旅行に備えてこんなことを調べよう　

個人旅行者が旅行先でトラブルに巻き込まれたときには、どうすればよいのでしょうか。
旅行会社がサポートしてくれる範囲は、基本的には旅行の形態（主催旅行か、個人旅行か）によって決まっていると思います。でも主催旅行の場合であっても、旅行会社が１から100までやってくれるわけではありません。第一、トラブルがあったことを報告する方法を知らなければ、一歩も前には進めません。　
それから、手配旅行の場合は自己責任による所が大きいので、さらに充分な下調べが必要になってきます。

ある程度の準備をしておけば、緊急事態にも冷静に対処できますし、旅行中の時間を有効に使うことができる利点があります。そして、対処法を知っているという安心感は、個人旅行の不安を少しは払拭してくれると思います。

　　　トラブルに備えて　

無事に旅行を終えてはじめて、「楽しい個人旅行」と言えます。頼れるのは自分だけ…と肝に銘じて準備は万端に。最低限、調べた方がよいことを箇条書きにしておきます。

　・主催旅行の場合、トラブルに巻き込まれたときの旅行会社の連絡先（時間外のサポート態勢）
　・旅行保険に入っている場合、緊急連絡先
　・日本人がイタリアで巻き込まれたトラブルの実例（海外旅行犯罪事件簿）
　・治安　（外務省　海外安全ホームページ）　
　・パスポートをなくした時の対処法と連絡先
　・クレジットカードやホテルのバウチャーをなくした場合の対処法と連絡先
　・日本に残った家族に緊急時に連絡してもらう方法　

トラブルの実例を知るというのは、犯罪のパターンを把握するということです。これを知っておけば、自分が同じような状況になったとき、危険を察知することができます。

家族に緊急時に連絡してもらう方法については、できれば、旅行会話集などを参考に英語の文例などを作っておくのがといいかと思います。
滞在先（ホテル）の電話番号を教えておくだけで、緊急時に落ち着いて国際電話をかけられる日本人は少数派かと思いますので。

　楽しい旅行を実現するために　

トラブルの対処法だけではなく、細かく考えると、旅行を計画する時、または旅行前に調べておきたいことはたくさんあるものです。（詳しくは「個人旅行の計画の立て方」をご覧下さい。）　計画のしかたによって、個人旅行はぐっと中身の濃いものになります。　

宿泊料金だけで安易に飛びつくと、古い、不便な所にあるなど失敗する可能性アリです。ホテルは旅行中にホッとできる唯一の空間です。できれば候補を絞ってから旅行会社などに行きたいものです。
　ホテル選びのコツはコチラ
　ホテル選びに役立つサイトはコチラ

個人旅行は出足が肝心。日本からイタリアに行く場合、到着は夕方以降がほとんどなので空港からの交通機関を調べておかなくては心配です。
また、お金については、初日に使う分くらい、日本からユーロで持ち込むのが安心です。どのくらい必要かは使う交通機関によって大きく異なります。　

行きと帰りの空港が違う場合は、帰りの交通機関もお忘れなく。
　　

これらについては後日、項目を作る予定です。

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