食 事 編 
<文責:女王様1号>
◇ 沖縄料理 ◇
 まずはリザンシーパークホテル内の沖縄料理レストラン「エナ」で初日の晩に食べた代表的沖縄料理から。 余談ながら、このレストランは料理が出てくるのが異様に早く、テーブルの上が皿で一杯状態になってしまって大変だった。(そんな状況下でもHP用にしっかり料理の写真を撮影)
前菜盛り合わせ ◆ 前菜盛り合わせ ◆
 奥にあるのが豆腐よう。陰干しにした豆腐に米麹と泡盛を加えて半年ほど密封して発酵させたものだそうだ。かなりしょっぱいというかキツイというか、独特の味。
 手前左がイカ墨入り塩辛。この3品の中ではこれが風味があって1番美味しかった。
 手前右がスクガラス。豆腐の上にアイゴの稚魚の塩漬けを乗せたもの。クセがなくて食べやすい。
タコライス ◆ タコライス ◆
 タコスの具をご飯に乗せたもの。詳しくは女王様2号による「お墨付き17:沖縄グルメ」をどうぞ。 (その時食べたタコライスの方が味は上だったらしい。 (^^;)
 冷めてくるとご飯の上で固まったチーズがもの悲しかったりするので、空腹時に一気に食べるのに向いている料理と見た。
ゴーヤーチャンプルー ◆ ゴーヤーチャンプルー ◆
 ゴーヤー(ニガウリ)と豆腐の炒め物。ゴーヤーは確かに苦いけど「苦オイシイ」という感じ。ゴーヤーの外見は、水疱瘡のようにブツブツしていてちょっと不気味ですが。
 ちなみにこのページの背景に使用している画像もゴーヤーです。「関連リンク」にも入っている「フリー素材集 Okinawan style」さんから使用させていただきました。
グルクン唐揚げ ◆ グルクン唐揚げ ◆
 グルクン(タカサゴ)とは沖縄近海で獲れるアジくらいの大きさの魚で、沖縄の県魚なんだそうな。唐揚げにするのがメジャーな食べ方らしい。なかなか美味。

 続いて、2日目の夕食として同じくホテル内の日本料理レストラン「七福」で食べたのがこちら。
東道盆 ◆ 東道盆(とぅんだあぶん) ◆
 もともと「東道盆」は珍味七種を並べた琉球王朝の前菜料理ということですが、このレストランのはそれをもっと一般向けにアレンジしたコース。 盆の中には刺身、天ぷら、山菜おこわおにぎりなども入っていて「それは違うだろ」と思わず突っ込みたくなってしまう。ま、日本料理レストランだし。
 沖縄っぽいものとしてはラフテー(豚の三枚肉を泡盛で煮込んだもの)、中身の吸い物(豚の内臓を具にしたすまし汁)などがついていた。次回はぜひ本格的な東道盆を食べてみたい。いつのことやら。

◇ 沖縄そば ◇
沖縄そば  琉球村のレストラン(というよりは「食堂」)で食べた沖縄そば。麺類メニューはいろいろあったのだが1番安い。 やや平たい麺で具は豚の三枚肉とカマボコ。結構さっぱり味でオイシイ。
 そして写真右手に写っているビンは、「こーれーぐーす」という調味料で唐辛子を泡盛に漬けたもの。ビンにぎっしり唐辛子が入っていて見るからに辛そう。 おっかなびっくりちょっとだけたらしてみたが…入れた量が少なすぎてよく味がわからなかった。 (^^;

インスタントそばと味付ソーキ  沖縄限定で有名食品メーカーからインスタント沖縄そばも販売されているので、自宅で再現しようと思い購入してみる。 ホテル内のコンビニにて、袋入りのもの5ヶ \550(お湯を入れて3分のカップタイプも売られているが持ち帰りにかさばるので)。 さらに具にするため空港のみやげもの店でレトルトの味付ソーキ(豚の骨付きあばら肉)\800を購入。
 後日食べてみたところ、麺の方は所詮インスタントなのでそれ相応だったが、味付ソーキが想像以上にgood! 柔らかくて味がしっかりしているので、おつまみとしてもイケます。 (^^)

◇ 沖縄のお菓子 ◇
サーターアンダギー ◆ サーターアンダギー ◆
 琉球村の中には古い民家が何軒もあり、そこで各種みやげものを売ったり工芸教室をやったりしているのだが、その中の1軒でおばーちゃんが揚げたてのサーターアンダギーを売っていた。 1ヶ\100とお手頃値段。味はドーナツとかカップケーキ風。拳くらいの大きさがあるので、おやつとしては3人で1ヶでちょうどよかった。
 中の方がかなり熱いので指を火傷しそうになりながら、ちぎっては食べちぎっては食べ…まだ写真を撮ってないことに気づく。 この写真に写っているサーターアンダギーの裏面は既に食べ尽くされた後です。 f(^^;

◆ 沖縄限定商品 ◆
 「沖縄限定」のお菓子類は職場へのみやげにもってこい。自分用に買う場合は各種沖縄限定商品が詰め合わせられたセットが色々な種類を味わえていいかも(ただし割高)。
 1号が琉球村で購入した\800の詰め合わせには、ゴーヤーチャンプルー味カール・パイナップル味パックンチョ・パイナップル味ポポロン・パイナップル味ハイチュウ・黒糖HiSoftキャラメル・黒糖ピーナツ入り柿の種・黒糖Elise・紅芋Elise・パイナップル味ペコちゃんキャンディが入っていました。 ちょっとずつ食べて楽しんでいます。

