*2016年4月のワタクシ。*



4/1(金)

今年も恒例のお花見
今年もNさんとHさんと、毎年お馴染み津田山霊園へ。
2、3日前までは早いかな?と心配したけど、見事に満開で素晴らしかった。
そして今年も花見ができたねと言い合う同世代3人…ありがたや。

昨夜は呑んでしまって寝坊して、慌てて出たら楽勝で間に合いそうだったのに、なんと居眠りして電車を乗り越し、先輩二人を駅のホームでお待たせする事に。ああ酒は慎もう…。

今年は事前に「フルーツを」と通達があったんだが、家で用意する余裕が無くて、フルーツナイフと皿とフォークを持って出て途中でリンゴ、キウイ、夏ミカンを買って行き、現場で剥いて出した。
が、Nさんはアレルギーが悪化してフルーツが食べられないとの事。
去年のようにサラダにすれば良かった…すみません。
そのNさんが作ってくれたヘルシーなお弁当をいただきつつ、用意の赤ワインを飲む。
近頃はワインもペットボトル入りが出回っていて、こういう時はとても重宝。残りはそのまま持って帰る。
Hさんも恒例の和菓子を買って来てくれて、上品な味が嬉しいが、お弁当が豪華版だったので花見団子を1本残して持って帰る。
フルーツも残ったので持って帰って煮て食べる、と言ったら、Nさんが『コブラー』というのを教えてくれたので、帰って早速作ってみた。お手軽、美味しい♪

去年もそうだったが、今年も本当に桜は満開で、帰る頃に少しだけチラホラと花びらが舞い出した。
まさにベストタイミング!
お天気もソコソコで、風も無く、本当に良い日だった。
色々大変なお年頃(年のせいばかりじゃないが)だけど、それでも花は咲き、酒は旨い、と。









4/5(火)

近所の古刹でお花見ランチ。近所住まいのS子さんと。
先日が満開だったので、ちょっと遅いかな、と心配したが、急に寒くなったので持ってくれていた。ありがたや。

赤門を潜ると参道は見事な桜並木。
お寺で飲食大丈夫?と思ったが、先客もけっこういて気楽な雰囲気だった。
まずはS子さん持参のパンの耳(S子さん家はサンドイッチをよく作るので、パンの耳がいっぱい余るそうな)山盛りを、二人して池の鯉に投げる。
残念ながら今日は鴨が全然いなくて、"お客"は鯉と亀ばかりだったが、でかい鯉が集まるのを見るのはソコソコ楽しい。

本堂に一応お参りと言うかご挨拶をして、奥のお庭にレジャーシートを敷いて座る。
境内にも何本か桜の木があって、その1本の下に陣取った。
Iさんがサンドイッチを作って来てくれると言うので、私はツマミ的な物を何品か。自分がワイン飲む気マンマンなので、トマト&モッツァレラとか、オリーブとか、そんなんだけど。
時折日が射す薄曇りで、時折ハラハラ桜が散る。なんだか物凄く寛げた。
「願わくば 花の下にて…」という言葉を実感した。
ポットに用意したコーヒーでデザートを食べた頃にはお腹はパンパン。
立ち上がったらクラリと来た、まずい、ちょっと飲み過ぎた。







4/6(水)

花見から帰ってから、クシャミ鼻水止まらず。

だいたい毎年、花見の頃には花粉は飛ばなくなるはずなんだけど、まだちょっと早かったか???
昨日はまっ昼間に数時間、野外に座り続け、しかもワインまで飲んでたし。
そう言えば帰る頃には風が出て、ちょっと寒くなってたかも(酔っ払ってたからあまり感じなかった)。という事は風邪かも!?
と、なんだか分からないけど具合が最悪で、結局暇にあかせて2日間寝込んでやっと治まった。

…うんまあ、バイト続きで少しノンビリしたいと思っていたし、まあいいか。
って、普通の人は皆毎日働いているんだよね。あーあ。







4/8(金)

飯田橋で毎月恒例シナリオの会なので、九段下で降りて千鳥ヶ淵靖国神社へ行ってみた。
毎年、「第二金曜日(シナリオの会の日)」はちょっと桜には遅くて残念なんだけど。
少し葉桜になってたけど、まだまだ綺麗。
でも暗かった…千鳥ヶ淵はすっかり照明が落とされて、観光客は中国人ばかり。精力的に写真を撮りまくっていたけど、映るのかしら?桜。
靖国は門が閉まってた。参道も桜はあるのでそこは見られたけど。

本当は昼間家を出て、現地でノンビリ過ごしたかったのに、どうしても支度をするのが億劫で、結局ギリギリの時間になってしまった。
行くの遅過ぎ!残念。そして遠い…。







4/9(土)

