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撮影日記

2007/5・6

5/1(火)
見慣れない封筒


郵便受けに見慣れない封筒がありました。

株式会社 日本カメラ社

これは、もしかすると、もしかして・・・。



珍事が起きました。

「特選?」



「日本カメラ」フォトコンテスト(2007年7月号) ビギナーズ部門で「興味津々」(マンドリルの子供の写真)が「特選」を受賞しました。



5/2(水)
サークルの撮影会


鶴舞公園(名古屋市)でサークルの撮影会がありました。

被写体は薔薇や藤など。

それでも、三脚嫌いの私は手ぶらで出掛けました。



花は苦手。

撮り方を習ったことが無いので仕方ありませんが、基本すら知りません。



今日は自分が撮るのは諦めて、見学するつもりでした。

先生が何をどう考えていらっしゃるのか、ひとつでも、ぼんやりとでも分かればと思いました。



5/6(日)


久しぶりにゴム長靴が活躍しました。

ズボンの裾を長靴の中に入れ、傘を持ち、知り合いには絶対に会いたくない、この姿。



誰もいない、雨の公園。

85mm( F1.8 )でタンポポに付いた水滴を撮りながら、面白いと感じました。

現像したらどうしようもない写真のオンパレードでしょうが、ネイチャーに目覚めてしまったらどうしましょう?



5/7(月)
中日写真サロン


「中日写真サロン」を見てきました。

注意して観察したのは、「EOS 5D」で撮られた写真の数々。

レンズの種類・絞り値など。



「白鳥がハクセイのように写る」という噂もあるようですが、コサギ(川や畑にいる白い鷺)は心なしクッキリ写っているような気がします。



5/8(火)
標準レンズ


動物園で標準レンズを使いました。

50-200mm程度が理想的な被写体ですが、手持ちは28-105mm。

少し無理がありますが、PLが効く位置を確認しつつ撮りました。



キャノンさん、フィルターによって印字が違うのは何故?

初心者は頭の中を上手く整理できません。



ちなみに、印字は・・・

Canon 58mm CIRCULAR PL-C JAPAN

Canon 77mm CIRCULAR PL-C U CANONINC. MADE IN JAPAN



よく似ているような、似ていないような・・・。



5/9(水)
キンシコウの赤ちゃん


キンシコウに子供が生まれました。

キンシコウ舎は広いため、上手くカメラに収めるのは至難の業。

毎日毎日、何ヶ月も通い続けて張り付いたところで、ベストの1枚が撮れない被写体です。



2年前、週に1度しか動物園通いが出来なかった私は、これといった写真が撮れずに終わってしまいました。

今年はどう対応すべきでしょうか。



5/11(金)
試し撮りの結果


試し撮りの結果、ゴミ写真を量産してしまいました。

PLや内蔵フラッシュ・外付けストロボなどの特性がよく分かっていません。



「こんな風に写るんだ」などと感心をし、「何なのこれ」と首を傾げている私。

大丈夫でしょうか?



少々不安を感じますが、参考になりそうなものは、今後、活用していきたいと思います。



5/12(土)
参加しました


日本カメラフォトコンテスト(ビギナーズ部門)に写真を送りました。

締切りが来るのが早い!と、感じるのは私だけでしょうか。

ひと月が短く感じられるのは、歳のせい?



