銭川温泉
谷底の一軒宿に湧く温泉
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■ 施設 ■
八幡平の秋田側、国道341号沿いに”銭川温泉”の看板があるのを何回も横目で見ながらいつも通り過ぎていた温泉。 付近には志張温泉東トロコ温泉があります。
国道から細い下り坂を8分程度進むと、宿の姿が見えました。

昔ながらの一軒宿と聞いていたけれど、意外にも建物は大きく車も沢山停まっていました。

玄関を入ると、こざっぱりした館内。帳場で受付し、浴場へ向かいました。
帳場の斜向かいにあるのが大浴場。 他にオンドル湯治棟にある混浴浴場。

■ 混浴浴場 ■
湯治棟の奥にある浴場で、脱衣所と浴場が一つ。オール混浴です。
木造りの湯船がある以外は何も無いシンプルな造り。
深めの浴槽には塩ビニパイプから熱い透明な湯が注がれている。すぐには入れないほどに熱く、何杯も掛け湯してからソロソロと静かに身体を沈めた。
ジーっとしていると、湯の成分がジワーっと身体に入り込んでくる感じ。 ツルッとしていて、湯上り後の発汗はすごかったです。

■ 大浴場 ■
男女別に内湯があります。
脱衣所には鍵付き貴重品ロッカーがある他はいたってシンプル。 ここの脱衣所もオンドル?床暖房で、この時期は浴場より暑くて着替えが辛かったです。

浴室はビックリするほど綺麗なタイル造り。
洗い場は使いやすいカラン&シャワーが4つ。 山の中の温泉ではシャワー設備が無いところもあるので、身体を洗うには重宝します。

変形浴槽は8人ほどが入れそうで、透明な湯が静かに溢れています。 湯は湯治混浴より薄い感じでそれほど特徴はありません。

今回は大浴場に入ろうとしたら湯治棟のほうから出てきたおばちゃん方に教えてもらって混浴のほうに入ることが出来ました。 お湯や雰囲気は混浴のほうが好みですが、なにぶん脱衣所も1ヵ所だけ+狭い透明湯なので女性には厳しいかな。
帰りの車の中でもしばらくは汗が引かない、”静か”が印象的な温泉でした。

湯の色:透明
湯の匂い:特徴なし
湯の味 :甘めの湯、熱い!
湯の感触:特徴なし
湯治部の浴場



新館の男女別浴場
 
洗い場                     女湯


男湯も同じような造り

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【おぼえがき】
 温泉名  銭川温泉 〔0186-31-2336〕
 源泉名  
 泉質  単純温泉
 泉温  55.3℃(温度が高いので加水あり)  ph:7.6
 湧出量  自然湧出
 成分総計  508.6mg/kg 
 〔Na=91.8(84.18mval%) Cl=53.1(31.85) SO4=76.1(33.55) HCO3=88.1(30.57) 〕
 

 料金  400円
 時間  聞き忘れました
 備品  新館:カラン&シャワー4  湯治部:なし
 浴室  新館内湯× 男女各1、湯治部混浴× 1  待合所:ロビーあり
入浴日:2006.6.16



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