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2003年初秋 北東北ぶらり湯巡り旅 その16


乳頭キャンプ場
田沢湖を通り過ぎ、乳頭温泉郷へと向かう途中にあったキャンプ場が「乳頭キャンプ場
キャンプ場の雑誌にも載っていて、料金が安いのが魅力だった。
でも、どんな施設でどんな所なのか昼過ぎに調査に寄ってみました。今夜の食材を調達した手前、どぉーーしてもキャンプしなくっちゃね!

入り口から少し入ると、管理事務所の建物があります。
キャンプを申し出ると「場所を見てから決めた方が・・・案内するから」と、謙虚な対応・・・。いったいどんな場所なのか?

あまり手を掛けていない
自然を大いに満喫できそうな
キャンプ場でした。
雨じゃなきゃここでも良かったな。


細い道を行った先には、木々に囲まれた広場があるだけの場所。トイレ棟は奥にあり炊事場は少し離れた木々の中。
きっと夜空の星が満天だよ! 静かでいいねぇ〜と思ったんですが、連日の雨で地面がぬかるんでいる(特に炊事場までが。更に屋根の隙間から雨が落ちていて傘が必要か?)
「夜は冷え込むよ」「何にもないよ」と心配してくれるおじさん。
どうするか迷っていると、「少し下りた田沢湖にも設備の整ったキャンプ場があるよ、ちょっと高いけど」と言われ、そちらも見に行くことにしました。親切なキャンプ場のおじさん、ありがとう!



また田沢湖まで戻り、田沢湖キャンプ場へ。
田沢湖と道を挟んで反対側にあり、トイレや炊事場も使いやすそう(屋根あり)
キャンプ一張り850円、入場料@300円
オートじゃないので乗り入れは不可だけど、Pも広いし安眠できそうだしいいね。
受付すると「オートキャンプなら近くに綺麗なのがあるよ」とのことで、そちらも見学しに行きました。。。(乳頭のおじさんが言ってたのもきっとこちらの方でしょう)

縄文の森たさわこ」というオートキャンプ場は、ピカピカの施設で何でも揃っていそうでした。皆が勧めてくれるのが納得できるって感じです。綺麗だし快適に過ごせそうだけど、オートサイト4000円、入場料@400円と夜寝るだけにはちょっとなぁ〜。

結局、乳頭キャンプ場に決めて受付だけ済ませて、「これで安心して温泉に行けるぞぉ〜!


大釜温泉
ゆうは午前中に岩城温泉で入浴したが、あやは今日一回も温泉に入っていない。これはかなり珍しいことだ。
乳頭温泉郷で未湯なのが、蟹場・大釜・孫六・休暇村の4ヶ所。さぁ、どこにしようと考え以前妙の湯に泊まった時にすぐ隣に建っていた大釜温泉に行ってみることに。

最近の足湯ブームで、ここも入り口に真新しい足湯コーナーがありました。
受付を済ませ浴場へ行くと、男女とも誰も居ない貸切状態♪ のんびりと過ごせました。
湯は笹濁りで熱めでした
キュッとした肌触りで、温まりが良いので
露天と内湯を行ったり来たりしながら
楽しみました。


休暇村 田沢湖高原
夕食前にもう一ヶ所休暇村田沢湖高原に今日最後の入浴です。
休暇村ということで、外観はとても綺麗なホテル風。湯はあまり期待しないで、身体を洗う目的でここに決めました。
ここが秘湯??」って思っちゃうほどのじゅうたん張りの広いロビーで、ちょっと遠慮がちにスタンプ帳を出すと従業員の方が快く対応。

男女別にある大浴場は、内湯にある2つの浴槽にそれぞれ違う源泉がはいっていて、湯の色が違いました。洗い場も数多く、快適に目的を達成。
内湯の奥にある露天風呂は硫黄泉で外が涼しかったのでとても気持ちよかったです。
思った以上に湯が良くて、思わぬ誤算でした。「ここなら両親も泊まれそうだし、宿泊候補にできるね!」と言いながらぽかぽかになってキャンプ場へ向かいました。

露天風呂の湯口には
硫黄成分が付いて
クリーム色に!


田沢湖キャンプ場の夜
薄暗くなってから田沢湖キャンプ場に戻ると、ポツリポツリと雨が降ってきました。
やっぱり今日も雨とのご対面。なんて仲良しなんでしょう。。。

広い駐車場とは反対にある手前の建物が炊事場、奥の道路沿いにはトイレがあります。
急いで食材を運び、早速バーベキュー大会開始です!


比内地鶏鍋・ほたてバター焼き・黒毛カルビ・舞茸バター焼き・・・
ビール片手に楽しみました(^^)
久しぶりの牛肉が、すっごく美味しかった(あや) やっぱりほたてでしょ!(ゆう)
舞茸は歯ごたえがしっかりしていて最高ーっ♪(ゆう&あや)
 流しの向かいにかまどがあります

 ほたては大ぶり!
 プラスチックのお皿があったけど、
 ちょっと洒落て「ほたての貝皿」を
 取り皿にしてみました。

食後は雨がひどくなってきたので、早々に撤収。車の中で今回の旅を振り返りながら最後の車中泊の夜は更けていきました。
夜中は雨音がすごくて何回か目が覚めてしまったけれど、心配したほど寒くも無く眠れました。


本日の走行距離229キロ    ←もどる  つづく→


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