休暇村田沢湖高原 ホテルのような施設には、2つの源泉を楽しめる浴場が〜♪ |
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乳頭山麓に点在する温泉郷のなかでもっとも近代的な宿 ブナ林に囲まれた休暇村は、温泉好きにも 施設重視の方にも適した宿泊施設のようで 今回は宿泊して2つの源泉をゆっくり味わってみました |
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■ 建物 ■ 乳頭温泉郷の基点となる位置にある休暇村 この先には妙の湯や大釜温泉、蟹場温泉が、右手の細い道を進むと黒湯温泉、孫六温泉があります 山奥とは思えないくらい綺麗で立派な建物で、ロビーやフロントも広く5月でも暖房が入っていてとても快適です。 登山者やバスツアーの日帰り利用も多く、前回の立ち寄り入浴(夕方)では浴場はかなり賑わっていました。 ■ 大浴場 ■ 大浴場は3階の廊下突き当たりにあります 待合所のスペースには、牛乳やジュースの自販機やマッサージ機の他「コインランドリー」もあり、長旅には便利そう。利用者も何人も見かけました。 男女別の浴場には泉質の異なる2つの源泉があり、乳頭の湯(炭酸水素塩泉)田沢湖高原の湯 (単純硫黄泉)を楽しむことができます 【脱衣所】 男女別の暖簾をくぐると広い脱衣所に内湯とそれに続く露天風呂があります。 脱衣所には鍵付きロッカー、ドライヤーもあり日帰りで利用するにも便利ですね。 【内湯】 浴場に入ると、ふわっと香る温泉の匂い。 左手には備品の揃った使い勝手良さそうな洗い場があり、大きな窓に沿って浴槽が2つ 手前の大きな浴槽には透明の乳頭の湯、奥の小さめの浴槽には白濁した田沢高原の湯が満たされていました。天井が高く、湯気が篭っていないのも快適です 重曹泉である乳頭の湯は、鉄味があり柔らかい湯。アブラ臭+微鉄臭の透明微濁りの湯です 湯花はありませんが、湯口反対の浴槽隅には赤茶色粉末状の成分が沈殿していました 肌触りはゴム手袋しているような吸着感があり、、見た目は温泉を感じませんが欲感はかなり重い感じがします 匂いが硫黄とはまた違うので、一人浴槽でクンクンしながら複雑な匂いを楽しみました 【露天風呂】 露天は囲いがあって開放感は望めませんが、新しい木の床に石の正方形の浴槽。 青白く白濁した湯が掛け流されていて、囲いの間から見える新緑がとても綺麗でした 単純硫黄泉の田沢湖高原の湯は、内湯では投入量が少なくなまった感じがしますが(源泉温度が高いので少量投入か?)露天風呂は素晴らしいです! 露天のドアを開けるとその途端焦げた粉の硫黄臭が漂っていて、青白く白濁した湯が目に飛び込んできて、入る前から嬉しくなってきました。 熱めの湯が流れている湯口には、黄色い成分が付着していて「硫黄泉」を目でも楽しめます ちょっと深めの浴槽で、底に座るとどっぷり浸かるようになってしまうので縁に手を掛けて身体を伸ばし、風を感じながらのんびりと入浴しました 湯口からちょっと味見してみると、焦げた硫黄味+樹液系アブラ臭が口に広がります。この匂いは硫黄のなかでも好きな部類かな・・・ 何度も何度も湯面から立ち上る匂いを嗅いでも飽きませんでした 最近はどうも、味より匂いに興味が出てきたようです 2種類の源泉を楽しめて、設備も良いので普通の人も温泉好きの人も同時に満足できる温泉だと 思います |
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【おぼえがき】 温泉名:乳頭の湯 源泉名:乳頭の湯 泉質:ナトリウム-炭酸水素塩泉(旧純重曹泉) 源泉温度:52.7℃ pH:6.5 成分総計:2612.2mg/kg |
温泉名:田沢湖高原温泉 源泉名:田沢湖高原温泉(源泉名1号2号3号4号混合泉) 泉質:単純硫黄泉(硫化水素型) 源泉温度:49.7℃ pH:5.2 成分総計:456.1mg/kg |
料金:500円 時間:11:00〜17:00 備品:ソープ、シャンプー、カラン&シャワー10、鍵付きロッカー、ドライヤー 浴室:内湯各1、露天風呂各1 待合所:湯上り処、エレベーター前、ロビーあり 入浴日:2003.10.3、2004.5.22(宿泊) |