手足の力はほとんどなくなっていた。立っているのではなく羽交い締めにしているニンダーに

体を預けているだけだった。五感も除々に萎え目もかすみ意識も薄らいでゆくスパイダー

マン。だが性感だけはそれに反比例してより研ぎすまされ、

青と赤のライクラに包まれたその肉体を支配していた。

ニンダーは染み出した白濁液グチャグチャになった亀頭をしごきあげるのを

やめ、スパイダーマンの股の奥に手を突っ込んだ。

　ビリビリッ

　そして大きな音をたてピンクのひだの部分に空いた穴を手前にドンドン大きくしてゆく。

裂け目が玉の下あたりにきた時、今度は両手で左右に引き裂いた。押さえつけていたもの

がなくなり、スパイダーマンのペニスが勢いよく解き放たれた。体は萎えていてもそれは

赤黒くギンギンにそり返っている。下腹部をグチャグチャに濡らしていた白濁液が、ポタポタ

床にしたたった。

　後ろのニンダーは興奮した様子で、片手で自分の股間を引き裂きスパイダーマン以上に

そそり立ったペニスをむき出しにした。そしてゆっくり腰を落としスパイダーマンのピンク

のひだあてがった。スパイダーマンの体重を利用してそのひだの奥へゆっくり挿入していった。

「うぉうぉっっ　ううううう　あーぁぁっ」

　快感に震える声も力がなくなっていくスパイダーマン。

「俺のペニスはこれだけじゃないぞ、スパイダーマン。」

　後ろのニンダーが耳元でささやいた瞬間、スパイダーマンは再びうめいた。強化ニンダー

のペンスが体内で一気に５倍の体積に膨張し、前立腺といわずスパイダーマンの内臓を

突き上げたのだった。

「うぐぐぐぐっ　うぁうぁうぁ　あーーーーっ」

　そしてそり返った太いペニスの先が白濁液を吹き上げる。吹き上がった液はそのまま

スパイダーマンの口にかかり、その唇、歯、舌をベッタリおおった。

「どうだスパイダーマン、自分の精液の味は、ふふふふ　もっと美味いものを味あわせて

やろう　フフフフフ」

　ニンダーは笑い声が終わらぬ内、自分の白濁液まみれになったスパイダーマンのその

口にスキをした。そして自分の唾液とスパイダーマンの唾液、そしてその白濁液を舌

を使いその口のなかでニチャニチャと音をたてて攪拌していった。

「うぐ、ゴクゴクっ　はぁはぁはぁ　ゴクっ」

　そして３つの液が混ざったものを少しずつ飲み込んでゆくスパイダーマン。

「どうだ美味かったろうスパイダーマン。この世の最期に味わうにはな。」

　スパイダーマンはニンダーにペニスで後ろから串刺しにされ、ようやく立っている

状態だった。もう何も答えることが出来ない。だが後ろのニンダーが腰を振り、ピストン

運動をはじめると、再びスパイダーマンはうめいた。

「そのよがり声もそろそろ終わりだなスパイダーマン。」

ニンダーはスパイダーマンの顎を片手で掴み、顔を押さえていった。そして今度は腰を

落とし自分の顔をスパイダーマンのそそり立ち、そり返ったペニスの前に持っていった。

ビクンビクン波打つそれの根本を掴むと、吸い付くようにくわえ込んだ。

グプッグプッと亀頭のくびれを喉の奥で溶解するようにスパイダーマンのペニスを

出し入れをしていくニンダー。

「おうおうおうおぅおぅっ　おぅおぅおぅおぅ」

スパイダーマンはおえつ様な声をあげ、ニンダーの口の中に白濁液を放出していった。

「うがっ」

スパイダーマンを「串刺し」にしていたニンダーも、同時にスパイダーマンの体内に

大量の白濁液を再び吹き上げていた。

「ボチボチとどめにしようスパイダーマン」

ニンダーは口いっぱいに広がったスパイダーマンの白濁液をゴクンと飲み込むと

再びそのペニスをくわえ込んだ。

するとニンダーの舌はすぐに変形し細くなっていった。そしてその口に侵入したスパイダー

マンのペニスに絡みつき、ズルズルと尿道に入っていった。そして何かを吸飲するように

蠕動した。すると萎えていたスパイダーマンの体がビクビクと痙攣を始める。

「ぐぎゃーーーーーーーーーーーーーーー」

　体の芯から絞り出すような、スパイダーマンの声が部屋に響いた。