撮ってあげて」と言い出した。お〜なんていい子なんだ!クリスは返事をする代わりに「じゃあ、そっち向いて」と言った。そう車内のクリスと車外の私たちファンは向き合った状態だったから。
私は向きを変えるついでに彼女にカメラをお願いした。気が付くといつの間にかドア側の席に座っていたアシスタントが車から降りて、クリスがドア側の席に移動してきた。すぐ隣にいるかと思うと、緊張!とにかくクリスの顔がすぐ横にあるのがわかっていたので緊張で笑顔なんて作れません!他のファンの子たちの顔も全く目に入っていない。この時のことはほとんど記憶にないぐらい。

クリスはシートに座り、顔がちゃんと見えるように少し身を乗り出す感じで、私はシートの横に立って撮りました。おそらくは他のファンたちにはないようなツーショット写真だったと思います。まさか車に乗ってるクリスに写真を一緒に撮ってくれなんて誰も頼まないでしょうから。

写真のあと、私はどうしても友人のためにサインが欲しくて、「友だちにサインをもらえますか?」と写真を取り出したら、何も言わずにささっとサインをしてくれました。でも実はクリスは以前にラジオで、ファンとはなるべく話をしたり、写真を撮ったり交流したいと言っていたのですが、会う度に毎回サインを求めるファン心理だけは理解しがたい。好きな明星のサインはひとつだけ持っていれば充分で、それを大事にしてこそ価値があると思う、と発言していたんです。そんな発言をしたクリスは香港人ファンの視線を感じて(?)、「Special case呀!」と言い訳してました。(^_^)

写真も撮ってもらい、サインももらって大満足。クリスは休憩をしにホテルに向かいました。クリスが行ってしまったあとは私はかなり放心状態になっていたらしく、「大丈夫?疲れてるの?あ〜わかった。クリスに会って壊れてるのね」とみんなに笑われてしまいました。

食事&休憩をしたあと、また会場に戻ってくると、クリスの車とすれ違ったけど、クリスは乗っていなかった。しばらくするとその車はメイクさんを乗せて戻ってきた。誰かがアシスタントに「もう(クリスは)入ってるの?」と聞くと、「とっくに入ってるよ」とのこと。ステージでは出演者全員によるリハーサルが行われてました。

入り待ちしたり、リハーサルを見学していたのは、どうやら私たちクリスファンだけでした。開場時間が近付いてくると他の出演者のファンや一般のお客さんも集まってきた。
クリスファンにはTVBから30枚の入場券をもらっていた。正式なファンクラブがないので、クリスファンの間では自主的にリストをつくり、みんな平等に順番にそういったイベントに参加できるようにしている。今回はたまたま私が香港に行った時にぶつかったので、入れてもらえることができた。他のファンも今回初めて参加するという人が結構いた。

私たちのグループもほんの数人しか入ることができず、一緒に来ていた人たちも入り口から眺めるつもりでいました。ところがTVBの方から柵の外で立って見てるので構わなければ見せてもらえるということになった。私は自分が入ることができるのに、他の友だちが入れなくて申し訳ない気分でいたから、それを知って内心ホッとしました。

収録は約2時間ぐらい。クリスはオープニングと一番最後に出てきました。リハーサルでやっていたボール蹴りもうまく行き、盛り上がってました。クリスは司会者とふざけたり、終始楽しそう。
ステージで蹴っていたボールを私たちのグループの1人がゲット。ボールにはクリスのサインがあり、何と彼女は「屯門」と書かれた「当たり」のボールをゲットしていた。

収録のあと、帰り道は1本しかないので、出演者も観客もいっしょくたになって帰ることに。あらら、私の目の前を余文楽が歩いていった。そうこうするとクリスも出てきた。クリスファンが一番熱く、とにかくみんな追いかける、追いかける。道は狭いし、人も車もぐちゃぐちゃ。かなり危険だし、警備員に注意されても、みんなそんなことはおかまいないしにとにかくクリスを追いかけた。

車に乗ったクリスはファンのために車内の灯りをつけ、バイバ〜イと手を振ってくれた。う〜ん、何ていい人だ!
車は前がつまっていたおかげで、のろのろ運転。走ったら追い付けそうな微妙なスピードで走っていたので、走った!頑張ってずっと走っていたのは私を含めて5〜6人のみ。車がつまって止まった時には追い付いていたので、そんなことを3回ぐらい繰り返していました。
いよいよ表通りに出るところで、最後にまた追い付いたら、クリスは私に気が付いてくれたみたいで、深々とおじぎをしてくれました。やはり日本人=おじぎなのかな。でも嬉しかった♪

しばし休憩をしたあとミニバスで帰りました。そうそうあのボールはゲットした子が私にお土産にと譲ってくれました。何だか申し訳なかったけど、嬉しかった!ありがとう!

荷物整理はほとんど終わっていたけど、それでも寝るのはなぜか2時頃になってしまいました。疲れたけど、楽しい一日だった!

