設定判別法〜序章〜

見えないはずの「設定」がなぜ判るのか?

それは、「小役カウンタ減算値」の性質を利用するからです。

まずは、用語の説明からです。

小役カウンタ 小役の高確率・低確率状態を決めるのが「小役カウンタ」と呼ばれる内部数値です。
設定変更後とBIG終了後にカウンタ値はリセットされ「0」になります。注:最近の機種は、BIG終了後にリセットしないものが大半です。

カウンタ値が「プラス」の時は低確率状態
カウンタ値が「マイナス」の時は高確率状態

※小役カウンタは「±0」にしようとするからです。
減算値
加算値
小役カウンタで使われる数値です。

減算値:投入枚数に使われる数値
加算値:払い出し枚数に使われる数値

加算値は全機種・全設定共通で「256」です。
減算値は機種によって設定差が付いているものがあります。

内部計算:

加算値・・・払出枚数×256をカウンタに加える
減算値・・・投入枚数×減算値をカウンタから減らす

例:不二子2 減算値

設定1〜4  「95」
設定5    「98」
設定6    「100」
小役払出率
減算値と加算値の割合の事(理論値)
払出枚数と投入枚数の割合の事

減算値 ÷ 加算値 = 小役払出率(理論値)

払出枚数 ÷ 投入枚数 = 小役払出率

例:不二子2 小役払出率(設定5)

98 ÷ 256 = 0.3828125

重要:
また、小役払出率が「0.3828125」の時は、カウンタ値は「0」となります。詳しくはこちら

判別小役 小役カウンタで「高確率状態・低確率状態」になったときに、確率が大幅に変わる小役。
例:不二子2 判別小役:ベル

高確率 1/21.845 

低確率 1/397.188
判別プレイ 上記の加算値・減算値の計算で小役の高確率・低確率状態が分かれるプレイの事。

設定5以上・・・高確率状態
設定4以下・・・低確率状態

重要:
このとき、判別小役が落ちれば設定5が濃厚になる(小役の確率差が大きければ信頼度は増す)。
払出率と
判別プレイ
通常時小役カウンタは、「0」の値付近を行ったり来たりしています。
その時、小役払出率も「減算値 ÷ 加算値」付近を行ったり来たりします。

ピンときた方もいると思いますが、小役カウンター値は、払出率に連動しているって事がわかると思います。
払出率 > 払出率(理論値)・・・カウンタ > 0
払出率 ≦ 払出率(理論値)・・・カウンタ ≦ 0


重要:
このように連動してます。小役払出率をみれば、小役カウンタを見抜く事ができます。

詳しくはこちら


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