2003年11月13日(木) CD-RWの使いすぎにご用心その2


 またCD-RWの調子が悪くなった。さっきまで認識されていたのに、今挿入したら、CD-ROMとしてしか認識されない。コンピュータの電源を切って、もう一度やり直してみたが、だめだった。

 仕方がないので、メディアの再フォーマットをしてみた。完全なフォーマットをやると40分くらいかかってしまうので、一番速いフォーマットをやった。1分くらいだった。

 さて、今度はどうか? 見事にCD-RWとして認識された。喜んであらかじめバックアップしておいたファイルをコピーした。コピーが終わったところで、バックアップと同じようにコピーされたか確認してみた。

 残念ながら、ちゃんとコピーできていなかった。特定のフォルダ以下のファイルが全くコピーされていない。仕方がないのでそのフォルダを削除しようとしたら、今度はWindowsXPがリセットされてしまった。勝手に再起動がかかってしまったのである。とにかく不安定であった。

 また、再フォーマットしようかと思ったが、「待てよ、これではいつぞやの二の舞だ」と思い、とどまった。

 そしてふと思ったことは「もしかしたら、これはメディアの寿命なのではないか?」 説明書きには

「書き換え回数は1000回を確保していますが、1000回を越えて書き換えをおこなうとデータを損なうおそれがあります」

 とある。このCD-RWはデータ交換用としてしょっちゅう職場と自宅を往復していたから、もしかしたら1000回を越えてしまったのかもしれないと思った。

 新しいメディアを用意して、そちらにデータをコピーしたら案の定うまくコピーできた。CD-RWとしての認識も問題ない。

 まあ、確証はないが、たぶんメディアの寿命なのだろうと思い、古いメディアは廃棄することにした。(実はこのメディアはすでに4枚目である。今使っているのは5枚目ということになる)  それにしてもCD-RWとは扱いの難しいものよ、と思った次第である。


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