【廃墟マニヤ File041】
S日本窯業(茨城県)
(その4)

ラインの調整に使う工具でしょうか。

モーターのようなタンクのような……? 錆具合がアッパレなので写真を撮っておきます。

こうなるともう完全になんだかわかりません。一見、回転軸が通っているようですが……。粘土をうにゅうにゅと送るものですかね? 高張力ボルトの本数から、かなりの負荷が掛かる装置であることは間違いないでしょう。まあ、雰囲気だけお楽しみください。

電源? なかなかいい感じの装置ですが、レンズのディストーションがヒドイですね(水平も出てませんけど)。でも面倒なので修正しません。
ちなみに廃業の時期を知りたいと思って、左に写っているカレンダーやメモを調べたのですが、年度が書かれたものを発見することができませんでした。

一番奥側に到達。

廃墟に残された操作盤ってだいたい開いてますよね。やはり侵入者が開けていくんでしょうか?

操作盤の内部。個人的に電気系の配線にはあまりそそられないんですが……。

冬の陽にナットの影が長く延びて印象的でした。

右のフィン状の部分で熱を加えていたのではないでしょうか。もちろん想像なので正解は不明です。
(続く)
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