小林国際特許商標事務所
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20年後のメリカ(1)

アテネ・オリンピックの開催期間中と丁度重なったが、アテネとは反対方向のミネアポリス市(アメリカ合衆国・ミネソタ州)を15年ぶりに訪問した。

私が、アメリカのミネソタ・ミネアポリスを最初に訪れたのは、ロサンゼルス・オリンピックが開催されていた20年前(1984年)の夏であった。
2年間、あるメーカーの連絡員(リエゾンマン)として過ごした地である。

ミネソタは五大湖の西側にある州で、ミネアポリスは北緯45度付近に位置する。北米大陸の中央、冬は−30℃まで冷え込むことがある。人口は約500万、ミネアポリス市周辺の都市部に約300万人が集中している。

もともと、大草原を開拓した穀倉地帯であるが、日本でも有名な3M社、ノースウエスト航空の本社、IBM社の営業部門などがあり、農業以外の産業も発展している。

今回の訪問の主な目的は、古い友人に再会することと、お世話になった方のお墓参りをするという個人的なものだ。20年の歳月は、感慨深いものがある。

20年後のアメリカ、印象に残ったことをまとめてみた。


(長旅)
ミネアポリスまでは、直行便であれば12時間(飛行時間)であるが、ポートランド経由となった今回の旅では16時間を要した。中野市の自宅から現地のホテルまでを積算すれば、実に25時間もかかっていた。長かった。帰りもほぼ同じだけかかり、9日間の旅は、実質、7日間となってしまう。真夏のトップシーズンで、直行便を取れなかったのも敗因だが、とにかく遠い。

ところで、今回の旅は、ミネアポリス市近郊で5日間を過ごす予定であったため、レンタカーを借りた。久しぶりの右側通行なので、これがプレッシャーとなった。少々危ない場面はあったが、最後までアクシデントがなくて本当に良かった。


(テロ対策)
昨今のテロ事件の頻発で、空港の警備はかなり神経質だった。金属探知機のところでは靴まで脱がされた。ちょっと横目で見たのだが、透視装置で検査されるバックの中身は、品物の色まで鮮明に見えていた。

経由地のポートランドで入国審査を受けることになったが、私と、同行した甥とはスムースに通してくれた。その他の全てのチェックポイントでも実にスムースであった。余程、人相が良かったようだ?

なお、どうも韓国人や中国人については、チェックが厳しく、かなり時間がかかっていたようだ。もともと日本人は信用されているが、日米関係の良好さがこんなところまで反映しているような気がした。


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