北東北 湯巡り2005
3日目-1



3日目のコース 9月12日(月)
酸ヶ湯温泉----銅像茶屋----田代元湯(野湯)----東八甲田温泉----道の駅 しちのへ----ラーメン「茂二」----六戸モリランド----道の駅 十和田----ポニー温泉----酸ヶ湯温泉(宿泊)


 酸ヶ湯温泉の朝

昨夜は長距離移動で疲れていたのか、深夜に目が覚めることなく爆睡で明け方の温泉には入れなかった。
朝風呂は体を目覚めさせるために仙人風呂へと行ってみると、夜の明かりの中とはまた違った雰囲気で素敵だ

朝食はパンとサラダや昨夜の残りで簡単に済ませ、天気が良いので9時前にお出かけです♪


 銅像茶屋


大きなドライブイン「銅像茶屋」

今までは名前のことなど気にも留めていなかったが、八甲田山の映画を見てから、ここの茶屋の奥に雪中行軍の記念碑があると知って今回初めて寄ってみた。
今回は行かなかったけれど遭難資料館も併設されているようです。
シーズンには大型バスも乗り入れそうで、駐車場も広いです。

 TEL:017-728−1411


 八甲田雪中行軍遭難記念碑

茶屋から脇の遊歩道を250m登っていくと、高台に静かに後藤伍長銅像がありました。
映画で雪中行軍の遭難事件を知った直後だったので、その姿が複雑に心に響く。 
「遭難の事実を明らかにし、且つ後の行軍する者の目印とする」というのが銅像建立の目的だそうです。
周囲の原っぱには、セミや野花が咲いていました。


 八甲田山中に湧く温泉を探せ!

今回の旅のテーマが「野湯」
八甲田山中に以前旅館だった場所が廃墟となり、湯だけがコンコンと湧いている温泉があるという。
以前から知ってはいたものの、車で林道を走らなくてはいけないと聞いて車第一の我が家は躊躇していた
しかし、1)今年からダム建設が始まりもう入れなくなる・・・と聞いたことと、2)我が家と同じ車(エスティマ)で行った温泉友達がいたことが私の気持ちを行動に移させた
林道がダメそうなら大通りから歩いてでも、絶対に行きたい!っと気合が入る。

さらに気分を盛り上げようと、映画「八甲田山」のDVDを買って勉強。 八甲田には何度となく訪れているけど、実は雪中行軍の話はまったく知らなかった
熊よけの鈴もアウトドアショップで購入し、準備万端!

幹線道路から左の脇道へ入る
ちょうど工事車両入り口の看板がある
その脇道は未舗装で細い道 林道の途中で車を置き歩く

目指すは「田代元湯」
この温泉名(温泉宿名)は映画にも登場し、野湯としてはかなりメジャーだと思う。
地図やカーナビに温泉マークはあるけれど、道が無い!
現在は営業していない以前温泉宿があった場所で、今は愛好家の善意で清掃などが行われ湯も守っているという温泉。
行き方はネットで検索すると何件もヒットするし、もう今年くらいまでで行けなくなってしまうようなので詳しくは記さない。
不安だった林道は途中から起伏が激しくなり悪路になる。やっぱり途中で危険と判断し道の脇に置いて、後は徒歩でいくことにした


 野湯探険第一弾 「田代元湯」

6台くらい車を置くスペースがある場所(本当はここまで車で来るつもりだった)がある、目印はこの先通行不可の看板

そこから徒歩で温泉まで20分ほどの道のり
ただ、想像したよりも勾配がきつくて、行きは下りだからいいんだけど帰りの上りは温泉で温まったせいもあるけど汗だくになってゼイゼイ言いながら歩いた。
本当に山道で、ところどころぬかるんでいるので靴にも注意が必要。
道中は、川を渡ったり吊り橋が架かっていたりと探検ムード抜群

辿り着いた田代元湯温泉は、以前入れたという内湯は建物が崩れていて湯だまりになってコケが増殖中で入浴不可。
手前の岩露天風呂も状態が良くなかった。 清掃して湯が溜まるのを待てばいいんだろうけど、今回はメインの木造り長方形浴槽に維持してくれている方に感謝しながら入浴させてもらった
湯は適温! 青空のもとすぐそばの渓流のせせらぎを聞きながらの入浴は想像以上に気持ちの良いものだった
こんな素晴らしい湯に出会えて感動。。。 「ありがとうございました」
目印の看板、その先を歩く この辺りは広い道 渓流に板が渡してある
オンマウスで渡っている様子です
  詳しい温泉レポはこちらです
ボランティアで湯を守ってくださって
いる方からのメッセージ
少しの間、大自然の湯を頂く


 快適ドライブ♪

今日の目的をクリアしたので、次は七戸方面へとドライブです。
本当ならこの後、八甲田ホテルのランチ・・・と計画していたんだけど、ゆうがまだお腹空いてないとのことでパス。
ならば温泉でお腹空かそう〜っと、温泉本にも紹介されている湯へナビをセットしました


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