◇ 沖縄の飲み物 ◇
シークァーサー原液 ◆ シークァーサージュース ◆
 シークァーサー(ヒラミレモン)は、スダチみたいな外側が緑色の小ぶりの柑橘類。このジュースを飲んでみたところ、オレンジジュースやグレープフルーツジュースと比べて酸味が弱くて飲みやすく、なかなかイケる。 (「飲茶ランチ」写真の右奥に写っているジュースがそれ。) 特に1号・2号よりもアルコールに弱い3号にとっては、晩餐時の必需ドリンクに。
 1号もかなり気に入ったので、3号と共に濃縮100%のシークァーサー原液「シークァーサー100%まるごとしぼり」 \800を空港にて購入。水で数倍に薄めて飲む他、レモン汁やドレッシング代わりにもなるらしい。
 家で試してみたところ、沖縄で飲んだより酸味が強かった気が…でもそれは私がビンをよく振らないで注いじゃったからかも。

◆ オリオンビール ◆
 沖縄でビールと言えばオリオンビール。もちろん女王様たちも盛んに飲みました。
 しかしご注意! 帰りの飛行機内で最後のオリオンビールを飲もうと空港売店で「アロマなんたら…」という見慣れぬオリオンビールを購入した女王様2号。 いざ飲もうとするとそれはオリオンビールから発売されている発泡酒だったのだ!
「いやー、会計の時に安いなとは思ったんだけど。」と悔しそうな2号でした。

◆ 泡盛 ◆
 2号が自分用に購入した「やんばるくいな」とは別に、夕食後に部屋で飲む用に「残波」という泡盛を購入。その日残波岬を見たからというだけのチョイス理由 (^^;。 ロックでいただきましたが味はごく普通。

◆ ゴーヤー茶 ◆
 琉球村にてサーターアンダギーを食べてのどが渇いたところでたどり着いた別の店。メニューにある「ゴーヤー茶」が気になってチャレンジしてみる。 一見麦茶風の液体だが味は確かにゴーヤー。甘いものを食べた後だったのでとてもサッパリ感があり、美味しかった。

◇ ステーキ ◇
 最終日に中城城跡見学後、那覇に戻る道すがら昼食を摂る店を探していたのですが…東海岸側は観光地が少ないこともあって、店がなかなか見つからない。 たまにあっても「入る?どうする?怪しげだけど。」と3人でためらっているうちにドライブスルーしてしまう(要するに「ここにしよう!」と即決したくなるような店がない)。
 結局、「あと沖縄名物で食べてないものと言えばステーキかな。」と言っていたこともあり、「Mr STEAK」というベタな名前のありふれたステーキハウスに突入。 平日&既に昼食時間帯を過ぎていたというせいもあるが、そうでなくてもそんなに混む店ではないようだった。
 沖縄のステーキは、「本土復帰の際の特別措置と流通機構の簡単さで安い」&「肉にレモンとニンジンをすりおろしたものをかけて臭みを抜き、ワインにつけこんで柔らかくするという独特の調理法でおいしい」とガイドブックには書かれている。 しかし、以前にも沖縄でステーキを食べたことのある1号&2号は、特筆するほど安くておいしいステーキハウスにまだ巡りあっていないというのが現実。残念ながら、今回も「値段も味もフツー」であった。

 というわけで、沖縄でオススメのステーキハウスをご存じの方は是非ご一報ください。確かにステーキハウスの軒数は多めだと思うのだが。

◇ 飲茶ランチ ◇
オリエンタルレストラン「金紗沙」  当初、今回の「沖縄サミット」ではホテル日航アリビラに泊まるエースJTBのプランが狙い目だったのだが、そのコースでは往路の飛行機が取れずにあえなく断念。 しかし初日に空港からリザンシーパークホテルに向かう途中でちょっと寄り道し、アリビラで昼食を摂ることにした。女王様たちはオリエンタルレストラン「金紗沙」の飲茶ランチに強く心を惹かれていたのだ。
 週末は地元の人たちも結構食べにきているようでなんと1時間待ち。ホテル内やすぐ外のビーチで時間をつぶすハメに。 ホテル内には他にも数軒のレストランがあるが、わざわざ来たんだからと空腹に耐える。
 やっと順番が来て入ってみると、レストランの中央あたりにバイキング形式で中華料理や点心が並べられている。とりあえず料理を持って席に戻ったが、「飲茶ランチってこれだけ?」となんだか解せない一行。
飲茶ランチ  幸いそれは早とちりというもので、まもなく蒸籠満載のワゴンを押して係の人がやってきてくれた。もちろん全種類を一通りもらう。 シュウマイが3種類、小籠包、鳥の足(足先の部分)、湯葉巻、肉団子など。どれもなかなか美味。だいたいは1皿に3ヶ入っているのだが、種類によっては2ヶしかないものもあった。 そういうものは次に係の人が来たときに追加注文。さっきはなかった料理も2種類くらいあったのでそれももらう(結局全部で10種類くらいだった)。さすがに3回目のおかわりを勧められたときは満腹だった。

教訓:飲茶ランチを満喫したい場合は最初にバイキングに手を出してはいけない。 (^^)

 ちなみに飲茶ランチのお値段はワゴン&バイキング食べ放題で1人\2,000でした。飲み物代は別。高めといえば高めだが、ホテルレストランなので仕方ないか…。


[トップ] [工芸体験編] [観光編] [関連リンク]

国内旅行記一覧へ
旅好き3女王様の小帝国トップへ