【珍スポ観光 File007】

鬼怒川秘宝殿(栃木県)

(その1)

百花繚乱太閤幻夢

野岩鉄道会津鬼怒川線の竜王峡駅のすぐそばにあるエンターテイメント系の秘宝館です。ここでいうエンターテイメントというのは、人形を動かしたり、音や映像を使ったり、お笑いがあったり、ショー的(?)な要素をもっているということですね。

ちなみにエンターテイメントじゃない「秘宝館」というのはなにかというと、民俗資料(コレクション)系で、一応この二者が秘宝館二大潮流といえるでしょう。ただし民俗資料系は勝手に周囲が「秘宝館」にくくっているだけで、厳密にいうと「秘宝館」ではないという意見も秘宝館学会(?)内にはあります。

さらにどうでもいい知識として、エンターテイメント系の中にも伊勢、鳥羽、石和国際の松野系と、別府、東北、北陸、鬼怒川、熱海、嬉野、北海道などの川島系(東京創建系)の流れがあります(厳密に言えば鬼怒川秘宝殿は東京創建ではなく、東宝美術という会社が手掛けたものですが、展示の構成やコンセプトが同じであるのと、そもそも東京創建という会社、東宝でエロはダメということで作られたフランス書院的な会社なので、あえて同じグループに分類しています)。もちろんこの流れをくまないインディペンデント系の所(たとえば沼津秘宝館や石和ロマンの館など)もたくさんあるのですが、以上、覚えていても人生においてまったく役に立たない知識でした。

 

さて、話を戻すと、20年以上前に初めて訪れてから、ときどき様子をのぞきには行っていたのですが、B級スポット仲間の荒川さんより、館内の写真撮影がOKになったという話を聞いて(もちろんその写真をサイトにアップしていいのか、というのは別の話になるわけですが……)、久しぶりに訪れてみることにしたのです。


満足度:★★★★★

 


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