トルコ西岸、イズミルの南、カイステル河口にある古代都市遺跡。紀元前1000年頃古代ギリシャ人の海外植民市、エーゲ海からペルシャ帝国の首都スーサにいたる”王の道”のエーゲ海の起点に位置するため早くから貿易通商、工業で発展してきました。紀元前6世紀にエフェソスを支配したリュディア王クロイソスは世界の七不思議のひとつと数えられることになる壮大なアルテミス神殿を建造し、アルテミス女神信仰の中心地となります。のちのローマによって属州アシアの州都とされ、劇場などの壮麗な都市遺跡が発掘されています。 ケルスス図書館、トラヤヌスの泉、ヘラクレスの門、ハドリアヌス神殿、ドミティアヌス神殿、オデオン、ヴァリウスの浴場、スコラスティカの浴場、娼館、マーブル通り、クレテス通り、聖母マリア教会などがあります。 ヘレニズム時代に創設された大劇場はピオン山に沿って造られており、演劇や市民参加の会場に使われました。ローマ時代になって拡張され、2万4000人を収容でき、直径154m、高さ38mの半円形。(MSCの「PORT INFORMATION」から) |
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遺跡のゲート | 入場券 | 遺跡の案内板 |
ヴァリウスの浴場跡 2世紀のローマ式浴場 | ||
オデオン 1400人収容する音楽堂 | ||
バシリカの円柱 | ||
プリタネイオン 女神ヘスタの聖火をともしていた。 | メミウスの碑 ローマの独裁官スラ、息子ガイウス、孫メミウスを祀る。 | 勝利の女神ニケの像 ナイキのマークの元?といわれている。 |
クレディア通り 両側は商店跡、突き当たりはセルスス図書館 | ||
ヘラクレスの門 獅子の毛皮を纏ったヘラクレスの円柱 | トラヤヌスの泉 ローマ皇帝トラヤヌスにささげられた。 | クレディア通りのモザイク 小さなタイルで、見事です。 |
ハドリアヌス神殿 | ||
神像 | スコラスティカの浴場跡 | 公衆トイレ跡 水洗で情報交換の場だった。 |
セルスス図書館跡 アレキサンドリア、ベルガマと並ぶギリシャの三大図書館の一つです。 | ||
大理石の通り | マゼウスとミトリダテスの門 | 門から見上げる図書館 |
大劇場 右上はアルカディアン通り(海岸通り) | ||
大劇場の客席 | アルカディアン通りからの大劇場 | 聖母マリア教会 431年のエフェソス公会議が開かれた。 |