スパイダーマン捕獲計画(4)
後ろに回っていたもう一人のニンダーがスパイダーマンをいきなり羽交い締めにする。
だがスパイダーマンは抵抗することもなく、体をあずけてしまう。密着したニンダーの
体の感触が薄い二枚のライクラを通してスパイダーマンの筋肉に染み込んでいく。
「あぁぁっっ」
喘ぎとも溜息ともつかない声がピンクに染まったスパイダーマンの唇から漏れた。
キスをしていたニンダーはそのスパイダーマンの淡い息を吸い込むと、顔をゆっくり
離した。そして両手でスパイダーマンの顔を愛撫し、日本の親指をその唇の中へ
入れていった。スパイダーマンは待ち望んでいたかのように顎の力を抜き、それを
受け入れる。黒革のグラブがスパイダーマンの舌の上を回転するように這った。
「ほら、うまいだろ。もっと吸えよ、吸え!」
屈辱的なニンダーの命令にも為すすべもなく、まるで子供が飴をなめるように
黒い二本の指に舌を這わせ、首を前後に揺り動かし、なめ吸い上げるスパイダーマン。
後ろから羽交い締めにしているニンダーは指を吸い上げる音に刺激され、みるみる
ペニスを膨張させた。そのペニスをスパイダーマンの盛り上がった大臀筋がくわえこむ
ように挟んだ。腹と背中、太股の表と裏、まるで接着剤でも付けたようにピッタリ
と張り付いていた。ニンダーの興奮も次第に高まり、激しくピストン運動を始める。
それでもスパイダーマンの二つの小山は、太いペニスをくわえ込んだまま放さない。
「うぉっっっ」
ほどなく後ろのニンダーは白濁液をその灰色のライクラタイツの中に放出した。
生地を染み出した白濁液でスパイダーマンの深い谷はぐちゃぐちゃになった。
白濁液を放出したニンダーの声を聞き、もう一人のニンダーは指をスパイダーマン
の口から抜いた。そしてその唾液に濡れた指を使って、薄いライクラを突き破りそう
に勃っているスパイダーマンの乳首を円を描くように愛撫した。唾液がみるみる
ライクラに移り円形の大きなシミになっていく。乳輪が透けて浮かび上がり、乳首が
ヒクヒクとうずいた。
「はぁはぁはぁ あーー はぁはぁ あーーっ」
スパイダーマンは首をのけぞらせ、上に差し出された手の指は空を掻きむしるように
動かした。そるとニンダーはいきなり乳首を愛撫するのをやめ、スパイダーマンの陰部を
握った。左手はクルミを握るように玉をグリグリもてあそび、右手はテントを張るように
突き出たペニスを握りあげた。
「ぐわっ」
連続する刺激に臨界点にまで達していたスパイダーマンは、この行為にあっけなく
白濁液を放出してしまった。もう抑制するものはスパイダーマンの頭はまったくなかった。
染み出る白濁液を潤滑油にして、ニンダーは亀頭のくびれをしごき上げていく。
「ぐぁぐぁ あっあっぁぁぁぁぁぁぁ」
まるで水道の蛇口を開けはなったように再び白濁液を放出してしまうスパイダーマン。
ニンダーの黒いグラブは潤滑油を通り越しペニスを掴んでいられないほどヌルヌルになって
いった。スパイダーマンの股間は大量の白濁液でビチャビチャに濡れ、薄く青いライクラ
など存在しないかのように透けていた。玉の形、ペニスの浮き上がった血管、亀頭の
深いくびれや先の割れ加減、割れた腹筋の下の茂みまで、ニンダーたちに晒していた。
「まだ放出できそうだな。スパイダーマン。最後の一滴まで絞ってやる!」
生体エネルギーの極度の使用によって全身の力がなくなっていくことがわかりながら
それに全く抵抗できないスパイダーマン。最期の時が徐々にだが確実に近づいていた。
