5月7日(水) “〈『中国新聞』より−〉当地パウリスタ医師会と広島県医師会、姉妹縁組へ”

 5月5日付の森田会長からの報告にもありましたように、6月、当地サンパウロの「パウリスタ医師会」と「広島県医師会」が姉妹縁組を結びます。

 ブラジル現地における被爆者医療の向上を目指します。
 当協会の長年にわたる願いと訴えが、これでまたひとつ現実に近づこうとしています。

 5月7日付『中国新聞』が報じてくださいました。以下に紹介します。

(ホームページ管理者)

広島とブラジルで医師会縁組
(「中国新聞ホームページ」5月7日付から全文抜粋)

 広島県医師会は6月、被爆者健診で交流するブラジル・サンパウロ州のパウリスタ医師会と、日本人移民100周年を機に姉妹縁組を結ぶ。南米の医師会とは初めて。被爆者医療の向上を支援する。

 6月20日の現地での式典に、碓井静照医師会長ら5人が出席。移民100周年を機にブラジルを訪れる藤田雄山県知事や、在ブラジル原爆被爆者協会の森田隆会長が立ち会い、協定書を交わす。

 今後は、広島市内の医療機関でブラジル人医師の研修を積極的に受け入れるほか、ブラジルでの技術指導も強化。日本から派遣した医師が診療できるよう、法改正を同国政府に働き掛ける。県医師会は1985年から、ほぼ隔年で医師を派遣して被爆者健診を実施。昨秋には初めて被爆者医療の技術を現地で指導した。

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