10月9日(火) “〈『中国新聞』より ― 〉被曝専門医師団、広島からサンパウロへ向けて出発”

 10月9日〜16日まで、広島から「放射線被爆者医療研修事業医師団」をサンパウロにお迎えします。
 広島で、医師団が知事との会見と出発式に臨む様子を、10月4日付、9日付『中国新聞』が報じておられますので、以下に紹介します。

(ホームページ管理者)

ブラジル派遣医師団が抱負
(「中国新聞ホームページ」10月4日付 から全文抜粋)

 ブラジルに住む被爆者が現地で日本並みの医療が受けられるよう現地医師の研修をするため、広島県が初めて派遣する医師たち7人が3日、広島市中区の県庁で、藤田雄山知事に抱負を語った。

 約300人の医師に放射線の人体への影響や被爆者医療の講義をする。

 8日に出発し、19日に帰国する。サンパウロと南東部のパラナ州クリチバの3病院で医師に講義をするほか、被爆者と意見交換、健康相談も受ける。

ブラジルへ初の研修医師出発
(「中国新聞ホームページ」10月9日付 から全文抜粋)

 ブラジルの被爆者医療に当たる現地医療関係者の研修のため、広島県が初めて派遣する医師ら7人が8日、広島市南区のJR広島駅を出発した。

 サンパウロと南東部のパラナ州クリチバで医師らに被爆者医療について講義し、19日に帰国する。

 広島駅であった出発式で、城納一昭副知事が「高齢化した被爆者が現地で安心して医療を受けられるよう尽くしてほしい」と励ますと、県医師会の碓井静照会長は「被爆者医療の経験を生かし、現地の思いをしっかり聞いて帰りたい」と意気込みを語った。

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