ガイドブックの選び方
イタリアのガイドブックはよく見るものだけでも10種類以上あります。それらの中からどんな本を買ったらいいか…注意したいことをいくつか挙げておきました。
・自分の旅のスタイルに合った内容(買い物中心の方はショップの情報がたくさん載っているものなど)
・情報は古くなると価値が半減するので、なるべくなら発行年月日の新しい本
・読みやすいこと(索引、切り取りマップ、情報の多さなど)
・持ち運びに便利な大きさ、ページ数(旅行のとき、バックが重くならないために)
新しいガイドブック
2003年には「ロンリープラネット」や 「TRAVEL STORY 34」 「TRAVEL STORY 32 ローマ・フィレンツェ」 「TRAVEL STORY 33 ミラノ」「イタリア いい旅・街歩き 15」など、新しいガイドブックが発行されました。
また、「るるぶ」、「地球の歩き方」のように毎年新しいヴァージョンを出版するものもあります。
地球の歩き方について
個人旅行者の御用達ガイドブック、「地球の歩き方」シリーズはここ数年で行き先も目的も細分化しています。
イタリア旅行のラインナップは次のとおりです。(2004年4月現在)
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「ヨーロッパ」(A01) 次回は2004年5月発行予定
「イタリア」(A09) 次回は2004年9月以降
「ローマ」(A10) 次回は2004年6月以降
「ミラノ、ヴェネツィアと湖水地方」(A11) 2004年4月2日に発売されました
「フィレンツェとトスカーナ地方」(A12) 次回は2004年9月以降
「南イタリアとマルタ」(A13) 次回は2004年9月以降
「イタリア」(地球の歩き方ポケット15)
「ロンドン/パリ/ローマ」(地球の歩き方ポケット17)
「イタリア個人旅行マニュアル」(旅マニュアル273)
「イタリア鉄道の旅」 2004年2月27日発売 新シリーズです。
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関連するものでは
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「ヨーロッパドライブ旅行」(プラスワン401)
「ヨーロッパサッカー観戦ガイド」(プラスワン405)
「ヨーロッパ鉄道の旅」
「ヨーロッパ鉄道の旅Vol 1」(地球の歩き方MOOK)
「ヨーロッパ鉄道の旅Vol 2」(地球の歩き方MOOK)
「成功するヨーロッパ旅行計画」(旅マニュアル251)
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おすすめのガイドブック
私が旅行に使っていたガイドブックは次のとおりです。このうち、「わがまま歩き」など数冊でオリジナルガイドブックを作りました。
オリジナルガイドブックの話はコチラ
★★★
わがまま歩き 13
イタリア
(ブルーガイド) |
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イタリア旅行のガイドブックを1冊選ぶとしたら私はこの本をおすすめします。地球の歩き方など他のガイドブックが細分化傾向なのに、このシリーズはイタリアを1冊にまとめています。郊外の街の紹介は限られますが、観光地の情報が見やすいのが特徴です。また、旅行の準備・ノウハウのページが充実している点も個人旅行者にとっては嬉しいです。切り取りマップもGOOD。 |
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★★★renew!
地球の歩き方 A11
ミラノ・ヴェネツィアと湖水地方
(ダイヤモンド社) |
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個人旅行者の定番ガイドブック。このシリーズは情報量が多いので、ゆっくり観光できる人に向いています。2004〜05年版は取り上げる観光スポットが更に増えたようです。
ヴェネツィアのドゥカーレ宮殿「必見ベスト5」とアカデミア美術館の「必見ベスト8」は館内の見取り図がついていてわかりやすいと思います。
ただ、地図がちょっと不親切、大きな道しか出ていないので、迷路のようなヴェネツィアを歩き回るのは難しいかと思います。
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★★
北イタリア・ローマ 個人旅行
(昭文社) |
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私が読んだガイドブックの中では地図が一番見やすくて正確でした。ヴェネツィアを歩くときは通りの名前を見ながら目的地を探すことになるので、イタリア語表記のある地図は便利です。お店の情報もたくさん載っています。
昭文社からは、この他にも「まっぷる」シリーズ、新しいガイドブックの「TRAVEL STORY」が出ています。 |
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★
地球の歩き方 79
フィレンツェとトスカーナ地方
(ダイヤモンド社) |
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フィレンツェ版はコチラ。近郊の街まで網羅しています。「ミラノ・ヴェネツィア」版同様、数日滞在できる人用だと思います。フィレンツェで見かけた日本人観光客はやっぱりこの本を見ている人が多かったです。2004年9月以降に新刊が出る予定です。 |
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★
地球の歩き方
イタリア個人旅行マニュアル
(ダイヤモンド社) |
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旅行計画とイタリアの楽しみ方を紹介した本。テルメ、アグリツーリズモ、トスカーナ地方へのレンタカーの旅、1週間からできる短期留学、オペラ鑑賞、スキーなど、こだわりの個人旅行を提案しています。私が読んだガイドブックの中ではレストランのメニューがイタリア語の索引付きで一番詳しく載っていました。ただ、観光スポットそのものの紹介はほとんど載っていません。「食事事情」として主なイタリアンのメニュー(写真付き)、ワイン、チーズ、4大都市の極上レストランなどが載っています。 |
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イタリア
ショッピング&レストラン
(成美堂出版) |
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豊富な写真を使って4大都市のレストラン、ショップ、お土産を紹介するガイドブックです。百聞は一見にしかず、なかなかわかりやすいと思います。ただ、本のサイズが大きいので持ち歩くのはちょっと不便です。4大都市のブランドショップの地図が載っているので、買い物をしたい方には要チェックかもしれません。このシリーズは毎年新しいものが出るようです。
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new!
★★★
地球の歩き方 BY TRAIN
イタリア鉄道の旅
(ダイヤモンド社)
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2004年2月発売の新シリーズで、実践編と情報編で構成されています。前半はイタリアの鉄道ルートや5大都市の駅の様子、周辺の小旅行などを豊富なカラー写真を交えて案内していきます。後半は計画の立て方、旅のノウハウなど、まさに個人旅行者向けの内容となっています。写真を見るだけでも楽しめるので、旅行好きにはたまりません。 |
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この他のガイドッブックを読んだ感想は「イタリアに関する本(1)」で取り上げました。