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 あんこう鍋&鉱泉修行の旅 

1day-4



 ■ 湯の網鉱泉の夕食

夕食は部屋食で、ゆっくりと部屋で食べられます。
時間になると仲居さんがコンロ(おっきなガスボンベ付き)や鍋を持ってやってきました。

テーブルには、お造りキンキの塩焼きがまず並びます。
鍋の準備をしている間に、生ビールと一緒にそれらをつまんでいたのですが「キンキの塩焼き」がメチャクチャ旨い!!!
二人して夢中で食べていました(^^;;
魚の横にある白い塊は”大根おろし” 普通はちょこっと添えてある程度なのですが、ここでは子供のゲンコツほどの量でたんまりっ。最初は「すっごい量だね、こんなにいらないよぉ〜」と言ってたんですが、食べているうちに理由が分かりました。
魚の脂の乗りがすごくて、甘めの大根おろしがよく合うんです
その脂が、こんがり焼いているのに揚げたようなカリカリ食感になった理由でもあるようでした。 こんな焼き魚初めてです。二人ともすっごく気に入った逸品です。

焼き魚と格闘していると、鍋が食べごろに・・・
期待のあんこう鍋は、だし汁がスゴイ色!
どうやらアンキモなどを溶いた出汁で、それぞれの家庭で味が違うらしい。「ほぉ〜」
大きめの野菜にプリプリのあんこう。 あんこうは骨付きやヒレなどの部分まで入っていてイイだしが出るし、軟骨はコラーゲンたっぷりなんだって!
スープが濃厚で「美味しい。。。」 

具を食べたら残った汁で”ぞうすい”が定番・・・ですよねぇ〜(^^)
お腹いっぱいでも、スルッっと入っちゃうから不思議です。 旨みが凝縮されたスープの味は、あんこうの身よりも美味しかったかも。。。
結局、二人で綺麗に平らげたら、片付けにきた仲居さんに「まぁっ、キレイに食べましたネェ〜」っと驚かれちゃった。

他には、途中で酢の物。 最後に食事(ご飯・お吸い物・お新香)が出ます。
品数としては史上最強に少ない。 けれど鍋がボリュームあるし、キンキも大ぶりで脂っこいので大食いの私達でも満腹で苦しかったです(^^;;

地のものを食べられて、豪華とは違う家庭料理がとても美味しかったです
期待していたあんこう鍋よりもキンキの塩焼きのほうが私達にはポイント高かったかな〜。 またこの魚を食べに泊まりに来たいと思いました。

あんこう鍋の具材 肝を溶いたドブ汁 あんこう鍋→マウス当てると雑炊だよ
 
きんきの塩焼きは、唐揚げかと思うほどカラッとしていて香ばしい♪ これぞ絶品!!
お造り・酢の物・食事セット


 ■ フカフカの布団と深夜の温泉

お腹いっぱ〜いで大満足になり、そのまま横の布団になだれ込む・・・
こんなことができるのも、部屋食+最初から布団の特権かな♪
3月だというのに日が暮れると冷え込むけれど、毛布と羽布団であったかく寝られる。
布団が寝心地いいもの宿のポイントとしては重要!

お腹が落ち着くまで一休みして、夜のお風呂で温まる。
夜の大浴場は、ランプの明かり一つに廊下からの明かりがガラスを綺麗に彩り雰囲気がとってもいい。 天井には明り取りのガラス窓もあり、朝はまた気持ちいいんだろうなぁ〜などと想像しながらボーっと湯に身をゆだねるひと時。。。

普段は忙しくこなしていることが、旅先だと一つ一つが楽しくてたまらない
だから旅に出るのかなぁ〜

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