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撮影日記

第48回 富士フィルムフォトコンテスト

2008 11/28(金)
白い封筒


11月28日、金曜日、白い封筒が届きました。



毎年、12月に入ってしばらく待っても何も届かず、「今年も落ちてしまった」と思い続けていた、「富士フィルムフォトコンテスト」からの知らせです。


今年は運よく、応募した写真が、「優秀賞」の入賞候補に選ばれたそうです。


富士からの通知書類には、候補作品のコピーが載っていました。


本来なら書面を見て喜ぶべきところですが、文章をを読み進める途中で、私の目に留まったのは、「類似作品」の文字でした。



<類似作品の定義>

特に同日に撮影されたものや、同一のテーマの作品等が他のコンテストに入選・・・中略・・・規定に抵触する懸念のある場合はその旨お申し越し下さい。



候補に選ばれたのは、画題:「マンドリル」

マンドリルの親子の写真です。


類似作品・「同一のテーマ」



カメラ雑誌に、何度かマンドリルの親子で入選しているため、その文字を見て、不安になりました。


動物の親子を撮って、どこからどこまでが、類似作品に入るのでしょうか。


最も懸念されるのは、入賞が決定してから類似作品に認定され、取り消しを受けることです。


そのようなことがあると、多大な迷惑がかかる惧れがあるそうです。


私の写真は、類似作品に該当するのでしょうか。


類似作品とは何なのでしょう。


その考え方には、プロであっても差があるそうです。



大きなコンテストで、なぜ、「類似品の認定を受けるかもしれない」という事態が起きてしまうのか。


残念なことですが、取り消しを受けることがあっても、仕方がないと思います。


書面に「規定に抵触する懸念のある場合はその旨お申し越し下さい。」とあるので、富士フィルムに、「類似作品伺」を郵送することにしました。



12/1(月)
速達で


速達に書留を付けて、赤坂の富士フィルムフォトサロンへ「類似作品伺」を出しました。


速達には、候補作品のフィルムと、雑誌(日本カメラ 2008年8月号)に掲載された写真(サービス版、左)、書面(類似作品伺)を同封しました。



明日、富士フィルムへ届く予定です。


「類似作品ではない」という判断が下って欲しいと思います。




12/2(火)
電話連絡


富士フィルムから、「類似品ではない」との電話連絡が入りました。


平成21年1月19日(月)に正式な結果発表がなされると書面にあるので、結果待ち状態が続くものと思っていました。


富士フィルムの迅速な対応、および配慮に感謝いたします。


対応の早さに驚きました。



12/6(土)
お礼を兼ねて


お世話になっているプリントマンさんに、お礼を兼ねて、富士コンの報告をさせていただきました。


プリントマンさんの第一声。「よく、通ったねえ」


「Kodakのペーパーで、FUJIのコンテストに、よく通ったねえ。さすが、FUJI。」


ペーパーの種類を考えずに出した私は、お気楽です。



2009 1/17(土)
予定より早く


予定より二日早く、富士フィルムから正式な入賞通知が届きました。



賞状・作品集は4月上旬発送予定。

作品のプリントパネルは、各地のフジフィルムフォトサロンでの展示後、発送されるそうです。



1/20(火)
作品の返却


予定より二週間ほど早く、富士フィルムから応募作品が返却されました。

これらの写真を、次は、どこへ送りましょうか。





富士フィルムフォトコンテスト写真展 


<東京> 富士フィルムフォトサロン


  平成21年3月20日(金)〜3月26日(木)

    10:00〜19:00(最終日14:00)

    東京都港区赤坂9−7−3 フジフィルムスクエア 2F



<名古屋> 富士フィルムフォトサロン


  平成21年6月5日(金)〜6月11日(木)

    10:00〜18:00(最終日14:00)

    名古屋市中区栄2−1−1 日土地ビル 2F



銅賞・優秀賞は、東京展以外は、当該地域のみの作品展示のため、私の作品は、上記の会場に飾っていただける予定です。



3/10(火)
賞状楯


宅急便で荷物が届きました。


予定より早いけれど、写真集?


「楽しみ〜」と思っていたら、「賞状楯」でした。



――「楯」では、いかんのかい。(楯では、ダメなのか)

非難の声が聞こえてきそうです。




「賞状楯って何だろう」と思い荷物を開けてみると・・・


立て置きできる、写真フレームの中に、賞状が入っていました。


写真では分かりにくいかもしれませんが、黒マット、四隅がピンで留められています。

(大きさ:21×16センチ)

実物は写真より、おしゃれです。



コンテスト名と氏名を彫った金色のプレートが付いている、ありがちな楯かと思っていました。



3/28(土)
作品集


宅急便で荷物が届きました。


楽しみにしていた、写真集です。


ページの更新が簡単なので、こちらで先に入選作品を紹介したいと思います。




非常に、地味です。


過去に、カメラ雑誌に載せていただいていた作品も含めて、人様の写真と比べると、なんと「地味な写真」が多いことか。


毎度のことですが、よく入選する(なぜ入選する?)


「宝くじ、買わなければ当らない」と同じで、応募しなければ、入選することはない。


そう思います。


今回は、自由作品で応募しましたが、作品集を見ると、動物園で撮った写真が、ネイチャー部門で入選しています。


どちらへ応募するかは、本人の意思なのですが、頭の固い私は、少し迷うものの、動物園の写真なんだから、自然の中で撮った写真じゃないよね・・・と思ってしまいます。


損な性格でしょうか。



6/6(土)
富士フィルムフォトコンテスト 名古屋展


富士フォトサロン名古屋で開催された、「富士フィルムフォトコンテスト」を観てきました。


写真集を観ているので、記憶に残っている作品が数多くありました。


東山動物園の動物たちの写真も展示されていました。



6/9(火)
「まぐれ」と言われないように


動物園を、ふらふらしていると、「富士コン、観てきたよ」「綺麗な写真だなあ」知り合いの方が、そう、声をかけてくださいました。


何をどうすれば、富士コンで入選できるのか。


本人も、実は、よく分かっていません。


今回、評価していただいた「マンドリル」は、応募作品に迷った挙句、最後に追加した一枚でした。


「一枚でも多いほうがいいんじゃないか」そんな理由でした。



「入選1回は、ただの、まぐれ」


そう言われないようにしたいものです。



9/17(木)
パネルの返却


富士フィルムから、展示パネルが返却されました。


これで、2008年度の「富士フィルムフォトコンテスト」に関する、すべての事柄が終了しました。


今年(49回目)の、「富士コン」に応募する作品を、どうしようか考えていますが、また動物写真を送ることになりそうです。



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