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越後長野温泉嵐渓荘 雪国満喫の旅

その5





■ 二日目の朝食

朝起きたら窓の外は雪・・・昨晩もかなり雪が降ったらしく今もパラパラ舞っている。

昨晩、あんなに苦しくなるまで夕食を食べたのに、朝になるとお腹が空くのはナゼだろう??
早速、昨日と同じ部屋で朝食を頂きました。
温泉で炊いた「温泉粥」が絶妙な塩味ですごく美味しかった!!
普段はお粥があまり好きではない私ですが、あっと言う間に完食しちゃったほどです。この他にお櫃に白い御飯もあります。
鮭は小さめですがすごく脂が乗ってました。ピンクの器は茶碗蒸し。
全体に美味しくお替りしながら頂きました、ごちそうさま!


■ 緑風館のお部屋
連泊だけど、二泊目はわざと違う大正時代の木造建物「緑風館」の部屋。

このお宿、部屋(渓流館・緑風館・りんどう館)と料理のランクを組み合わせたいろんなプランがあって、自分の好みに合わせてチョイスできます。私達は「ちょっと贅沢ふたりの休日・梅」を選び、部屋は緑風館+料理は最低ランクにしてみました。

入り口の戸を開けると、廊下のような窓際スペースにテーブル&イスや冷蔵庫があります。玄関はないのでスリッパは部屋の前まで履いていきます。
部屋は8畳+6畳の二間続きの角部屋で眺めが良く、落ち着いた雰囲気なのでかなり広く感じます。障子も下にガラスが入っていて座敷に座るとちょうど景色が見えるようになっています。木造ということで冬の暖房が心配でしたが、一部屋に一つエアコンがあり、さらに石油ストーブもあったので全然寒くありませんでした。(滞在中はストーブ未使用でOKでした)
トイレと洗面所いわゆる水周りは部屋にはありません。歩いて数歩のところに綺麗な共同トイレ&洗面所があります。
そうそう、館内の蛇口はどこも”真木の清水”を利用していて美味しい水が飲めます。

部屋の違いをまとめると、
緑風館のほうが・・・□木造で風情がある(近代的が好みだと合わない)
            □部屋にトイレ・洗面が無い
            □部屋が広い
            □テーブル、茶器などが古い
            □眺望が良い
            □布団が羽根布団じゃない
など、渓流館より良い面あり悪い面ありといった感じなので甲乙つけ難く、自分の好みで部屋を選ぶと良いでしょう。私達は次にまた宿泊するなら緑風館の方が好みかな(^^)

☆嵐渓荘には”深夜のオプション”が付いてきます!!
運が良ければムササビの姿が見られますし、今日宿泊の部屋ならではの特典があり、明け方屋根裏に帰宅するムササビの足音が聞けるかも!?
昨夜はムササビを見られなかったので、今夜はぜひ見てみたいなぁ〜♪
緑風館
8畳の部屋
この後ろに6畳があり
昨夜よりかなり広く感じる
目線に外の景色が・・・
この風情がいいですね
細かい細工がされた障子
歴史を感じます(^^)


■ 変った!?昼食
嵐渓荘に宿泊した友達が教えてくれたのが宿の隠れた名物「狸汁」
珍しいもの好きでチャレンジ精神旺盛な私は昼食に頼んで食べてみました!

持って来てくれた仲居さん曰く、「私は食べた事ありません、狩をする人が限られていて地元の人は食べない貴重な肉、臭みはあるけど熊よりは匂わないと板さんが言ってた」という言葉を聞きながら珍品とご対面。
大きな野菜とともに一口大に切られた狸の肉が入っていて、香りが・・・ほわーんと漂う。たしかに栗山村で食べた熊汁よりはクセが無く食べられる、しかも肉が柔らかい。匂いがなければ食感は牛肉のようだ。本当に貴重な体験&味でした。
山菜そば 狸汁

つづく→




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