住宅に隣接する慰霊碑です。
無縁塚
非常にシンプルな慰霊碑です
無縁塚(白井掛地内)
 この塚は、戊辰の役で亡くなった無縁の東西両軍将兵や白河領民を合葬したものである。
 左側には「慶応戊辰年五月戦死墓」と刻されており何名安置されどこに所属した者かは不明である。
 昭和六十三戊辰年白河観光協会
案内板です。
右 昭和五年 馬頭觀世音 三月十六日鶴見貞?
左 明治十一年 ???観世音
戊辰とは関係ありませんでした。恐らく両方とも馬頭観音と思われます。

無縁塚 
住所 福島県白河市白井掛53
戊辰白河口戦争記

住宅地にひっそりと佇む慰霊碑です。
何れの碑も非常に小さく最も大きい無縁塚でさえ、35〜6cm程の大きさです。
大きさでは 万持寺>無縁塚>関川寺=八竜神かと思われます。
さて馬頭観音と慰霊碑が共通の場所にあるのって、白井掛の無縁塚だけのような気がします。
いくら死ねば皆仏と言えども、同敷地内というのはあまり喜ばしくないような。
有名所の稲荷山では背後の山に入ると、馬頭観音が何石も立ち並んでいるんです。
用地の関係もあるのでしょうが、できるなら人は人、獣は獣で場所を分けてもらいたいものです。

<トップへ> <前へ> <次へ> <一覧>