■ 飛騨牛と露天風呂三昧・夏の奥飛騨 ■

<1日目−4>




 ■ 谷旅館の夕食
たっぷりと温泉に入った後は、お待ちかねの夕食です!
奥飛騨といえば・・・そう、「飛騨牛です!!」 さぁ、飛騨牛に逢いに食事処へダッシュ。

谷旅館の夕食は時間が決まっていて6時から一階の食事処で部屋ごとの個室でいただけます。

こういうパターンが一番好き! のんびりと気兼ねなく食事できるし(写真も撮り放題・・・笑)、食後の部屋には布団が待っている♪

暖簾が掛かる個室には、どっしりした木のテーブルに足が出せる掘りごたつ式。これは長期戦にはもってこい!です。 すでに何品かならんでいる料理の横には”お品書き”があって、「これはなんだぁ〜?」と照らし合わせながら食べる楽しみも味わえました。


【谷の宿 夏の膳】
食前酒□
先付□
前菜□

焼き物□
刺身□
お凌ぎ□
谷名物飛騨牛朴葉味噌ステーキ□
炊合せ□
強肴□
揚げ物□
吸い物□
香の物□
水物□


女将特性 山葡萄酒
ゴルゴンゾーラ豆腐
あまご飛騨山椒魚 姫竹 酒盗だんご
蛸卵のわさび和え すだちのワイン寄せ
岩魚奉書焼き
飛騨牛ロース
ひやむぎ
舞茸 えのき 椎茸 ピーマン ブロッコリー
鰻薯蕷揚げ 加茂茄子 豆乳ごまソース
マトー鯛のマリネ アスパラ 焼トマト
栃もち揚げ出し汁
はも 青梅すり流し
茄子香り漬け 大根漬け
オレンジ ババロア


若い仲居さんが料理の説明をしてくれて、こちらのペースにあわせて後だしの品を運んでくれました。 

ここの嬉しい点としては、
・ステーキは自分で好きな時に火をつけられる
  燃料系の物は、大抵仲居さんがチャッチャとこちらの食べるペースも考えずにつけ
  ちゃうことがほとんどで、ペースの遅い私はいつも冷めた鍋をつつくことになる・・・。 
  ステーキは熱々が命!自分でつけられてありがたかった。
・ご飯(白米)が最初からセットされている
  おかずと一緒にご飯を食べたい派のゆうは、いつも早めにご飯をお願いする。
  最初から用意されていれば手間なく好きなタイミングでご飯が食べられる。

ゆうもあやもほっぺた落ちそうになったのが飛騨牛の刺身。「やわらかぁ〜」と旨みが口に広がり、酒も進む。
紙に包まれた岩魚の焼き物は珍しい。串焼きと違い、ふっくらした食感で何か(草?)の香りが染み込んでて美味しい!
そしてメインの飛騨牛ステーキ。朴葉の上に味噌が乗っていて、その上に飛騨牛を乗せて焼いて食べる・・・「最高〜♪」 
肉は柔らかいのはもちろん、脂って旨みがあるんだなぁ〜と感じちゃうことができた。
ゆうは肉のお代わりがしたかったらしい。。。 うんっ、あやだっていくらでも食べられそうだよ。

食事前にはメニューを見て”品数少ない?ボリュームなさそうだなぁ〜”と思ったけど、ところがどっこい!ご飯が無くてもいいくらいの満腹度。 ひやむぎや栃もちがあったからかな。 そうそう、この栃もちの揚げ出しもあや好みですっごく気に入った品。しっかり出汁の味がして、思わず汁まで飲んじゃった。

総じて、一品一品工夫された料理で最後のデザートまで手作りでした。嬉しいねぇ〜♪

今回の新発見は、蛸卵です。 居酒屋では人気のたこわさ、でも卵は初めて食べました。どんな形なのかと豆知識が増えました。
イクラのようにまん丸かと思ったら、1センチほどの細長い卵、こんなの見たこと無いなぁ。
ちなみに、わさびの茎も和えてあり酒のお供にピッタリ!!


 ■ 食後の部屋
大満足の私たちに、布団が”こっちへおいでぇ〜”と誘っていたので、二人でなだれ込む。
これが幸せ・・・・ そしてひと時夢の中。

あやが熟睡している間に、なにやらゆうは格闘していたらしい・・・
寝ぼけながら奮闘振りを聞いてみると、網戸に小さな穴が開いていてそこから小さな虫が大量に入り込んだそう。TVを見ながら一匹づつやっつけたらしく、あやが起きた時には快適な部屋に戻っていた。「そーだったんかぁ、ごくろうさんっ

貸切露天風呂の2回目は、10時過ぎに予約してあった。
なんでも、壁に囲まれた貸切では周囲の明かりが無いので、浴場の電気を消して入浴すると星が綺麗に見えるそう!
残念ながら当日は曇っていて小さな星を3つ見つけられた程度だったけど、一番湯が気に入った露天にのんびりと身を任せて時間いっぱい楽しんだ。

その足で一人内湯に向かう。 洗髪がまだだったのだ。
たまご臭ぷんぷんの浴場でちゃっちゃと洗って湯船に入ると、浴槽の半分ほどが浅くなっていて格好のトド場じゃぁないですかぁ♪ 早く気づけばよかったなぁ。 夜中、誰も居ない浴場でまたもやまったりしてしまいました。

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