台風11号が関東地方を直撃して千葉市付近に上陸する直前の8月25日深夜12時頃、寝室の窓付近から水がポタポタするような音が聞こえてきました。激しく窓に打ち付ける雨がサッシの下の部分からあふれ出てきたのです。
最初に発見したのは妻でした。その時私は別室で寝入った直後でした。妻にたたき起こされ現場に行ってみると、すでにサッシから溢れた水が相当量壁を伝って床まで届いていました。
そっとサッシを開けてみると、何とレール部分には水が満々とたたえられていました。次々に打ち付けてくる雨のせいで後から後から水が溢れてきます。とりあえずタオルを当ててみましたが、それでは間に合いそうもありませんでした。この時間じゃピノホームに連絡を取ることもできないし、どうやら自分たちだけで根本的に解決しなければならないようです。
他の部屋のサッシはどうなのだろうか。あわてて隣の部屋を見に行きました。隣の部屋も寝室と同じ方向に面しているのですが、サッシは異常ありません。そっと窓を開けてみましたが、どこにも水は溜まっていませんでした。
これは、何らかの排水機構が故障しているに違いない。仕方がないと腹をくくり、サッシの状態を調べることにしました。まずテレビやタンスなどをどけ、網戸をはずして、窓から顔を突き出し、懐中電灯でサッシの下の辺りを照らしつつ原因を探りました。台風の猛烈な風雨が容赦なく顔に打ち付け、びしょ濡れになりながらの作業となりました。
ついにサッシに排水用の穴らしきものを発見、何らかの原因でふさがっているのだろうと思い、ドライバーでそのあたりのコーキングをほじってみました。穴にドライバーを突っ込んでめくら滅法やっているうちに、突然その穴から水がピューッと…。文字通りピューッと吹き出し一件落着となりました。
やれやれ、どうやらコーキング業者が排水用の穴に気がつかずコーキングをしてしまったようです。後でピノホームに聞いたところでは、サッシ業者とコーキング業者は別なのでコーキング業者に知識がなかったのだろうということでした。ま、初歩的なミスだったということです。私はそうかもしれないと思いながら、もしかしたら排水穴をよけるのが面倒だからだったのかもしれないとも思いました。この穴はよほどの雨が吹き込まなければ、出番はない穴です。事実、入居して4年近くになりますが今までこういったことはありませんでしたから。
どちらにしろ大事にならなくて良かったです。
ただこの件は、ピノホームには知らせておこうと思い、翌日Kさんに連絡して来てもらいました。
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