Punch-Drunk Love』初日、参戦。
全体の感想は7月に行くファイナルでまとめようと思います。

今回は、ちょっと遠出して三郷。桜の残る公園を横切って会館ギリギリにホールへ。
1階6列センター寄りの良い席。マイクを通した声と地声が同時に聞こえるという近さ!
ツアー初日という事もあってか、また一段と異様な盛り上がりだった。
休憩でトイレから戻ったら座席周辺は体育会の部室みたいな臭いになってた(笑)熱気凄すぎ。
筆記用具を忘れたので、質問カードもアンケートも記入できなかったのが痛恨。

遠いので、帰り道フラリとバーガー屋に入ってしまったけど、コートの下はノースリーブという本気仕様(笑)で脱げなかった。
そしてモス、待たせ過ぎ!正直私はマックの方が好きだ。値段設定込みで。

あ、あとこれだけ早めに意思表明。
ペンライト嫌い
眩しくて邪魔だし動きが単純で片腕ばかり疲れる(笑)し。絵的に良いのは分かるから1ステージ1曲くらいにしてほしいな。
ポンポン同様、グッズ売りたいのでしょうけど、あまりアカラサマに商魂見せ付けられると萎える。







4/14(木)

地震
夜、Macをいじってたらグラッと来て、mxiに「揺れた!」と書き込んだけど、その時は正直こんな大事とは夢にも思わなかった。

我ながら後から「頭悪いな〜」と思ったんだけど、こちらでは本当にちょっとの揺れだったし、最初の報道で死者一桁人数とかを聞いた時も、まだたいした災害ではないような気がしていた。
距離があるから揺れを感じないとか当たり前なんだけど…頭では分かっても、感覚が付いて行かないと言うか。
東日本の時、関西以南の人達の心ない発言や書き込みを何度も目にして「くそ〜」と思っていたのに、同じ事を(幸い脳内でだが)してしまった。
九州って遠いんだな…。

ありきたりの事しか言えないけど、一日も早い復興をお祈りすると共に、避難期間中に少しでも快適に皆様が過ごせますよう、願っています。







4/16(土)

Y子さんに誘われて、サクソフォンのコンサートへ。
申し合わせて、久々に着物で出掛けた。
去年いただいたピンクの紬に、白地に黒の花柄帯。バイトの昼休みに買った淡いブルー〜紫の帯締めは、この帯に良く映える、とご満悦♪

曳舟ってドコ!?と思ったら最寄り駅から直通で行ける駅だった。
その曳舟文化センターのホール前で待ち合わせ。
暖かくなったので私は長着一枚で出掛けたが、Y子さんは先日のボロ市で買った道中着を着ていた。うわ〜似合う!素敵!羨ましい!
開場時刻まで余裕があるので、コンビニで缶ビールを買って外で呑み、景気を付けて会場入り口へ行くと、チケットは招待券で無料。ありがとうございます。

数人の小規模なモノを想像していたら、管楽器にピアノと指揮者もいる総勢30人余の大所帯。
ザッツ・サクソフォン・フィルハーモニー』思いの外本格的でワクワク♪中央10列辺りの席に陣取った。
前半はクラシックの小曲集、休憩を挟んで『スター・ウォーズ』メドレーと、ジブリの『天空の城ラピュタ』の曲をストーリー語りで繋ぐ。
重厚な音に素敵な楽曲で楽しかったが、最後のラピュタだけはちょっと…(ジブリが嫌いだからじゃないよ)ナレーション部分が多くて眠くなって…いえ、すみません。寝ました(赤面)。あんな真正面の席でピンクの着物でクークー寝てしまった…でもあの企画はイマイチだったと思うなぁ。
最後がちょっと残念だったが、音楽はとても良かった。
アンコールは定番ジャズ。何人かのメンバーはマスク(ヨーダ、ダース・モール、ダース・ベイダーetc.)を被って演奏、手拍子も始まって楽しかった。

会場を出るとスカイツリーが間近に見えるので、何となくそちらに向かってブラブラ歩く。
スカイツリー駅から電車に乗ると、新幹線みたいな特急スペーシア特急券ナシで乗せてもらえる。一駅だけだけど、ちょっとした旅行気分で嬉しかった♪

浅草から川崎に出て、途中下車で居酒屋へ。
個室に籠もって軽く呑み、用意のセーター二枚を渡す。以前Y子さんが拾って来た毛糸で編んだもので、紺と茶のボーダーと、白とオリーブグリーンのツートン。
あ、写真撮るの忘れてた…。
山のようにあった毛糸も、あとわずか。バイトが終わってから編み物熱が再燃して、編みたくてたまらない。
残りの極太ピンクは私がいただいてベストを編む予定だが、中途半端に少しずつ残った糸(紺、茶、白)で、Y子さんのお孫さん用にベストを編んで持って来るはずが間に合わず、後日送り付けた。
店を出る前にトイレに立って戻ったら、お勘定を済ませてくれていて、セーターのお礼、と言われた。
好きで編んでるのに…でも、甘えてしまう、私。ご馳走様でした。







4/21(木)