<郵送した写真>

里の秋
古里の祭
夏の思い出

手元にある写真を回しているだけなので、そろそろネタが尽きそうです・・・。



5/13(日)
ネガの整理


3ヶ月間ほかってあったネガを整理しました。

全部で12本。

試し撮りが多いので、普段より多めです。



1本くらいはどこかへ旅に出ていないか不安でしたが、手元に全部ありました。

コラコラ。

そんないい加減な性格ではダメですよ。



5/18(金)
日傘泥棒さん


動物園で日傘の盗難にあいました。

手元から消え去った日傘の特徴は・・・



バーバリ製・柄は木製・色は黒。



「ブランド品を持ってくるから盗られるんでしょ」

そんな指摘を受けそうですが、実はこの傘、新品ではありません。



過酷な環境に耐え続け、色は黒とは言いがたい、ハゲて赤みを帯びたグレー。

ボロボロの生地と柄。

持ち主本人が、格好悪いなあ・・・と思いつつ使っている代物です。



そんな物を、わざわざ盗るなんて。

これだけ特徴がある傘を差していたら、すぐにそれと気づきます。

だいたい、差したら格好わるいですよ。



それでも盗難に気づいた時は既に手遅れ。

諦めて、キンシコウを撮りに行きました。



キンシコウ撮影が一段落し、移動のために先程の場所を通ると・・・。

摩訶不思議。

私のボロ日傘は、元の位置に戻されていました。



「今日は日差しが強いから、この傘を使おう」と盗ったのはいいけれど、差した途端に状態の悪さに気づき、後悔した泥棒さん。

元の位置に戻したあなたは立派です。



5/20(日)
見学しました


東山動植物園で行われた、H 先生の「花&動物写真クラブ」に飛び入り参加しました。

被写体は動物。

花を撮るかもしれないと思ったので一脚を持参しましたが、使うことはありませんでした。



「考え方や被写体の見方」が少しでも分かればと思い、先生に張り付くこと5時間。

鳥類・チンパンジー・ゴリラ・アシカ・キリン・クマなどを転々として、勉強してきました。



5/23(水)
カルガモの親子


カルガモの親子を撮影しました。

母ガモと8羽の子ガモ達。

実物を見るのは初めてです。



こんなに小さいの?

かわいい!



普段、動物を撮っているにもかかわらず、舞い上がってしまったカメラマン約一名。

「冷静に考える」ということが出来ません。



この絞り値でどの鳥とどの鳥にピントが合うの?

分からない…。

常用レンズ(100-400mm)の被写界深度が身についていないことを実感して帰ってきました。

撮影環境や被写体が変わることにより、自分の未熟さがよく分かります。



5/26(土)
傾向が分からない


「日本カメラ」フォトコンテスト(2007年8月号) ビギナーズ部門で「里の秋」が入選しました。

これは妻籠宿で写したものですが、いよいよ、織作峰子さんの写真の好みが分からなくなってきました。



今回の「里の秋」と先回の「興味津々」に共通点があるのでしょうか?



5/27(日)
勉強不足


「どうしてなのかなあ」と疑問を抱いても、勉強しようとしない私。

それが、いいのか、悪いのか。



PLが効かないのは何故?

理由は、反射光のある平面に対し、30〜40度ほどで写していないから。

本を読んで、納得しました。



5/30(水)
PENTAX K10D


新聞に「PENTAX K10D」の全面広告が載っていました。

日・欧2大カメラ賞受賞。

K 先生が話していらっしゃったカメラはまさに、これです。



フィルムカメラ・モノクロ派の先生が、デジタルを手にするなどということは、青天の霹靂。

本当に、先生はデジカメを使うのでしょうか?

フィルム派の私はどうなるの?



