いつのころかベランダの中央付近の床が浮き上がり、踏むとペコンペコンという音がするようになってしまいました。どうやら下地のモルタルから防水膜が剥がれているようです。ピノホームに連絡して工事をやり直すことになりました。
これは去年の11月頃、3カ年点検の不具合報告の折りにピノホームには連絡していたのですが、床鳴り修理などに紛れてしまいそのままになっていたものです。
この間の台風のサッシの件のとき、Kさんに来てもらった折りに、もう一度言ってみました。Kさんは「小さいのはよく見かけるが、こんなに大きいのは初めてだ」と言って、修理を手配してくれました。
私はそのまま放置してはまずいのかと聞きました。Kさんは、浮き上がるのは下地のモルタルが湿気を吸っているということも原因の一つとして考えられる、そうだとすると何らかの原因により水が侵入している可能性もある、だとすると最悪の場合ベランダを構成する木材がダメになってしまうこともある。というので修理をする方がいいと言うのです。
私はせっかく一体化して防水処理された床に切れ目を入れるのは何だか不安でした。そこから水が侵入することはないのか、その部分だけをやり直すことによって却って事態を悪化させることはないのか、などを漠然と考えてしまったのです。
でも確かに去年の時点よりも浮き上がった範囲が広がっている気がします。放置しておくのも心配です。ここはプロに任せてやってもらうことにしました。
・まずカッターで床を切ります。このあたりが下地のモルタルからはがれたFRP製の防水膜が浮いてペコペコいう箇所です。
・防水膜を剥がしたところです。左側の白い部分が下地のモルタルです。ひびが入っているのが、ちょっと気になりますね。
・境目の部分にピンク色のパテのようなものを塗っています。段差をさらに滑らかにする処理のようです。
・カラス繊維の布を設置しています。防水FRPのいわゆる「つなぎ」の役割をするものなのかもしれません。よく分かりませんが。
・その上から防水塗料を塗っています。白い布が飴色に変化しています。まるで溶けてしまったかのように床と一体化しています。
・いよいよ最終工程です。グレーの塗料を塗って仕上げです。
・こんな感じに仕上がりました。非常にきれいです。
・工事前は若干の不安もありましたが、想像以上の仕上がりでした。満足です。
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