スパイダーマン捕獲計画(3)

 

「おわっぁ おわぁっ おわぁっ」

嗚咽ののような喘ぎ声とともに大量の白濁液を吹上つづけるスパイダーマン。黒い筒に被われた

というより、スパイダーマンの持つものそのままと言っていいほど生々しくうごめくそのペニス。

脳髄を突き抜けるような快感に完全に虜になったスパイダーマンは、すでに抵抗する感情すら

失せていた。筋弛緩剤の効果が薄れ始め、徐々に手足が自由を取り戻していたにもかかわらず。

 そしてモンスター教授の装置はスパイダーマンの精液を吸い尽くすはずだった。だが突然

スパイダーマンへの刺激を停止した。

「あっあっっっっ」

 電撃の苦しさとは違うあえぐような声がスパイダーマンの口から漏れた。

「うーん、うかつだった。お前のザーメンがこれほどの量がとは。装置の貯留漕があふれ

機能停止しおった。」

 モンスター教授が悔しそうに言った。

「だが心配するなスパイダーマン。せっかくここまで快感を楽しんだんだ。別の方法を

用意してやろう。」

 教授の続けざまの声がしたかと思うと、スパイダーマンの陰部を拘束していたものが

乳首、ペニス、睾丸、アヌスと順々に解除され元のリングに収まった。

「はぁはぁはぁはぁはぁ」

 だがスパイダーマンの乳首もペニスも元のままそそり立ち、新たな刺激を懇願するよう

にピクピク痙攣していた。再び壁から延びたアームがスパイダーマンの腰からリングを

回収すると、同じく首と手足を拘束していたアームも壁の中へ引っ込む。

 空中の支えを失ったスパイダーマンは床へ落ちてゆく。だが切れてきた筋弛緩剤の

おかげで本能的に受け身がとれた。だが立ち上がれない。生体エネルギーの多くが

白濁液になり吸い上げられて、体が思うように動かない。膝と手をつき犬の様に四つん這い

なったのが精一杯だった。青く薄いライクラに包まれた二つの小山のような尻を上に突き出

して、破れた後ろの部分にからピンクのひだが見え隠れした。

「スパイダーマン、それでは第二ステージだ。」

モンスター教授の声にはっとして顔を上げるスパイダーマン。そこにはがっしりとした

ニンダーが2人立っていた。その2人が視界にはいると、スパイダーマンは反射的に下

から蹴り上げた。だが蹴りにいつもの切れ味はなく、簡単にニンダーに避けられてしまう。

「スパイダーマン、そんな蹴りでは俺たち強化ニンダーは倒せない」

ニンダーの一人が言った。

「なに・・・」

最後の力を振り絞り、地を這うようなポーズをとるスパイダーマン。

「お前の残りのザーメンはその二人にくれてやることにした。最期までタップリと

搾り取ってもらえ、スパイダーマン、ハハハハハハ」

 勝ち誇ったようなモンスター教授の笑い声が終わらぬ内、ニンダーの一人がスパイダーマン

を蹴り上げる。スパイダーマンはその足を取りねじり倒そうとするが力が入らない。

「ぐわっ」

 技が決まらないスパイダーマンの横腹に、もう一人のニンダーの蹴りが入った。反動で

吹っ飛びそうになるところ、続けざまに上からニードロップを肩口に浴びて床に叩きつけられ

た。そして首筋を踏みつけられ動きを止められた。

「ここはまだ色々ほしがっているようだな、スパイダーマン」

 さらにテカテカと輝きのある青いライクラに包まれたスパイダーマンの尻を、弄ぶように

ゴツゴツとした黒いブーツで踏みつける。

「うっうっうっ、ああ」

 快感とも苦痛ともつかないうめき声がスパイダーマンの口からこぼれる。だがスパイダーマ

ンは首を押さえていたニンダーの足の圧力が一瞬弱まった時、体をひねって体勢を立て直した。

そして首を踏んでいたニンダーに再び下から、蹴り上げる。

「そんな蹴りではダメだといっただろう。」

 蹴り上げられたニンダーは、今度はそのスパイダーマンの足首をつかんだ。そしてそのまま

片手でスパイダーマンを逆さ吊りにする。スパイダーマンがその手を振り払って、逃げようと

した瞬間、さらに残った足をつかみそして体をあずけた。そしてパイルドライバーの様に

スパイダーマンの頭を床に打ちつけた。さらにそのまま腰をつかみ上半身を床に押しつけ

る。

「ううっぐぐ」

 スパイダーマンはうめくだけだった。体をくの字に曲げつま先が顔のあたりに垂れ下がっ

た。大臀筋の谷間に隠れて見えなかった青いライクラの破れた部分が上を向いた。

ピンクのひだがニンダーの目の前に露出する。

「ここがほしがっているものはこれかな。」

ニンダーはそう言うと、黒い大きなグラブをはめた二本の指をそのひだの中に根本まで

ズブズブと音がしたかのように一気に挿入した。

「ぐぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ」

スパイダーマンが悲鳴をあげた。ニンダーはそれを聞くとゆっくり指を引き抜き、また

突き入れる。始めはゆっくり、指が根本近くなると突き刺すように強く。

「ぐぉぁぁぁぁぁっ ぐぐぐっ あぁぁぁぁぁぁ」

再び、叫び声をあげるスパイダーマン。

「どうだ、気持ちいいだろう。ひだの中はぐちょぐちょだよ。」

ニンダーはそう言うと今度はひだの中で指をゆっくりこねてゆく。

「あああっ ああああっ あああっ」

 スパイダーマンの声の調子が変わった。

 ジュプ、ジュプ、ジュプ

 ニンダーのグラブの皮とスパイダーマンの粘液が絡みあい微かな音をたてた。

「こんなことじゃイカせないぜ。」

ニンダーは指を引き抜くと、スパイダーマンの体をゆっくり床にのばしてゆく。

そして覆いかぶさるように上からのしかかり、赤い光沢のあるマスクに両手をかけた。

ビリッ、スパイダーマンの口の部分を横に引き裂き、うっすらと赤みをおびたその唇

を露出させる。それを見てと今度は自分のマスクに手をかけ同じように口の部分を引き裂いた。

そしてよこたわったスパイダーマンの顔を両手でつかんで起きあがらせる。

スパイダーマンの口は半開きになり、次に訪れるものを待ち望んでいるようだった。

そしてニンダーはかぶりつくようにスパイダーマンの唇に吸い付いた。

 ジュル、ジュル、ジュル

 スパイダーマンの唾液と舌をゆっくり吸い上げるニンダー。

「うぐっ・・・・・・・」

スパイダーマンは口を閉じ拒否するどころか、逆にニンダーの舌を受け入れ、思うが

ままにさせていた。モンスター教授の筋弛緩剤は切れたが、催淫剤はスパイダーマン

の体をまだ支配していた。快感には抵抗できなかったのだ。

「ボチボチ、お前のザーメンをいただかせてもらおうか。」

 ニンダーはキスをやめ、ゆっくりスパイダーマンの唇を舌で愛撫すると言った。