【珍スポ観光 File004】

登山国道289号(福島県)

(その1)

登山道に国道標識

国道というとクルマで走れる立派な道路というイメージがありますが、507号まである国道のなかには(欠番があるので実際の本数は459本だそうです)、一部区間が徒歩でなければ通行できなかったり、フェリーが国道扱いになっているなど、クルマどころかバイクでさえ走行できない部分が意外にたくさんあるようです。

前者で最も有名なのは、恐らく青森県の竜飛岬にある「階段国道(339号)」でしょう。その次ぐらいに有名なのが、今回紹介する「登山(道)国道」といわれる国道289号の福島県・甲子(かし)峠を越える区間だと思われます。

じつは他にも、登山道が国道になっている区間はいくつかあるのですが、この289号がとくに有名なのは、登山道の途中に、あのおむすび型をした国道の標識がたっていたためでした。

残念ながら2008年9月、峠の下を通る甲子トンネルが完成。登山道が国道の指定を解除されると同時に、この標識は撤去されてしまったそうです。


満足度:★★★

 


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