【廃墟マニヤ File052】
N潟Rシア村(新潟県)
(その9)
「マールイ美術館」が見えてきました。ここではロシアにちなんだ企画展が開催されたりしていたようです。
正面に回ります。
下にはこんな銅像が。
屋根の飾りが可愛らしい感じじゃありませんか。
1階は「シベリア鉄道展」を開催中と書かれていましたが、扉が閉まっていたのであきらめて、2階に上がってきました。
なぜかここだけドアが開いています。やはり美術品が残っているかもしれないと、誰かが扉を壊していったのでしょうか?
壁には絵が飾られていたような跡が残っているだけで何もありませんでした。
……と、ここで歩いていると、なにかカチッというリレーの作動するような音がするではありませんか。音がするほうを見てみるとセンサーのようなものが……。でも今どきのセンサーはこんな露骨な音がするはずはないだろう……と思いつつ、体を動かすとカチカチと音が! 不吉な予感がして緊急脱出することにします!
もう来ることはないと思うけど、さようなら!
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……さて、なんとか無事最初のゲートの外に出て、撤収すべく車の中でガサゴソしていたら、ライトバンがエライ勢いでやってきて事務服を着た男性2名が門の鍵をあけて中に入っていきました。
本当にセンサーが生きていたのか、定時の巡回だったのか、あるいは偶然なにか用事があったのかは不明ですが、危ないところでした!
※2009年9月に「マールイホテル」は不審火で焼失してしまいました。
END
(2004.7)
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