実家に行ったら母が古い着物を広げている。
…なんか物凄い数あるんですけど………(汗)。

母の七五三の時の振り袖まで取ってあるのには呆れたが、大人用も若い頃のから一度も袖を通してないという新品(購入当時)まで、まさしく"箪笥の肥やし"がワラワラと。
伯母の遺した茶箱を開けた時も驚いたが、その倍以上の数。
派手派手の銘仙とか、中振り袖とか、もうこの歳で着るのは無理じゃん…と、いうのも含め。
私だってそう先は長くないんで、正直今のペースでは全部着て歩くのは無理だと思う。修理が必要だったりですぐ着られないのもあるし。

出不精で、ずっと一人で店を切り盛りしていた母は、呉服屋が出入りするままに「娘が二人もいるのだから」と着物を買っては出掛ける暇も無く仕舞い込んでいたのだと。
なんだか…なんと言うか。

取りあえず、袖が長いのは切る。丈が短いのは伸ばせれば伸ばす。シミは…自力では無理かなぁ。時間が経ってるし。業者に大枚はたく余裕は無論、無い。
裾の裏地がすり切れてるのなんかも、なんとか直す。
時間掛かるな。袷が多いし。
せっかく3年半も和裁を習ったのに、結局単衣しか教えてもらえなかったのが、返す返すも残念でならないが、自分の着る分だから、何とか自力でやろう。
やらなきゃ箪笥で終わる運命だもの。
(ボロ市で買い物してる場合じゃなかった、って気分…笑)

取りあえず、父が反物を土産で買って来たのを近所の人に仕立てに出したら色落ちが酷いと言われた、という絣の単衣を持ち帰り、洗濯・酢で色止めをやってみる。
ゴム手袋が藍染めになってしまう程の色落ち具合だったが、一晩酢水に浸けて大分良くなった模様。







4/22(金)

プリンス死んだの!?
夜中に流していたTwitterで第一報を見て、仰天。
だって、ついこの間ボウイが亡くなったばかりで、まあボウイはお歳もアレだしかなり病気の話も聞いてたし…ってか何なの!?

マイケルと同年代だったのね(と、言う事は私ともほぼ同世代)。
マイケルは限界かな、と思っていたけれど。
翌日から数日間、ネットラジオでPrinceチャンネルというのを見付けて、Macを触ってる間中(かなり長いです、今暇だから)流してた。
なんだろうこの感じ。特にファンでもなかったんだけど。

フルヌードのレコードジャケットを見て、タケシが「世の中に対する嫌がらせか!?」と言っていたのが忘れられない。
凄い映像インパクトと、それを上回る音楽だったよね。







4/28(木)

母がまた銀行で手続きをすると言い出したので、付き合う事になった。
昨日夕方電話を掛けて来て「急ぐから、これからすぐに」もう窓口閉まってる時間だし。
と、いう事で、翌日午後から先約があったので朝から、雨の中銀行へ。
多少モタモタしたが、ちゃんと目的通りに手続きが(一度で)済んで、ホッと一安心。
と、思いきや、「アンタが(約束があって)焦ってるから気が気じゃなくて、ワケが分からなくなっちゃった」。雨で約束は延期になって、全然焦っても急かしてもいないですけど。
しかも手続きをして内情を知ってみれば、どう考えても急ぐ内容ではなく、数ヶ月先でも問題無かった。

まあね。
親孝行できるうちが花ですよ、やればやる程、逆恨みされるんだけど。







4/29(金)

近所のS子さんが「お茶しよう」と言って来たので、お花見の時と同じ古刹で軽いピクニックをする事に。
各自お茶を用意して午後落ち合い、新緑眩しいお庭のベンチで大福(S子さん持参)とフルーツ(私)をツマミにマッタリした。
空は快晴。ちょっと風が強かったが、それでも日向は汗ばむ程の陽気で、葉っぱや花が日射しにキラキラ輝いてる。
花見の時同様に、S子さんの持って来たパンの耳(またいっぱい溜まってた!)を鯉に投げてやる。
ツバメが数羽、虫でも捕っているのか、池の水面スレスレを滑空してる。ウグイスも歌ってるし、ウシガエルも歌う。
はあ…なんてのどか。なんて爽やか。

S子さんは近頃、物語を作るのに凝っていると言って、ストーリーを二つ語って聞かせてくれた。
なんか、こういうの新鮮…と、言うか、昔はよく漫画仲間とそういう事してたな、「今度こういうの描こうと思って」なんてね。
ありきたりの感想しか言えなくて申し訳無く感じた。今私、行き詰まって枯れちゃってるから。
でも、ストーリーを思い付いたキッカケの話なんか聞いていたら、モノを造る時の胸のざわめきとか、ちょっと思い出して泣きそうになった。

あ、そう言えば新作の依頼が入ったんだった!
締め切りは6月半ば。連休明けにプロット提出。
胸のざわめきを、思い出しながら考えよう。