4月18日(金) “老齢の被爆者が日本まで行き、陳情を繰り返さなければ事が前に進まないということが本来おかしいわけで…”
まだ体調は悪いのですが、仕事が山積みでどうにかこなしています。
……
4月に行われる予定だった、在外被爆者代表の厚生労働省、支援して下さる議員の方々への陳情が行われず、残念でしたが、老齢の被爆者が日本まで行き、陳情を繰り返さなければ事が前に進まないということが本来おかしいわけで、舛添厚生労働大臣も、11月に行われた在外被爆者の陳情には、会って下さいましたが、その後、在外被爆者の居住地での手帖申請も国会で宙に浮いたままです。
そして国会で402号通達について謝罪「同じ立場にある人に(在外被爆者)一日も早く支払いが出来るよう財務省と折衝中である」と発表されました。その後この件については、どのような機関からも何も発表されていません。
私達にしてみれば、あれから5ヶ月、あの時の発言はその場限りの言い逃れ!!!!ではなかったのか、との思いを強くもっています。
あの発言を聞いて喜んだ被爆者が、生きている内に日本で被爆者が受けている援護と同等の援護を海外でも受けられるようにしていただきたい、それは厚生労働省の仕事ですから、シッカリ仕事をしてもらいたい。その事につきます。
402号通達を発令し、30年近く在外被爆者を差別し、最高裁で何度も、何度も、違法行為をするな、一日も早く正常な業務をするようにと判決を受けていながら、未だに何もしない、そのような職員は一般の会社ならもうとっくに首になってますが、国家公務員という名前の上にあぐらをかいて何もしない。
我々在外被爆者はいったいどうすれば良いのでしょうか。
ただ年老いて、苦しんで死を待つ・・・・・・・だけですか。
……
話は変わりますが、日本の国民はすごいことをやりますね、75歳以上の医療問題、確実に金の取れる老齢年金から差し引くとは!!!!!
世界で初めての悪法ではないのですか。
今まで日本の為に戦後の苦しいなかを、一生懸命頑張って、ようやく安心して老後が過ごせると、思っておられたその矢先の法令です、年老いた方々の精神的な苦痛はいかばかりでしょうか、子が親を見捨てたと言っても良いのではないでしょうか。
以上思いついたままに
(盆子原 国彦)