<8月3日(日)>
いよいよ今日は問題のサイン会。果たして無事に参加できるのか?
パッケージとはいえ、現地係員もいないものだったので、一昨日トランスポートサービスの会社に直接電話して「帰りのバスの予約をキャンセルしたいんですけど」とキャンセルしてしまいました。やった!これで少なくともブックフェアには行かれるぞ!

あまり早すぎてチェックインできないといけないので、10時にホテルをチェックアウトし、タクシーでエアポートエクスプレスの香港駅に行った。10時半すぎには無事チェックイン。荷物も預け、搭乗券もゲットしてひと安心。さあ、書展へ!

ブックフェアでは友人に頼まれていたクリスの散文集を買い、他のブースも少しぶらぶら。いくつか本を購入してしまいました。お金と時間に余裕があったらもっと買っていたにちがいない!

サイン会参加の注意書きには開始2時間前に一度ブースに集まること。45分前には点呼をとるのでその時にいないと参加は無効になると書いてあった。
でも実際にサイン会会場(展覧会場とは違う場所)に行ってもまだ他の人は来ていないし、サインをするところにはステージみたいのがあって、3つのブースに分かれてました。同時に複数のブースでサイン会が行われることはなく、順番にやってました。
私たちが待ってる間にも他の人がサイン会をやってましたが、誰だったのか全くわかりません。

45分前になるとかなりの人が集まってきて、そろそろ並んだ方がいいんじゃないかと、みなそわそわし始めた。係の人を見つけて聞いてみると並ぶように言われたので並び始めた。私たちの前にもうひとグループいたけど、とりあえず私はグループの中で一番前にしてもらった。しばらく並んでいる間に、友だちが前のグループに知り合いを見つけ、私のことを交渉してくれた。1人だけなら前に入れてあげてもいいということだった。それで私は恐縮しつつ前のグループに混ぜてもらった。

前のサイン会がまだやっているみたい。早く終わって欲しいと思ったけど、終了したのは2時。これではクリスのサイン会の開始が遅れる。だんだん焦り始める私。当初会場を出ようとしていた2時15分になってしまった。友だちも心配してくれていた。2時半まで待つ覚悟をしたところでやっとクリス登場!ここまで来たらサイン会に参加しないわけにはいかない。

クリスはマスコミ向けに本を片手にポーズをとったりして、すぐには始まらない。前のグループの子たちが私を本当に一番にしてくれて、恥ずかしいなあと思いつつ出て行った。クリスは机の前でペンを持ってスタンバイして、私に気が付いているし、マスコミはたくさんいるし、本当に緊張した。

いよいよ階段を上がってクリスの前に。とにかく焦ってるし、サイン会なんてものに参加したことがあまりなかったので、本来ならどのページにサインをしてもらうか、自分で指定するもんなんだろうけど、何も言わずにただ本を差し出して、前の晩ホテルの部屋で書いた手紙を渡し、カメラを構える。

クリスがサインをしてる間に写真を撮ったのだけど、クリスがカメラ目線してくれた時とはタイミングが合わず、正面の写真は撮れなかった。それでもこんなに近くで写真を撮ったのでそれだけで結構満足!
サインをしてくれた本を見たら、名前がなかったので、「名前を書いて」とお願いしてしまった。昨日、屯門で聞いた時にははっきりと私の名前までは覚えていなかったみたいなので、「名前覚えてる?」と聞いたら、今度は何も言わずにさっと書いてくれた。どうやらやっと覚えてくれたみたい。

握手をして欲しくて、気を使ったつもりで(?)左手を出すと、クリスはペンを左手に持ち替えて、右手を出してきた。焦った私はカメラを持ったままの右手を出してしまって、結局まともに握手はできなかった。クリスにも笑われてしまいました。(^^;)
「もう行かなくちゃいけないの」と何やら1人でドタバタしてると、クリスはマスコミに向かって、
「彼女は日本から来たんだよ。今から空港に行くんだよ」と言ってました。

クリスに「バイバ〜イ」と手を振ってもらって、私は文字通り会場を飛び出して、タクシーに飛び乗り、香港駅に行き、電車で空港に向かいました。会場を後にする時には後ろを振り返る余裕もなく出て行きました。

Final Callの時間ぎりぎり飛行機に乗れたので、友だちに連絡。とにかくいろいろお世話になったからお礼も言いたかった。
人に迷惑をかけ、心配もさせてしまったので、今後はこういうことはあまりしないようにしようと反省中。
良い子のみんなは真似しないように!

とにかく念願のサイン会に参加し、ちゃんと飛行機にも間に合ったので良かった!
今回は本当にクリスに直接会う機会に恵まれて幸運でした。TV番組の収録、ツーショット写真、サイン会と初めてのことばかり。次はいつ会えるかわかりませんが、その時までクリスが私のことを覚えてくれると嬉しいのですが。
下次見!