4月21日(月) “協会がいま進めている活動と予定をちょっとお知らせします”

 こちらは今日はチラデンテスの日でお休みです。

 今年の被爆者協会の今後の運動について少しお知らせ致します。

 先ず5月中旬より、長崎で被爆され、ブラジルで絵や、習字の教室を持っておられる伊藤薫さんの生徒さんを含めた絵の展示会が、こちらのショッピングセンターで15日間ぐらい行われます。
 協会はその場で、長崎の高校生の1万人署名運動のサイン集めを行います。

 6月は移民100年祭の式典が有りますが。6月19日、今まで長崎、広島に研修に行かれた32名の医師などを集めて、研修呼び寄せ団体の広島のハイケアーから、ハイケアー会長、広島原爆病院院長の土居先生が来られ、ブラジルでハイケアー支部の結成について、話し合いが行われます。

 6月20日は、広島県医師会とサンパウロ州のパウリスタ医師会の姉妹縁組が、広島県医師会碓井会長、外8名の理事達の出席のもとに調印式が行われます。この席には藤田雄山広島県知事も出席されます。

 8月1日から9月10日までサンパウロ州の移民博物館で、広島、長崎の原爆資料館主催の原爆展が開催されます。
 これは中南米で初めての原爆展で、我々も協会の仕事として取り組んでいます。
 期間中に京都の被爆者の方が来伯されて、会場で被爆体験をされることがきまっています。

 10月には、南米在住の被爆者健診が行われます。

 5月20日には森田会長が日本に行かれます。
 奥様はまだ昏睡状態で、流動食など直接胃に流し込む治療などされていますが、先週金曜日病院を出られて、そういう方々を治療する施設に入られています。
 24時間その施設の方が見て下さいますので、森田会長の付き添いも必要がなくなりました。
 これで森田会長も少しは楽になられるのではないかと私達も安心致しました。

 映画「アンゼラスの鐘」をブラジルの若者に見て頂くために、上映権を買う運動を始めています。
 そのために新しい組織作りに取り組んでいます。

 というところが今の被爆者協会の現状です。

 サッカー・サンパウロ州選手権は、昨日サンパウロがパルメイラスに2対0で負けて、最終戦2試合はパルメイラスと、カンピーナスのポンチプレッタの両チームで行われます。

 では、又 

(盆子原 国彦)

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