【廃墟マニヤ File057】
ホテルSリーヌ(長野県)
(その4)
妊婦のイラストは何点もあるのですが、描き手が何人かいるらしく、微妙にタッチなどが違うそうです。このイラストは前に出てきたものと全く同じに見えますね。
さらに隣の部屋。最初の方の部屋に比べてちょっと豪華バージョンです。
割れた鏡がちょっと面白いかと思って撮ったのですが、気のせいでした。
顔が塗りつぶされちゃってます。右下のティンカー・ベル的なイラストは元からあったものですね。
お隣はベロア生地の壁紙の間でした。
これは明らかに作者が違いますね。このモーテル、もしかすると妊婦マニアたちのセドナ的存在だったのかもしれません(笑い話として書いてますが、意外と真実だったりして……)。
他の人のサイトなどを見ると妊婦落書きはもっとたくさんあったようですが、真面目に探してないのでこれだけしか見つけられませんでした。
最後の部屋。このホテル、部屋数はわずか7室しかなく、それを直線的に一列に並べた配置になっています。
(別カット[533×800pixel]を見たい方はここをクリック!)
そして浴室。
最後の部屋を出て、外へ出ようとすると素敵な威嚇落書きがありました。
……ということで、どうせたいしたものはないだろうと、結局1階のガレージは1か所も見ずにホテルを後にしたのでした(もしかすると何かあったかもしれませんが、もうお腹一杯です)。正直言って完全に賞味期限切れという感じで、残念ながら私の興味をひくものは何もありませんでした。しばらくモーテル廃墟はいいやという気分です。
ところが、そんなローテンション気味で帰ってすぐ、なんとこの近くの廃墟で新たにとんでもないものが発見されたという情報が飛び込んできました。そのとんでもないモノとは何だったのか!? 興味がある方は八画出版部さんから今度(2014年12月末)発売されるブックレット『ビックリ廃墟ジャーナル』の「ラブホテル・Sリーヌ外伝」をご覧ください! (まさかの宣伝オチ!?)
★私が訪問した後、長野地方に大きな地震がありました(2014年11月22日)。この年代物のモーテルが無事だったかどうかはわかりません。
END
(2014.11)
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