撮影日記

竹内栖鳳（せいほう）は、近代日本画の第一線で活躍し、東京の横山大観と並び称された画家だそうです。


近代京都画壇の筆頭格として活躍したそうですが、今回、愛知県美術館で作品を観るまでは、正直、何も知りませんでした。



展示された作品の中で印象的だったのは、海外を描いた「羅馬之図」（ローマの図）「羅馬遺跡図」などの風景画や、「虎、獅子図」など、独特な色使いを用いた作品です。。


「羅馬之図」や「羅馬遺跡図」は、セピア色の墨絵のような日本画で、不思議な雰囲気を醸し出しています。


また、アントワープで動物を観て描いたと言われている「虎、獅子図」「金獅」は、紙本金地墨画淡彩だそうですが、黄金色と墨の濃淡で描かれた目をひく作品です。



これらの作品は欧州各地を訪問して磨かれた色彩感覚により描かれたものだとされており、従来の日本画とは異なり、新鮮です。

竹内栖鳳は、動物画も描いており、うさぎ・猫・家鴨・犬などの画も残しています。


これらは、日本画らしい日本画です。



最近は、人里に熊が出没し、各地で危険な状態が続いていると報道されていますが、竹内栖鳳の「熊」は、なぜか無邪気で憎めない雰囲気を持っています。



広島美術館所蔵の「熊」（紙本墨画）は、一瞬、熊に見えず、何の画だろうと思いました。


また、京都市美術館所蔵の「熊」（絹本着色）は、京都市動物園でツキノワグマを写生して描いたものだそうですが、おちゃめで愛嬌があります。

伝統の継承と革新。


それが竹内栖鳳なのでしょうが、展覧会を観ていて感じるのは、圧倒的な画力です。


従来の日本画の枠組みを超えた表現は、時に批判の対象になったそうですが、そういった挑戦が今の私たちに、印象的な作品を残してくれたのだと思います。

５月に生まれたマヌルネコの子どもの愛称を決めるそうです。


マヌルネコの誕生は東山動物園では約２３年ぶりだそうで、８月上旬に一般公開も始まりました。


三頭の子どもの愛称は、チンパンジー同様、担当飼育員が考えたものの中から投票で選ばれます。

敬老の日の１５日、東山動物園で「長寿動物を祝う会」が開かれました。


アミメキリンのトリノは、２００５年１２月３０日に東山動物園で生まれ、１９歳を迎えました。


トリノは５頭の子どもの父親ですが、お父さんが大好きな子供とトリノの姿を、撮ったことがあります。


母親と子供なら分かりますが、トリノに甘える子供を、トリノは、かわいがっていました。

東山動植物園のチンパンジーの赤ちゃん（2025年5月25日生まれ）の愛称は、「カズキ」に決まったようです。


中日ドラゴンズの「井上一樹」監督のように、明るく、皆をまとめることができる存在になってほしいという願いが込められているそうです。

「２０２６ ＪＰＳ展」の案内が届きました。


私が最後にＪＰＳ展に応募してから７年が経過していますが、今でも、毎年募集要項が届きます。



現在、受付手数料は、１枚につき２，５００円


返却料：２，５００円


展示及びパネル製作費用は、１枚につき１２，０００円です。



仮に３枚組写真で入選すると、４３，５００円以上、経費がかかります。