沼津の中にある伊豆
概 要
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駿河国に含まれる沼津は、半島の付け根にあるだけに伊豆と共通するものが多い。沼津は、石廊崎までの西海岸と駿河湾で繋がり、狩野川を通じて天城山の北の地域と結びついてきた。
伊豆のイメージが温泉・わさび・滝・金山で特徴づけられるなら、沼津は決して含まれないだろう。だが、富士山・ひもの・台風・地震・クルマのナンバーでは共通している。
充分に余所者となっていながらも沼津から脱皮できない私は、違いより類似性に驚かされる。これは、離れて気付いたことだ。
沼津の中にある伊豆との関わりを確認し、伊豆の西海岸と狩野川流域に絞って、祖父母や私の家族を含めた体験と印象を整理した。
もくじ
◎伊豆と富士山
◆伊豆のイメージ
◆西海岸を走って
◆富士山を眺める
◎沼津の中の伊豆
◆千本浜の思い出
◆狩野川の河口
◆沼津港の堤防釣り
◆高校生活の中で
◆首塚のこと
◆沼津市内の変化
◆西海岸との繋がりの変化
◆沼津のひもの
◎沼津から西海岸に向かう
◆五ケ浦という分類
◆大久保の鼻(静浦・江浦)
◆三津浜(みとはま・内浦)
◆大瀬崎(おせざき・西浦)
◆戸田村に至る道
◎狩野川に沿って
◆天城湯ヶ島
◆大仁(おおひと)
◆韮山・狩野川放水路
◆諸流の合流
◆香貫山(かぬきやま)
◎伊豆にあって沼津にないもの
◆どちらにもあるもの
◆伊豆にあって沼津にないもの
◆沼津にあって伊豆にないもの
◆まとめ
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