6/1(金)
枝打ち


いつもと雰囲気が違う。

それも、そのはず。

猿舎前の木が全て枝打ちされてしまいました。

木々の枝は、スカスカで、木陰が殆ど出来ません。



数少ない被写体を奪われ、私たちはどうしたらいいのでしょうか。



6/2(土)
「写真新世紀」展


キャノンが主催する新人発掘の写真展「写真新世紀」を見てきました。

ひと言で表現すると、作者の意図や主張がはっきりしているという印象です。

もう少し前衛的な写真が多いのかと思っていましたが、銀塩に近い雰囲気のものもありました。




<写真新世紀>

写真表現の新たな可能性に挑戦する新人写真家の発掘・育成・支援を目的に1991年にスタートしたキャノンの文化支援プロジェクト。

デジタル時代の新たな写真芸術の可能性を探ろうと、テーマや手法を問わず自由で独創的、実験的な作品を公募したもの。



6/3(日)
人・人・人


本日は、うす曇り。

動物園には多くの人が訪れました。

ライオン舎前には50メートル程の人の列。

少子化日本とは思えないほどの、子供の多さ。

行楽シーズン一色といった雰囲気の「東山動植物園」でした。



6/5(火)
激減


東山動物園の入場者数が激減しました。

遠足シーズンと動物園のイベントが終った影響もあるのでしょうが、減りすぎ。

呼び物の、ライオン・キリン・カンガルー舎は、入り口が閉じられたままで、中に入れません。

曜日によってゲートを開くのでしょうか。



6/8(金)
似るのかも


ペンギンの目つきが鋭くなったような気がします。

新入りさんは眼光鋭く異彩を放つ存在でしたが、その影響を受けて?同居人のペンちゃんまで、目つきが悪くなりました。

ひとつ屋根の下に暮らしていると、似てくるの?



ちょっと怖いぞ、その目つき。



6/12(火)
参加しました


日本カメラフォトコンテスト(ビギナーズ部門)に写真を送りました。

苦し紛れに、動物・花・人物と混ぜてみました。



<郵送した写真>

戯れ(シロクマ)
季の花(ユリ)
慶日の朝(スナップ)



6/12(火)
納得しちゃダメ


「富士フィルムフォトコンテスト」を見てきました。

プリントが綺麗。

ポジ?

焼きの技術?

それとも両方?

デジタルだったりするのでしょうか…。



自分が落ちた理由を妙に納得して帰ってきました。



6/12(火)
被写体の減少


ライオン舎、撮影不可能。

猿舎の半分も、まず無理。

ベニイロフラミンゴ・キンシコウ舎、カンガルー舎、残念ながら問題あり。



久しぶりに顔を合わせたプロカメラマンの M氏も「この1〜2年で、被写体が減ったねえ…」とおっしゃいました。



困ったことに、現実を受け入れたくない私。

被写体が少ないことを認めてしまうと、余計に撮れない気がします。



6/15(金)
凄いもの見ちゃった


鳥舎の前で見ていると…。



小さな白いネズミを、ワライカワセミが銜えています。

ハツカネズミ?

しかも生きている。



嘘でしょ…。

活餌を与えるの?



テレビでしか見たことのない場面に遭遇してしまいました。



6/16(土)
桂林好日


K 先生から写真集をいただきました。

「桂林好日」(1988年発行)

先生のお父上(写真家・文部大臣表彰『地域文化功労者』)の写真集です。

何でも、故有って、まとまって100冊、出てきたのだとか。



弟子に先着順、無料配布するなんて、何という太っ腹。

定価:5,500円なのに。



6/22(金)


髪を切りたい。

この暑さ、長めの髪を毎日洗うのが苦になりつつあります。

晴れれば動物園に出掛けてしまうため、美容院へ行けない日々が続いています。

どんな暮らしをしているの?



今日は雨のお陰で髪が切れました。



6/24(日)
めずらしく


手元にある写真雑誌(百万人の写真ライフ 春号)を1冊まるごと読みました。

何とめずらしい。



私は雑誌を買っても本棚に入れておくだけです。



ほとんど読まない理由は「疲れる」から。

一般的な写真用語、当たり前な技術も、初心者が理解しようとすると、ただただ疲労困憊。



読んでも疲れなくなったという事は、少し進歩したのでしょうか。



6/29(金)
ありふれた被写体


日本カメラから連絡が来ないので、9月分は「桜散る」だったのでしょう。

応募作「慶日の朝」は八朔でのひとコマです。

やはり、ありふれた被写体での入選は難しいのかもしれませんね。



お気に入りの一枚であっても、選者に「よく出る写真」と思われては一巻の終わり。

今年の八朔はどうしましょう。



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